「japanese.boy」さんのページ

総レビュー数: 15レビュー(全て表示) 最終投稿: 2011年12月03日

大変申し訳ありませんが、僕としてはこの作品は思い出補正がかかり過ぎているので10点にします。これを初めて読んだのは中学生の時でした。当時ピュア(?)だった時期に読んだため、これは衝撃的でしたね。
とにかく素性が分からない敵となぜか戦争になって世界がダメになっていく、それと並行してちせがどんどん兵器としての純度を上げていく。だけど恋はしたいという、どうしようもない無力感とかが切なすぎました。あと最後のシュウジとちせの○○のシーンは、それまで我慢してきた遣る瀬無い感情が溶けるような気持ちになり、「行くとこまで行っちゃえ!」と2人を応援しつつ号泣でした(笑)
読み終わった時、胸にボーンと大きい孔が開いたようになり、頭がボーっとして何も考えられなくなりました。それからしばらく中毒になり、授業中ふと気がつくとシュウジとちせが幸せに暮らしている様子を妄想してしまうという、治療の方法がないハマり方をしてしまいました。ここまでハマってしまった漫画は他にないかもしれないですねぇ。

いろいろ考えて10点

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-12-20 00:03:48] [修正:2011-12-20 00:27:14] [このレビューのURL]

10点 リアル

野宮がナンパした夏美をバイク事故で下半身不随にしてしまったり、高橋が自転車で道路に飛び出して事故に合い、病院で現実を思い知らされ泣いたりしているのは、本当に胸が苦しいです。

しかし、最近になってそれまで下を向いていた野宮が、戸川に影響され前を向いて歩き出し、それに影響されて高橋も変わっていく様は「人生」だなぁと思います。しかも、その戸川も虎さんに励まされて今があるわけですから、やっぱり人は一人じゃ生きていけないんだなぁと思えますね。

また、なんといってもやはり表情の描写が物凄いと思います。映画の俳優さんの表情に近いか、あるいはそれ以上の表現力には頭が下がります。

いろいろ考えて10点

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-12-17 02:44:49] [修正:2011-12-17 02:54:20] [このレビューのURL]

10点 寄生獣

構成が素晴らしいです。読み終えた時に改めて「あ、これ面白い」って思う。そして、人間ってなんなの?といろいろ考えさせられる、なぜかそのように感じる仕掛けになってます。また、読んでる時のドキドキ感は何とも言えないものがありますね。んーこれは読まないと分かんない気がする。ぜひ読んでほしいと思う作品。

いろいろ考えて10点

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-12-03 19:07:51] [修正:2011-12-17 01:11:51] [このレビューのURL]

10点 SLAM DUNK

僕がこの漫画ですごいと思うのは、まずなんとも言えない笑いのセンス。1巻あたりの桜木花道のやり取りは素直に面白くて自然と笑えます。
また、試合がとても面白いです。キャラがすごく立っていてどの試合を取っても、かっこいい、リズムがいい、素直に感動できて、面白いです。
さらに、一番すごいと思うのは山王戦の終盤。それぞれのキャラクターの表情やしぐさが映画やドラマを越えたものがあると思います。1コマ1コマ意味があって、その時その時の心情が非常にうまく表現できているところは素晴らしいとしか言いようがないと思います。

いろいろ考えて10点

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-12-17 00:54:10] [修正:2011-12-17 00:54:45] [このレビューのURL]

法外な値段で患者を治療する無免許医のブラックジャックは、人間の奥底をもオペするような印象があります。それでいて彼が憎めないのは、実はとても優しいからであって、そこがブラックジャックの魅力だと思います。
1話ずつ、人の弱さや、強さ、優しさ、愚かさが表現されていて、中身の濃い作品だと思います。
しかし、時々「えー!うっそーん!」って笑っちゃうような話もあったりして少し残念に思うこともありました。

いろいろ考えて9点

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-12-17 01:28:01] [修正:2011-12-17 02:22:54] [このレビューのURL]

画力がとんでもないぐらい上がっていくのがここまで来ると芸術といってもいいぐらいじゃないかと思います。
キャラクターの表情1つで何を考えているか分かる
体のどこに力が入っていて、筋肉がどう動いているかすら分かる
これは非常にすごいことだと思います。

ただ、ストーリーが難しい。剣に生きる人の気持ちなど誰にも分からないから、心情を想像したり、理解したりすることが難しい。ゆえに武蔵が何を考え、感じているのか慮ることができなくなってきている感がします。ピリオッドをどこに持っていくか難しいと思いますね。

いろいろ考えて9点

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-12-17 01:10:26] [修正:2011-12-17 01:10:26] [このレビューのURL]

始終分からないことへの恐ろしさ、意図しないことが起こる恐怖を追及した作品だと思いました。

ヒトってじれったいほど何を考えてるか分からないし、自分勝手。でも自分自身だって怖いぐらいよく分からない。
そもそも今起こってること、地震だったのかもよく分からないし、富士山が噴火したのか、秘密にしていた核が爆発したのか、もしかしたら日本だけじゃなく世界が滅びたのか、いっそそれ全部が一斉に起こったのか、何なのかも分からない真っ暗闇。
とにかく分からないことが起こって、しかも知っていけば知っていくほど、生きれば生きるほど絶望していく。それがありありと僕に伝わってきてハラハラして「あぁ、これが絶望か」って

でも、どんなに絶望的になっても、テルと瀬戸さんが2人一緒にいるときは、本当に心からほっとするんだよねぇ。なんでだろ?

いろいろ考えて9点

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-12-02 23:55:19] [修正:2011-12-07 01:13:38] [このレビューのURL]

岩明均さんの作品と聞いて、読んでみました。
今のところは序盤といったところで、主人公エウメネスの生い立ちが描かれており、波乱万丈の出来事にも負けないキラっと光る才能を持ち合わせた魅力ある岩明さんらしいキャラだと思います。岩明さんの中では計算通りといった感じなんでしょうかね。これから物語がどう動くか期待ですね。

いろいろ考えて8点

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-12-17 02:19:22] [修正:2011-12-17 02:22:20] [このレビューのURL]

8点 ONE PIECE

尾田栄一郎の頭の中を開けてみると、どんどん楽しいアイディアがあふれ出してきて止まんねぇよ!なんじゃこりゃー!?と言いたくなるようなファンタスティック!!な作品。

しかし、アラバスタ編までとそれ以降では何かが変わってしまった気がする。詰め込み過ぎの感が強くなってしまって、テンポが悪くなっていると思う。もう少し端的に・・・

話変わって、子供の頃、親とか友達に「お前に俺の気持ちなんて分かるか!」ってひねくれていじけたりしました。
でも、親は「何かあったの?」って聞いてくれました。
友達は励ましてくれました。
人の優しさに触れた時、「ありがとう」って泣きたくなるようなすっぱい思いをしました。
「仲間」ってこの気持ちのことですよね。本当はね。

いろいろ考えて8点

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-12-03 18:08:51] [修正:2011-12-16 02:02:46] [このレビューのURL]

読んでる時は「あるあるw」って楽しく読んでるんですけど、あとから自分が気付かないうちにじわじわっときてるんですよね。多分。
どっか自分の中で「毎日同じことの繰り返し。あーつまんない人生」って思って生きてると思うんです。でもこれを読むと、「あ、いいんだこれで。僕の人生つまんなくなんてないんだ」ってほっこりする。そしてちょっと毎日楽しくなる。そんな作品。

いろいろ考えて8点

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-12-03 17:37:43] [修正:2011-12-03 19:14:02] [このレビューのURL]

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