あらすじ 異国風の彫りの深い顔立ち。すんなりと伸びきった肢体。ジーンズにナ... 続きを表示>>
おもいでエマノンのレビュー
7点 勾玉さん
この漫画の雰囲気と全体に漂う空気感はまさに絶品。
描き文字や効果線などの漫画的表現を用いず
瞬間、瞬間を切り取ったかのように描写する鶴田謙二のスタイルが、
原作の魅力を最大限に引き出しています。
写実性に優れた情景は、臨場感に溢れ
冬の夜空と、漆黒の海に
思わず肌寒さを覚えてしまうほど。
物語の内容もまとまりがあり、読後の後味も爽やか
悠久の存在との、うたかた程の一時が
切なさと、そしてそれ以上の浪漫を感じさせてくれます。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2012-06-22 15:30:47] [修正:2012-09-10 21:03:33] [このレビューのURL]
8点 Dr.Strangeloveさん
寡作で知られるあの鶴田謙二が単行本を出したというだけでも一つの事件だが
それを抜きに評価しても本作は面白い。
繊細な絵柄が醸し出す雰囲気とどこか郷愁を感じさせるストーリーが見事にマッチした傑作。鶴田の描くSFはやはり良い。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2009-05-10 20:38:13] [修正:2009-05-10 20:38:13] [このレビューのURL]
5点 わたなべさん
独特の雰囲気が漂う作品。
主人公の目的がいまいち分からず感情移入はしにくいが、世界観を楽しめる人は多いと思う。
ただ、本棚に置いておく必要はない。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2015-07-16 22:07:01] [修正:2015-07-16 22:07:01] [このレビューのURL]
10点 とろっちさん
ストーリーの付いた画集というような印象。
だがそれはストーリーが二次的なものだという意味では決してなく、絵があまりにも凄すぎるから。
無駄なコマが1つもなく、全てのコマに生命が宿った作品。
出会いと別れ。
後ろ髪を引かれるような読後感がたまらなく切ない。
そうして美しい思い出を胸に秘め、人は力強く生きていくのだ。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-08-14 01:26:35] [修正:2010-08-14 01:26:35] [このレビューのURL]
8点 punpeeさん
素晴らしいです。
特別この作者が好きな訳では無いのですが、これは名作。
世界観に入り込めるという点で、漫画の表現の可能性を感じた作品でもあります。
他のレビュワーの方の「写実性」という表現が一番ピンと来ました。
自分もそこにいるかの様な、
ここまで臨場感を覚えた漫画は初めてです。
タイトルも秀逸。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2016-02-13 18:32:06] [修正:2016-02-13 18:32:06] [このレビューのURL]
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