ウロボロス-警察ヲ裁クハ我ニアリ-のレビュー
5点 朔太さん
物語の中心となるのが、復讐劇です。
復讐対象は、警察機構にあるという、いわばよくある話とも言えます。
しかし、警察という公務員たちの出世や手柄を競い
合ったり、大組織に生まれる縦割り組織のエゴによる
社会的な腐敗としての課題を追求しているなら、
共鳴できるのですが、煎じ詰めると警察の中で権力を
握った人の個人的犯罪なんですよね(ややネタバレ)。
24巻も連載が続いたのだから、面白いと思える意外性も
あることはあるのですが、おおむね想定内の範囲での展開と
想定内のキャラしか出てこないので、さほど沸き立つものはなかったです。
唯一、表題だけは惹きつけるものがありました。
この表題で読んでみようかと思った人は多いかもです。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2018-07-03 19:41:43] [修正:2018-07-03 19:41:43] [このレビューのURL]
4点 gundam22vさん
絵は綺麗で好きですが。既に他の人が仰っている否定的な意見に賛同します。個人的に警察にあまり好意的な感情はないにも関わらず、本作の腐敗的な描き方はぶっ飛んでいて引いてしまいました(外国のどこぞのヤバい国レベル)。主人公が刑事なのに犯人を射殺しまくって平然としているのも残念です。全体的に格好つけてるのに滑って寒い作風に感じて、大筋の事件への関心も沸いてこないままリタイアしてしまいました。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2017-07-30 22:37:18] [修正:2017-07-30 22:37:18] [このレビューのURL]
4点 デビルチョコさん
ストーリー概要と表紙を見て、
面白そうだったので18巻まで纏めて買った。
そして1週間以内に売った。
どのエピソードも、つまらなくはないが、特に面白い話がない。
過去の事件を追いながら進んでいくストーリー展開も、
続きが気にならなかった。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2015-02-13 22:32:51] [修正:2015-03-15 11:20:40] [このレビューのURL]
5点 臼井健士さん
冴えないように見えながらも犯人検挙率ナンバーワンの刑事と暴力団の若頭の男。
実はこの2人は幼馴染。自らの恩師を殺害した事件を隠蔽した警察組織の男に裁きの鉄槌を下すため、
協力して犯人を追っていた・・・・・。
そう・・奴等は復讐に燃える「二匹の龍」(ウロボロス)だったのだ・・・・。
最近では珍しい刑事ものの漫画です。昔はよくあったと思う題材ですが、最近は流行らないのか
パッタリと見掛けなくなりましたね。
絵は綺麗で確かに見やすいです。ですが、「謎解き」を主題にしているわけではなく、
理不尽な犯罪を起こすものたちに裁きを下す内容の為、有無を言わずに「撃ち殺す」率高し!
そのため、コミックスがすぐに読み終えてしまえます。
内容があまり感じられず、復讐しても「爽快感」もない。
掲載誌の作品中では読めるほうではあるんでしょうが・・・イマイチ。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2011-01-08 18:52:37] [修正:2011-01-08 18:52:37] [このレビューのURL]
6点 そうすけさん
警察により恩師を殺された二人が警察に立ち向かっていく物語・・・かな?
一つ一つの事件はそれなりだが、なぜ主人公ふたりに半ば超人的な身体能力があるのか、とか、どのようにそれぞれ警察、ヤクザとなったのか、などの過程の部分が抜けているため違和感。おいおい明らかになっていくとは思うのだが。
あと大概犯人を殺して終わるのも嫌い。
探偵ものなら逮捕なんだけど。そういう漫画ではないということか。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-04-28 23:47:43] [修正:2010-04-28 23:47:43] [このレビューのURL]
PR