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5.56点(レビュー数:25人)

作者浦沢直樹

巻数23巻 (完結)

連載誌ビッグコミックスピリッツ:1994年~ / 小学館

更新時刻 2012-05-15 20:17:39

あらすじ ヒロイン海野幸(うみの みゆき)は両親を失い、3人の兄弟妹を抱える18歳の女子高校生。兄が事業に失敗してつくった2億5千万円の借金を返す為、プロテニスプレイヤーになり、その賞金で借金返済をしようと決意する。

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HAPPY!のレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全25 件

4点 po1yata3さん

はっきりいってこれが芸能界の話だったら非常に面白いと思った。
でも、テニスってところで-6です。理由は

1、日本がテニスがすごい強い国ならこの内容は納得ですが、テニスは外国のある程度大柄な人間しか(女性でもです)2憶五千万円なんて一回では稼げません。
こんな小柄で華奢でしかも周りにも恵まれてない主人公が1年で世界の頂点なんて甘いスポーツじゃない。

2、ライバル蝶子も大して大柄でもないのに、しかも主人公を悪だくみで追っかけるばかりして、練習もしないのにいきなり世界のトップレベルって?
この作者日本のテニスの状況知ってるの?伊達公子だっていきなりトップになれたわけではない。伊達だって一気に2億5千万も稼ぐほど強くなかったし

3、蝶子がデビューしたばかりで世界からチヤホヤされすぎ、日本選手でこんなのあり得ません。あれだけ数年活躍した錦織ですら、王者の器ではないって悪口いう人もいるぐらい。あまりにもお花畑というか、あんた世界のテニス見てるのって思った。そのくせ蝶子はテニスとはプロとはって語ってるが、
あほじゃないの
あんな大柄なシャラポワでも薬物しないとやっていけない過酷な世界なのに、こんな小柄な日本の小娘が世界のいきなりトップって テニスなめとんのか?
どうせお花畑ならテニスの王子様みたいな忍者のような技とかそっちの方がいかにもザ・マンガって感じでまだ良いわ。

4、世界の男性トッププロは、女と遊んでるっていいますが、確かにジョコビッチとかはそういうところありましたが、ナダルなどはスペインのテニスをしたい子のために自費で学校を建てたり、フェデラーとかも尽くしてくれた奥さん大事にする人格者です。
なのに、世界のトップの男は蝶子のような女の誘惑にすぐ負けるとか、馬鹿にすんなって思った。

ここまで悪口ばかり書きましたが、あくまで理由はテニスを題材にしてるからです。
これが芸能界の話だったら、非常に面白くてもっと売れてたかも。
日本の女の子はテニスよりましてや小柄で華奢でかわいい子だったら、芸能界の方が断然稼げるでしょ。
浜崎あゆみのような歌姫を題材にした話で、蝶子が宇多田ヒカルのようなサラブレットシンガーで、幸が歌とソングライターの才能が非常にあり、テニススクールでなく、芸能プロを舞台にした話なら この話はもっと人気でたと思います。
蝶子の性格はテニスプロより芸能人の性格そのものです。

これが芸能界の話でしたら、10入れますが、テニスなのでこの評価です。
テニスを馬鹿にしすぎです。ナダルやフェデラーに謝ってほしいわ




ナイスレビュー: 0

[投稿:2017-06-14 01:16:09] [修正:2017-06-14 01:16:09] [このレビューのURL]

1点 kentoさん

主人公が蝶子ならいいが、これでは読み進められない。
最後まで読めばわかるのかもしれないが、途中で投げ出されるようでは元も子もない。悪役を作らなければ主人公を輝かせることができない、「できの悪い韓国ドラマ」のような作品。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-09-27 12:24:45] [修正:2012-09-27 12:24:45] [このレビューのURL]

9点 ルカさん

感情移入のさせかたが天才的。
敵キャラに対して読者がムカつき、イライラする。
そして倒して欲しいと思うようになる。
イライラがつのった分主人公が勝利したときの
読者の気持ちよさはハネ上がる。
言わば怒りはバネ。
HAPPY!は計算されたマンガ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-03-01 13:30:43] [修正:2012-03-01 13:30:43] [このレビューのURL]

3点 臼井健士さん

ヒットメーカーの作者にしては珍しい駄作です。

「YAWARA!」にイジメとか、誤解からくる非難とか、主人公の貧乏に借金・・・と「負のイメージばかり」を注入した劣化作品。そんな展開だから読んでて気分が良くない。

で、誤解が解けたら「手の平を返したように反省し、(主人公を)見直す周囲」ってのがこういう話のパターンだけれど、そういう展開では残念ながら「爽快感」は感じられない。

むしろ「自分の真実を見抜く目の無さ」を棚上げして、コロコロ旗色を変えようとする節操の無さに怒髪天を衝く!・・・と思います。

同タイトルで(文字が英語かカタカナかの違いだけ)で「盲導犬を題材にしたファミリー漫画」がありますが、読むならそちらの方にすべきでしょう。

『Happy!』よりも『ハッピー!』・・と覚えておきましょう。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-11-27 11:16:34] [修正:2010-11-27 11:16:34] [このレビューのURL]

5点 レトさん

全体を通してあまりにも不快な「タメ」を作りすぎたために肝心の「カタルシス」が目立たず綺麗に爽快感を残せなかった構成の失敗例とも言える作品。
また、テニスの描写も表層的な上に試合の演出がどれもワンパターンで、作者のテニスへの知識や思い入れの乏しさが伝わってきてしまうのはスポーツ漫画としてはかなり物足りない。
綺麗にオチないという意味では浦沢直樹の作家性がよく現れている凡作。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-11-22 19:57:01] [修正:2010-11-22 19:57:01] [このレビューのURL]

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