「水鏡」さんのページ
- ユーザ情報
- 19**年生まれ(性別:男性)
- Webサイト
- http://
- アクセス数
- 99503
- 自己紹介
-
うすっぺらーい読み方しかしてません
レビューは主観!

7点 七夕の国
淡々と、主人公を置いてけぼりでストーリーが進行するんですが
本当に、淡々と、なんですよね。作者の絵柄も手伝ってあまり起伏というものが無いように感じます。
それ故に刺激的な物も無いのですが、物語の中には読んでる内に深く染み入るようなテーマがあったりします。
「窓の外」を見ている丸神町の住人は、それに縛られ、
儀式、慣習を実行し待つ事のみをするだけでした。
教授も能力の正体を探って、自分なりの真相に辿りついたにも関わらず、儀式の神官になる道を選びました。
丸神頼之は「窓の外」の意味、能力についての事を考え、行動を起こしました。
結果としてどうなったかはわかりませんが、彼は前に進む事を選んだわけです。
たいして主人公のアクションは「何もしない」です。
能力に頼って生きる事もせず、儀式へ依存もせず
とにかく生きるというものでした。
能力の有無、窓の外を見たか見ないか、等もそれぞれあり、
誰が正しいのかはわかりませんが、最後の各々の顔はあくまで晴れやかです。
色々な面で考えさせられる作品でした。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2006-01-19 03:54:45] [修正:2006-01-19 03:54:45] [このレビューのURL]
8点 バキ特別編SAGA「性」
エロマンガとして読んでは駄目でしょう。
板垣先生の気迫、魂がここには込められています。
「生」とは闘争であり「性」もまた闘争なのです。
とりあえず私は、爆笑しました。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2006-01-19 03:27:40] [修正:2006-01-19 03:27:40] [このレビューのURL]
9点 クーデタークラブ
じっとりとした内面描写と、危機に陥った時の緊迫感が見所です。
特にちょくちょく訪れる「追い詰められ感」は読んでいて緊張しますね。
これは同作者の『彼岸島』よりも生々しく感じました。
ユウジが潤に与える恐怖感をそっくり味わっているような感じがしました。
おどおどとしながらも芯がしっかりした潤が絵衣子や仲間のためにたくましく戦う様は勇気を与えられます。
特に最後のセリフは心に深く食い込みました。とても良かったです。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2006-01-19 03:07:04] [修正:2006-01-19 03:07:04] [このレビューのURL]
8点 殺し屋1(イチ)
主要キャラの異常性がそれぞれうまく表現されていて、
中でもイチのトラウマが巧みに誘導され、引き起こされるという流れが鮮やかでした。
人物の心情が濃く描写されていて、生々しいです。
「暴力」を文字通りこれほどに表現する漫画も中々無いと思います。
垣原の拷問も見てて痛くなるようでした。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2006-01-19 02:44:26] [修正:2006-01-19 02:44:36] [このレビューのURL]
7点 鮫肌男と桃尻女
ダンディな主人公とセクシィなヒロインの活劇。
展開が急すぎる感も少しありますが、うまくまとまった作品だと思います。
読んだあとの余韻も良し。
ただアクションはもう少し丁寧に描いて欲しかったです。
個人的には映画の方が好きですね。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2006-01-19 02:18:19] [修正:2006-01-19 02:18:19] [このレビューのURL]
6点 座敷女
とにかく座敷女の不気味さ、理不尽さで埋め尽くされた一巻です。
絵柄や筋立てはあっさりしているのですらすらと読めるのですが、
終わった後に重々しい読後感が残ります。
怖いというよりは、とにかく不気味ですね。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2006-01-19 02:07:52] [修正:2006-01-19 02:07:52] [このレビューのURL]
6点 拳銃神
前半の主人公のアクション、時折混じる銃の薀蓄などは面白かったのですが、
後半(7巻以降)の化け物退治はちょっと大味すぎて受け付けませんでした。
前半が8点、後半が4点です
6巻までの部分に関しては、
限定された状況での緊迫感、銃弾を回避しつつ戦う的場の動きなんかが好きでした。
もう少し特殺課の面々が生かせてたらよかったと思いますね。キャラは立ってますから。
最初のあたりの伏線無かった事になってますし、もしかして打ち切りだったんでしょうか。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2006-01-19 02:04:00] [修正:2006-01-19 02:04:00] [このレビューのURL]
9点 職業・殺し屋。
蜘蛛、蟷螂、Mr.AA、死織、死条、綾子、啓
登場する殺人者は漏れなく狂っており、
狂気を描きつつ基本的に明るい感じで話が進みます。
殺される側が殆ど悪人で、見事に悪人ヅラです。
アクションシーンも軽快に、カッコ良さのツボを心得て描かれていて、
被害者の重い話等もカタルシスを伴い完全に消化されていきます。
日常の力の抜けた雰囲気などもギャップが効いていて、
蜘蛛と蟷螂のかけあいも和やかで楽しいです。
暴力もエロもやりたい放題な漫画ですね。
本能全開の蟷螂がお気に入りです。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2006-01-19 01:34:15] [修正:2006-01-19 01:35:31] [このレビューのURL]