「大富豪ボックス」さんのページ

総レビュー数: 72レビュー(全て表示) 最終投稿: 2012年08月17日

7点 真剣

麻雀プロ佐々木寿人のドキュメンタリー漫画。

麻雀を打つ上での心構えみたいなものが書いてあります。それもよくある牌効率みたいな基本的なものではなく超実戦的なことを。

曰く、ポンチーされてもムカムカするな。
曰く、発声優先なんだから鳴きたい牌が出たらすぐに鳴け。
曰く、東1役あり満貫聴牌だろうがオーラストップ目だろうがリャンメンならかっぱぎリーチをかけてチップをかせげ。
……

「流れ」みたいなよくわからんオカルトではなくちゃんとした精神論を描いてくれた部分が面白かった。

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[投稿:2012-09-30 01:33:32] [修正:2012-09-30 01:33:32] [このレビューのURL]

ホスト遊びがすぎる女子高生をテーマにした作品。

淡々と人間がダメになっていく様を描いていている。お金がないからキャバで働いて、それでもお金がないからオッサンとチョメチョメして…以下ループ。

他に特筆するところがないんだけど、よく物語のバランスがとれてるので飽きずに読める。
作品自体は第1部完で終わっている、なお続きは未だ出ていない。スラムダンクかよ。

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[投稿:2012-09-30 00:01:34] [修正:2012-09-30 00:01:34] [このレビューのURL]

大学漫研ギャグ漫画。元祖「げんしけん」。

何か特定のテーマがあるわけではなく、大学あるある的なネタが散りばめらており、作品全体から醸し出されるゆるい雰囲気がとても良。
キャラも造形から性格までいろいろなやつらがおり賑やかしい。

だがどうもこの作品は短命で終わったようでせっかくの濃いーキャラがあんまり活躍できなかったみたい。
作者もそのへんが心残りだったらしく(あとがきより)、次の連載作品でそいつらは復活することとなった。

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[投稿:2012-09-29 23:43:51] [修正:2012-09-29 23:43:51] [このレビューのURL]

ダブル主人公「ホクトのケン」と「萬」が織り成すフリー雀荘を舞台にした作品。最初はギャグも多かったのだがだんだんシリアス化していく。

見所としてはやはり巻数の約半分を費やしたVIPルーム頂上決戦が挙げられる。
ほかにものび太君的なキャラの萬の成長ぶりや、ケンの芯を持った強さも魅力的。

10巻程度なのでだれることなくおすすめ。

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[投稿:2012-09-29 15:30:17] [修正:2012-09-29 23:09:05] [このレビューのURL]

23巻と結構な巻数が出ているけど正直あんま面白いとは思えない。平均点チョイ下を安定飛行してたっていう印象を受けた。
内容は美少女高校生と魔界人の凸凹コンビが事件に巻き込まれるが……といったもの。

話をとおしで見たときの演出は2旒。ただハッタリの効いた展開とか独特の画風はこの作者にしか出せないと感じた。そのへんがカルト的人気がある理由かもしれん。

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[投稿:2012-09-29 15:17:06] [修正:2012-09-29 15:17:06] [このレビューのURL]

コロコロの中ではかなり漫画の王道である作品。
ジャンルはホラー系超能力バトル。

当時の記憶だとコロコロは確か「烈&豪」みたいなおもちゃの販促漫画か「マリオくん」みたいなゲームのタイアップがほとんどだったと思う。あとギャグ漫画の比率が高めだった。その中でもこれはシリアスなオリジナルストーリーでかなり異色だった。

話はテンプレすぎるほどテンプレなんだけど作者の漫画力がバツグンなので飽きずに読むことができた。
ただ仲間がどんどん増えるんだけど展開が急すぎてあまりキャラの掘り下げをできなくて終わったのが残念。

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[投稿:2012-09-29 14:31:54] [修正:2012-09-29 14:31:54] [このレビューのURL]

何を描きたかったかいまいち不明な作品。

はじめは1話完結の勧善懲悪ものだったが、途中から1巻まるまる使って運動会やってた。完全に方向性見失ってるだろ。

画はヘタクソで話も面白くないけど、人を不快にする描写はない分マシだと思う。

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[投稿:2012-09-23 15:04:36] [修正:2012-09-23 15:04:36] [このレビューのURL]

この人の漫画ってほとんど構成同じ。チョイ悪主人公が明確な目標を掲げて、その目標に到達するための方法論を考え実行するっていう。
「クロカン」も「マネーの拳」も「砂の栄冠」もそしてこの「ドラゴン桜」も。

漫画としてはまあまあおもしろいレベル。
ただこの漫画は当時の受験界に結構な影響を与えてた。
公立の中学生が読むんなら9点。大人が読むんならせいぜい5点。

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[投稿:2012-09-02 09:46:06] [修正:2012-09-23 14:54:25] [このレビューのURL]

4点 運王

運とはなんぞや?というテーマで描かれた作品。
といってもあんまり高尚な感じでなく、コミカルな絵柄でサクサク読める。
主人公はバカツキ男で競馬やれば万馬券、スロットをやればスリーセブンのような奴。

後半はシリアスな展開になっていくけど面白いのは前半のギャグパート。
出禁3兄弟なるキャラが登場し、独自の麻雀理論を語るところは笑えた。

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[投稿:2012-09-17 20:38:33] [修正:2012-09-17 20:38:33] [このレビューのURL]

近代麻雀にたまに連載されている読切作品。コンビニ本で一部の話がのっているものが刊行されたが、今後単行本はでないであろう。
内容は「世にも奇妙な物語麻雀Ver.」

自分のなかで麻雀を題材にした短編集のうちNO.1がこれ。
一つ一つの話が独立しているのだが、そのうちいくつが有機的に重なりあっていてオムニバスというのとはまた少し趣向が違う。

特にオススメの話は12話目の「占星」。30P程度だが構成力が半端ない。

竹書房は何でこの作品の完全版を出さないのか?
アカギ・ムダヅモ・兎にはボロ負けするとしても、片山・押川レベルには売れると思うのだが?

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[投稿:2012-09-16 23:03:34] [修正:2012-09-16 23:06:25] [このレビューのURL]