「ドロドロする」さんのページ

総レビュー数: 19レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年12月27日

古屋兎丸の真骨頂!

東京グランギニョルという、実在した劇団の作品を漫画家した作品です。メンバーは飴屋法水、丸尾末広、嶋田久作など。
これほどまでに狂気に満ちた舞台が存在したことが、信じられない。

もちろんマンガとしての出来は素晴らしく、画力は凄まじく、80年代の独特の空気感の描写が上手い。最終話前、最終話の怒濤の展開は特に凄まじく、思わず目を背けてしまう程のモノでした。

古屋兎丸、グランギニョルという、希有な二つの才能が見事に溶け合った傑作

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[投稿:2009-12-27 20:57:04] [修正:2009-12-27 20:57:04] [このレビューのURL]

8点 Palepoli

一応4コマ漫画ですが、もはやマンガと言って良いのかも分からない、謎の芸術4コマ。

「作者が美大卒」「ガロ」「4コマ」と言っただけで、在る程度想像出来るかもしれませんが、そんなモンじゃ有りません。その想像の遙か(斜め)上を行きますよ。…多分

ブラックジョークが多く、その上作風が作風なので、嫌いな人はとことん嫌いだろう作品。

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[投稿:2009-12-27 20:47:03] [修正:2009-12-27 20:47:03] [このレビューのURL]

よつばと!とよく比べられますが、僕はこっちのが好きです。(よつばと!も好きですが)

基本的にはほのぼの笑えるマンガですが、ちょくちょく入ってくるミステリーが良い味だしてます。現在6巻ですが、とにかくネタが尽きません。

誰が読んでも楽しめる作品だと思います

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[投稿:2009-12-27 20:40:01] [修正:2009-12-27 20:40:42] [このレビューのURL]

羽生生純さんのマンガは、「むちゃくちゃ濃くて、訳の分からないくらいのエネルギーが有る」ようなモンだと思いますが、それが一番顕著に出た作品じゃないかと。
恋の門から来た人は、かなりびびるかもしれませんが、むちゃくちゃ笑えて面白いです。

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[投稿:2009-12-27 20:34:37] [修正:2009-12-27 20:34:48] [このレビューのURL]

西島大介といえば、いかにもサブカル的で、可愛らしい絵柄で残酷劇を平気で描く、セカイ系な漫画家だと思っていて、若干敬遠していたところが有ります。
ひょんな事から読んだこの作品から、ただそれだけの漫画家では無いことが分かりました・・・反省してます。もちろん上に上げたような特徴は有るかもしれませんが、決してそれだけでない何かがあります。

ファンタジー+SFと言った内容で、一言で言えば純粋に「いい話」でした。
せかまほシリーズは9部作完結らしいので、この後のも期待してます

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[投稿:2009-12-27 20:12:55] [修正:2009-12-27 20:12:55] [このレビューのURL]

アクション漫画なのに全編を覆う静かで暗い雰囲気が有る。ともすればチープになりがちな「平和」というテーマについて見事に描ききった名作でしょう。
松本大洋の古巣だろうスピリッツではなく、IKKIで連載したと言うことがこの漫画の松本大洋の中での立ち位置を示しているのかもしれないです。
画力はなんかもう凄い事になっていて、吾と惨の戦いは流石と言うほか無いですね。

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[投稿:2009-12-27 19:54:55] [修正:2009-12-27 19:54:55] [このレビューのURL]

10点 魔女

上手い絵を描く人はいっぱいいるけど、こんなに凄い絵を描く人はあんまりいないんじゃないか。繊細で、有機的。独特の世界観や、死生観。この漫画は日本人にしか描けない…と思う。
全編に渡って自然や霊魂への畏敬の念が感じられる。これは五十嵐先生の作品ほぼ全部に言える事だけど、そう言う意味では「魔女」という題材は、五十嵐先生の頭の中を表現する一つのツールでしか無いのかもしれない。
二巻の第一編、PETRA GENITALIXに出てくるセリフ、「一度も空を見た事がない人が"晴れた空は青い"と言ったら、言葉は間違ってなくてもそれはウソなんだわ」「"言葉"でなく"行い"を見ろと教えられたよ」
ここまでグサリと来るセリフはそうそう無いでしょう

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[投稿:2009-12-27 19:45:23] [修正:2009-12-27 19:45:41] [このレビューのURL]

大好きな作品です
とにかく小道具の使い方が良くて、キャラがスゲー立ってる
正直、難点をあげるとしたら値段が高い事くらいじゃないでしょうか?
この漫画、貸した人全員が嵌りました。グロが若干あるけど、意外と万人受けするんじゃないだろーか。。。

ちなみに、作者さんは芸大卒で、女性らしいです。これは流石に聞いた時びびりましたw

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[投稿:2009-12-27 19:30:20] [修正:2009-12-27 19:30:20] [このレビューのURL]

9点 イムリ

個人的に三宅乱丈の作品が好きだって言うのも有るんで、ちょっと偏見入ってるかもしれないけど、これは名作になり得る作品でしょう。
絵柄、設定の複雑さ、出版社のマイナー度等々から、確実に万人受けする作品では有りませんが、嵌ってしまえばそこからは、作品の流れに身を任せるだけです。面白さは抜群。練りに練られた世界観、展開に圧倒されます。
完結までに何巻を要するのか全然予測もできないですが、読む価値は十分にあるでしょう。

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[投稿:2009-12-27 11:40:30] [修正:2009-12-27 11:40:30] [このレビューのURL]

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