「dollbox」さんのページ

総レビュー数: 155レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年07月09日

7点 大奥

引っかかったのは、主人公だと思っていた水野が途中でフェイドアウトしてしまったこと。
それを含めた後の展開で吉宗が描きたいのだとわかったけど、1巻だけだとなんだかどっちつかずの印象を受けてしまう。
あと、剣道のシーンはもう少し緊張感が欲しかったのも正直なところです。

とは言え作品全体的のクオリティはなかなかのものではないでしょうか。
よしなが作者の絵が大奥の世界観に絶妙な雰囲気を与えており、なんとも美しい。
凛とした吉宗と悪人顔した家臣の対比も、政治的な陰謀を交えて描かれており、巧い。
吉宗はただただかっこいい。

これからの展開によっては、もっともっとおもしろい作品になる可能性があると思っている。


追記
なりました。

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[投稿:2006-06-30 15:36:10] [修正:2006-06-30 15:36:10] [このレビューのURL]

迷作中の名作です。
のだめでもR☆Sオケが羽目をはずすシーンがありましたけど、そんなもんじゃあない。
自分達だけが楽しい、それがよっぱらい研究所。
むしろこのゾーンまで突入してみたくなりました。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2006-06-19 18:59:39] [修正:2006-06-19 18:59:39] [このレビューのURL]

弟が実際にはほとんど喋ってないのがちょっとおもしろかった

えー、結論から言ってしまうと「おもんない」ですね。
具体的にどこが悪いかと聞かれたら、1行目に書いた内容以外ぜんぶです。しかもそこは笑いのポイントではないっぽいのが、またイタいんですよ・・・
とりあえず一つ言えることは、単行本3冊以上も引っ張るほどのものではないということ。16ページの読みきりで十分でしょう。
そもそもこの作品、基本的に全部同じパターンを繰り返してるだけで、ギャグ漫画としてマンネリ以前の問題です。

弟がなにかする→兄がからむ→弟の説明ツッコミ(しかも心の声で)→弟キレる→兄、なんかええこと言う→でも結局うまくいかない→繰り返し
他のクラスメイトや教師が兄に対してノーツッコミなのがそもそもおかしいですし。間も悪いし、ひねりもあったもんじゃない。
ご都合ギャグ漫画というある種ニュージャンルの作品ですね。
(たまーーーにおもしろい時もありますが、その時だけで、わかってやってるとは思えない。)

さっき16ページで十分と言いましたけど、あれ嘘です。正直5ページで飽きました。
逆に「ひょっとしてわからんの俺だけちゃうか?」と不安になってくるので、誰かレビューおねがいします。

最後に一つ。
なぜ誰も弟のターバン的なものにふれないんでしょう?
過去にツッコんで殺されたヤツがいるとしか思えない(笑)。


追記
3巻まで読みました。
そしたら着実におもしろくなっていてびっくりしました。
前言撤回。すいません。
ただやっぱり欠点は多い。
とりあえずキャラクターの人格がいまいち見えないので、そこをしっかりやってほしいです。
あと流れと間が悪いのと、弟がツッコムときの表情がおもしろくない。
ボロクソ書いてすまんなあ。これからはちょっと応援します。

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[投稿:2006-06-09 21:07:24] [修正:2006-06-09 21:07:24] [このレビューのURL]

7点 RIN


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[投稿:2006-06-08 20:33:49] [修正:2006-06-08 20:33:49] [このレビューのURL]

シュールですねえ。僕はなかなか好きです。
いたって真面目で、リアルなんだけど、ちょっとおかしい。
個人的にリアリティのない笑いは好きじゃないんで、こういうのは好きです。

ただ絵に関して気になったことは、既存のクリエイターの影響を受けすぎてる印象を受けたところです。
キャラが恐怖する描写とか浦沢直樹そのまんまですからね。
そこがちょっと引っかかりました。(エラッそうに)

あ、でも一話の女王様のやつはかなりよかった。
トータルで5点。
やっぱり6点。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-06-08 20:00:53] [修正:2006-06-08 20:00:53] [このレビューのURL]

結論から言ってしまうと「おもしろい」。
宇宙パンダは「かわいい」。
漫画の形式で言えば浅野いにおさんの「素晴らしい世界」が近いと思います。いや、話のパターンや映画的な演出から言うと黒田硫黄さんの「茄子」のほうが近いですかね。
キャラクターの心理を巧くとらえながら、全体のオイシイ所をくり抜いた感じのストーリーがうまいこと合わさって飽きずに読ませてくれました。

あのー、そうなんですよね。
この作品の短編っていくつかが曲で言うたらサビだけなんですよ。
最初からきっちり作ったら2時間くらいになりそうな映画であったり、30分にもならないような短いドラマの一番オイシイシーンあたりに焦点を当てて描いてるんです。(全部の話がそうではないですけど)
だから結果的に区切りのいいところで終わったりして、深い意味がありそうで掴めない感じがして、そこがちょっと知的好奇心みたいなもんをくすぐるんです。(そういうの好きなんです、僕。)
まあ、裸でバラ園を歩く話はなんやよくわかりませんでしたけど宇宙パンダは「かわいい」。

どの話も基本的にリアリティがあるし、絵もキャラも演出も巧いと思います。
ただ、8点までいくとつけすぎ感もあるんでこれで。
万人にはどうかわかりませんが、おすすめ出来る漫画です。

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[投稿:2006-06-02 04:32:53] [修正:2006-06-02 04:32:53] [このレビューのURL]