MONSTERのレビュー
4点 いーらびさん
伏線張りまくった割りに不完全燃焼で物足りない。
もう少しどうにかすれば凄く面白くなりそうな題材なのに、
決定的な何かが抜け落ちている。
その意味で「20世紀少年」とダブる。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2010-04-16 10:43:22] [修正:2010-04-16 10:43:22] [このレビューのURL]
6点 かずーさん
面白いし夢中になれる作品には間違いない。
ただ伏線張りすぎで、途中話の相関関係が分からなくなったり、ちょっと
頭がこんがらがったりする。かなり気合いを入れて読まないと・・・。
また張りすぎた伏線を回収できたか疑問が残るし、ラストが少し拍子抜けの
ような気がする。最終的にラスボス(敵)の伏線の張り方に疑問が残った。
だから拍子抜けするのかなあ、と感じました。
良くも悪くも浦沢ワールド全開。
アンチ浦沢以外は読んで損のない作品です。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2010-02-16 19:16:46] [修正:2010-02-16 19:16:46] [このレビューのURL]
8点 kuroneko3298さん
この作品は一気読みしました。いや-痺れた!!
やっぱラストは「なんじゃそりゃ?(涙)」と思ったけど
待たずに読めるってこんな楽しいのかと思った(笑)
「ヨハン」の心情は「ともだち」同様遂にわからずじまい。
あいかわらず悶々させてくれます。なんでこうなんだかー。
でもやっぱ惹きこまれて夢中になってる自分がいて・・
まいった=と言う感想になっちゃう。
あの絵本も全て浦沢氏の創作・・と思うとその凄さに又痺れる。
「もう一つのモンスター(小説)」もまた違う意味で凄い。
やっぱ浦沢氏は天才-絶対そう思う作品。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2012-10-03 00:31:25] [修正:2012-10-03 00:34:03] [このレビューのURL]
10点 kohshiさん
とにかく最初からグイっと惹き込まれ、そのまま離してくれない。
終盤の展開や、ラストのオチは賛否分かれるところだと思いますが、熱中度があまりに高いのでこの点数です。
この漫画の特殊な所は、中盤以降に主人公が変わった事。
もちろん主人公は最初からテンマなのですが、序盤の展開はあくまで「テンマというフィルターごしに描かれるヨハン」が本質的な主人公であり、一番惹きつけられる要素だったと思います。
ラストのオチは、テンマに惹かれていた人には満足でき、ヨハンに惹かれていた人には物足りなかったのかな?と。
個人的には、そのすさまじい展開力と、テンマをはじめとするキャラたちの人間味に一番魅力を感じました。
ルンゲをはじめとした準主役も当然ながら、冒頭の新聞記者、アルコールに溺れた元刑事、責任感から復讐に走る歯科医、コーヒーの味で人を殺せなくなった元スナイパー・・・すべてのキャラが素晴らしく、漫画で疲れた涙腺によく響く(笑
ヨハンは確かに特殊かもしれない。
ただ、数万人もの子どもが彼と同じ境遇におかれたなら、そのうちひとりぐらいは、あのような「天才」がいたとしても不思議ではないのかもしれませんね。
ココアの大好きな純粋な子どもでも、あのようになってしまうのですから。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2011-02-14 13:59:09] [修正:2011-02-14 13:59:09] [このレビューのURL]
7点 tetsushikiさん
【全巻読了】
浦沢さんはこの作品からシリアス街道を走り出した。
この作品の特長は話の作り方と表情あたりか。
また、短い話の中に、一人ひとりを丁寧に描こうとしているのは伝わる。
時々ではあるが、お涙シーンの後に、そのキャラクターをあっさりと殺すところは浦沢ワールド。
最終巻のオチは賛否両論あるだろうが、(個人的には否)
それを補って余りある面白さだと思う。
伏線の回収だとか、目的だとかそんなところは評価の対象にはならない。
とにかく読者をグイグイ「引き込む」強さが尋常じゃない。
浦沢さんがやりたいのはそういうところなのだろうか。
ヨハン・リーベルトをネタにしたインパルスのネタも
今となっては懐かしい。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-08-10 01:09:53] [修正:2010-08-10 01:09:53] [このレビューのURL]
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