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総レビュー数: 13レビュー(全て表示) 最終投稿: 2008年12月20日

これはもう単純に、こんなマンガが商業ベースで存在していることに驚いた。映像畑の人にもSF好きの人にも自信を持って薦めることができる大傑作だと思う。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-12-20 15:55:19] [修正:2008-12-20 15:55:19] [このレビューのURL]

このようなマンガならば、いくらでも読みたいと思う。こんなものばっかりだと困ってしまうけれども。
インテレクチュアルが描いている知的なマンガ。完結はしておらず、今後何かに化けるのかもしれないけれども、現段階まででも十分に楽しめる。
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第3巻まで読んだ感想。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-12-21 00:25:38] [修正:2008-12-21 00:33:37] [このレビューのURL]

恥ずかしながら最近になってその存在を知った。いまのところ、私はこの作者の作品のなかではこれが一番好きだ。
本作がさきにあった、ということを知ったとき、『寄生獣』の私の中での評価はいくぶん下がった。この初期作品に見られる深みのことを思うと、『寄生獣』は子供向けに書かれたか、あるいはそこで扱われているテーマが作者の手に負えないものだったか、どちらかだったのだろうと思ってしまうのだ。
本作は、その表現とストーリーとテーマが見事にマッチしている傑作。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-12-20 15:46:23] [修正:2008-12-20 15:46:23] [このレビューのURL]

8点 度胸星

明らかに展開不足のまま終わってしまったことが、この作品をかえって魅力的にしている。話がもっと続き、主人公たちが例の巨大な謎の解明に取り組むというプロットが延々と続いていたら、読み続けることができないほど退屈な紋切り型のマンガになっていた可能性が高い。謎が「解明」などされてしまったら最悪だったろう。
幸いにも本作は途中で打ち切られ、『ライトスタッフ』的な宇宙飛行士訓練物語として記憶されることになった。そのような物語としては、本作はユニークな着眼点を持っていて面白い。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2008-12-20 16:49:54] [修正:2008-12-20 23:36:57] [このレビューのURL]

大人の鑑賞に耐えるビルドゥングス・ロマーンだと思う。
なぜ大人がビルドゥングス・ロマーンを読まなくちゃならないのか、という問題はあるにしても、どうしても何か読めと言われた場合には、イヤな感じのするところがほとんどない安定した品質がありがたい。26巻という長丁場を息切れせず、うまく大団円にまで持って行った。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-12-20 16:25:00] [修正:2008-12-20 16:25:00] [このレビューのURL]

初めて第一巻を読んだときには、その発想と話術にかなり驚いた。
ただ、巻を追うにつれて急速にマンネリ化が進んだように思う。エピソードの味付けのしかたが予定調和的になっていくし、最初は斬新に思えた語り口も嫌みに感じられてくる。
ずっと第一巻だけ読んでいればいいのかもしれない。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-12-20 16:08:03] [修正:2008-12-20 16:08:03] [このレビューのURL]

力強い正統派のストーリーテリング。
絵柄と、中心人物3人の関係の設定が少女漫画的で、読んでいてちょっと疲れることもあったけれども、端正な印象を与えることにもなっているのでしかたがないか。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-12-27 10:30:30] [修正:2008-12-27 10:30:30] [このレビューのURL]

描かれている内容そのものにはもう驚けなくなってしまったけれども、その突き放したスタンスには凄みを感じる。マンガという媒体に限らなくても、きわめて稀な地点にまで行ってしまっているのではないだろうか。
ただ、いまの私はこういうメタな部分ではなく、もっとマンガそのものを求めているので、いまひとつ響いてこない。昔ならばもっと楽しめただろうと思う。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-12-20 16:40:35] [修正:2008-12-21 06:31:38] [このレビューのURL]

7点 寄生獣

とてもいい作品だと思うし、昔は熱中して読んだものだが、いま全体を通して読むと、SF作品としての深みと広がりのなさに不満を覚える。マンガとしては高いレベルなのだろうとは思うけれども、ここまで来るとついつい欲張りになってしまうのだろう。
端正でクリーンな絵は、当時も革新的だった。いまでも安心して読むことができる。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-12-20 15:36:04] [修正:2008-12-20 15:36:04] [このレビューのURL]

昔、途中まで読んだときには楽しんだ記憶があるが、いま読み通すとかなりうんざりした。
終盤から結末に至る流れがロマンチック・コメディとして読者に支持されていることが意外だ。私には、主人公が悪い女につかまり、避けられない結末へとゆっくりと歩を進めていくホラー・ストーリーに見えた。
とはいえ、物語の始まりから中盤までは安心して読める良作であることは間違いない。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-12-20 15:26:56] [修正:2008-12-20 15:26:56] [このレビューのURL]

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