味いちもんめのレビュー
6点 polojoさん
あらすじは、伊橋悟が一人前の板前を目指す料理マンガ、というより板前道マンガ。料理のうんちくや知識が所々はいってくるが、伊橋の成長というマンガの軸を邪魔はしないのであまりうざさはない。
はっきりいって、絵は下手。ギャグセンスもほとんどないマンガ。
ずっと淡泊なまま物語が続く。しかしその物語の中にあるささやかな読者へのメッセージが胸を打つのだ。さらりと大切なことを教えてくれるので、説教臭さもほとんど感じない。
そしてこのマンガは本当に一歩ずつ登場人物が成長する。一つのエピソードで爆発的に成長することはないが、長い目でみると、着実に大きくなっていくのである。この部分もまた。愛着の持てるゆえんだと思う。
「面白い!!」となる作品ではないかもしれないが、爽やかな気分になれる作品だと思うので、是非多くの人が読んでほしいと思う。(ブックオフで安売りされているしね(笑))
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[投稿:2013-05-12 00:10:32] [修正:2013-05-12 00:10:32] [このレビューのURL]
7点 rさん
最初の頃は変に劇画調だったり噴飯物の料理関連ネタが
飛び交うアレな展開ながらもすぐに普通の漫画的になっていくのでどうか1巻で挫折しないで頂きたい。
料理を中心とした人情話でやや説教臭いところもあるが、キャラクターが皆親しみやすくすんなりと読める。
短所はご都合主義的展開が少し見られる点。ごくまれに主張がぶれる。
絵柄は好みではないが悪くはないと思う。
原作者の急逝により連載終了となったが、基本は一話完結なので特に問題はない。
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[投稿:2010-09-05 17:00:45] [修正:2010-09-05 17:00:45] [このレビューのURL]
9点 taneさん
あまりこうゆうノホホンとした漫画は好きではないのですが、この味いちもんめは別です。
季節とか食べ物の大切さとか、あたりまえでよく言われてること。そうゆうことを、押し付けでなく自然に教えてくれるし、なによりノホホンとした中に面白さがあります。
たまにあるギャグも平成世代の僕でも面白いと思うくらい、不朽な感じです。
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[投稿:2008-07-17 01:53:03] [修正:2008-07-17 01:53:03] [このレビューのURL]