「ガクちゃん」さんのページ

総レビュー数: 47レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年01月24日

銀次郎に出会ってしまって人生がある意味狂ってしまったというか、失敗してしまったというか…。
まさか自分が主人公になれるわけもないのにお手本にしてしまったのである。
以来、女嫌いのふりをし(女嫌いであること=硬派という勘違いしていた)、下ネタはまったく受け付けず、背を高くする努力もせず、アルバイトに精を出した結果、当然、彼女の影もない青春時代を送る事になってしまった。
それでも、今だに意識の根底に「男とは」という一つの価値観を自分に持たらしている。
漫画というより、自分にとってこの作品はバイブルである。
同じ年代では私と同じように影響を受けた男がたくさんいた。

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[投稿:2009-02-08 20:37:26] [修正:2010-01-02 23:26:26] [このレビューのURL]

9点 BECK

著者の中でも明らかに別格的存在。
キャラクターが突き抜けている。
著者はたぶん描き切る作品を一本残したかったのだ。
そして描き切った。
こんなに見開きが魅力的な漫画って他に思いつかない。
音が聞こえないから、この物語が成立する。

壁としての盛り上げ役のレオン・サイクスは、ちょっと無理やりっぽく、彼にリアリティを持たせるために、結構描きこまれているが、読んでいて、このエピソードいるかな?、って感じるのも事実。
敵役がライバルバンドなら単調だったろうし、観客を湧かすってだけでも物語としては弱い故での敵役の設定だったのだろうけど。

普通の学生のライブ漫画編。
(BECKメンバーがゲスト出演)

千葉くん主演・ジム・ウオルシュ監督のカンフー映画撮影編。

斎藤さんの新婚生活編。

肩の力を抜いたところで著者へリクエスト!

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[投稿:2010-01-02 00:35:20] [修正:2010-01-02 00:35:20] [このレビューのURL]