「大富豪ボックス」さんのページ

総レビュー数: 72レビュー(全て表示) 最終投稿: 2012年08月17日

結構ボリューミーな作品。
内容はボーイミーツガール+SFみたいな。

舞台は第3次世界大戦終結後の日本。
序盤から一貫してヒロインの志乃を救出するという目的のもと主人公狂四郎が動いているので読みやすい。
設定も男の子がわくわくするような感じのもので面白い。

最後の章ではかなり大きい風呂敷を広げたが意外にもあっさりしたラストだった。経緯は作者のあとがきに書かれているがなるほどねーっといった感じ。

エンターテイメントとて純粋に面白い作品。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-11-18 01:16:59] [修正:2012-11-18 01:16:59] [このレビューのURL]

監督系野球漫画の走りとなった作品。

あらすじ:
高校球児である浅井キャプテンは母校である鷲ノ森がいつも1回戦敗退であったため、なんとか1回戦は勝ちたかった。そのため桐野高校を甲子園へ導いた黒木監督(クロカン)を招聘するのであった……。

大きく分けて3部構成(序章桐野高校編・鷲ノ森坂本編・鷲ノ森備前編)となっているのですが、オススメなのが最後の備前編と浅井キャプテンの選手宣誓シーン。
特に備前編では影の主人公と噂される備前が大暴れします。

クロカンもいちいち発する言葉に含蓄があります。
「ノックを受けたきゃ金を出せ」とか「甲子園の雰囲気を味方につけろ」とか。同じ作者の「砂の栄冠」でもおんなじこと言ってますね、なんか元ネタがあるんでしょうか?

とにかく漫画ゴラク連載とは思えないほどのストーリー性を持った漫画です。一読の価値あり。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-09-10 01:42:36] [修正:2012-11-18 00:47:20] [このレビューのURL]

主人公住田秋の青春恋愛ストーリー。

はじめは純粋に面白くなかった、というより古臭くて見てられんかった。
ワンレン・ボディコン・肩パッドみたいな単語が似合う漫画だった。
序盤の中心人物のアリサやサエキは後に空気になる。

中盤の6巻くらいから13巻くらいまでが一番面白い。
ミル・ユイ・秋の三角関係やモトミとの決闘は熱い。

終盤のクーデター編はどうでもよかった。蛇足。
ただ秋が吠える「ダメなやつだって努力すれば変われるんだ。俺がそうだったから」みたいなセリフはこの漫画の集大成みたいな感じでよかった。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-11-17 13:12:34] [修正:2012-11-17 13:12:34] [このレビューのURL]

2点 NUMBER10

サッカー漫画。
あんまり面白くない、というかあんまり記憶に残らない漫画。
絵がなまじキレイなだけにその傾向に拍車をかける。これでものすごい個性的な絵だったらもっと記憶に残っただろうに。

この作品が語られるときには絶対「ロケットでつきぬけろ」が引き合いに出される。これ単体としてはどーしょーもない漫画。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-10-04 00:56:14] [修正:2012-10-04 00:56:14] [このレビューのURL]

学生麻雀という超ニッチな舞台の漫画。
元祖「咲」的な作品ともいえる。

よくまあいろいろキャラを思いつくなあと感心する。
麻雀漫画でキャラ付をしようと思ったらどうしても打筋で差別化する必要があると思うのだが、この作者は結構な数の漫画を描いているはずなのに、あんまりかぶってないのがすごい。

一押しキャラは「芥川泥之介」かね。自分の生い立ちから学んだムリ仕掛け「濁流」を操ります。

ラスト付近はコンビ打ち勝ち抜き戦をやっていて結構盛り上がった。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-10-04 00:49:53] [修正:2012-10-04 00:49:53] [このレビューのURL]

4コマ漫画の中では結構面白いと思った。
内容はばかばかしいギャグにアットホームな雰囲気を加えたもの。
「伝染るんです」みたいな不条理系とも、「けいおん」みたいな萌え系とも違う方向性。

「あずまんが大王」の劣化コピーみたいのが世の中に蔓延している中で、ちゃんとオチで笑わせてくれる話があったところが単純によかった。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-09-29 14:11:05] [修正:2012-09-30 11:18:25] [このレビューのURL]

1点 SWOT

一部に猛烈な信者のいる「斬」の作者が描いた学園バトルもの。

「斬」と比較して下記の欠点がある。
(1)「斬」よりコマ毎の画は上手くなったのだが全体としてみるとゴチャゴチャして分かりにくくなった。
(2)「斬」の主人公は二重人格で裏の人格が出ると強くなるという極めて分かりやすい設定だったのに対し「SWOT」の主人公は天才であるという設定。しかしどこらへんが天才なのか作中でよく分からなかった。
(3)「斬」はネタ漫画として成立しているのに対し「SWOT」はなまじ作者が経験を積んだせいでネタ要素が消えて単なるつまらん漫画となった。
(4)「斬」より巻数が1巻長いせいで読むのが苦痛。

一方いいところもたまにはあります。
(1)1巻巻末に「斬」の読切が載っている。
(2)単行本カバーが赤紫青で並べるとキレイ。

要するに「斬」の人が描いた「斬」じゃない作品でしかありません。

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[投稿:2012-09-30 11:00:09] [修正:2012-09-30 11:00:09] [このレビューのURL]

作者最長の連載「オバカミーコ」の続編作品。
「麻雀は哲学」と豪語する積倉手数(ツモクラテス)が主人公。口癖は「なやましい。」

どうしても前作「オバカミーコ」と比較してしまう。そちらは麻雀初心者から中級者に対してのレクチャー漫画として一貫したテーマを持っていたのだが、こちらはどんなベクトルを目指していたのかよくわからなかった。オカルトをテーマとする作品なら既に「牌賊オカルティ」があるし。

あと前回主人公が単なるかませ犬になってしまったのもマイナスポイント。名脇役の五条は完全にカスキャラになっちゃった。

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[投稿:2012-09-30 10:11:28] [修正:2012-09-30 10:20:34] [このレビューのURL]

麻雀漫画界のドラゴンボール。

最初は1話完結型のギャグ漫画だったが、後半になるにつれてシリアス展開になっていく。
ついでにヒロインの胸もインフレしてボインになっていく。

ヒロインの打筋は名前のとおり余剰牌を狙いうつスタイル。
ラストはどんでん返しでなんと……まあ予想できました。

ちなみにミスタースカイっていう中ボス的なキャラがいるんですが、こいつは片山作品の中でも結構好きなほうですね。自分の信念を持っているあたりが。



ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-09-02 23:58:07] [修正:2012-09-30 10:13:47] [このレビューのURL]

普通のパロディギャグ漫画としてはそこそこ笑えるレベルだけど、これがジョジョを読んでいると相乗効果でとても面白く読める。

特に6巻のキャラクター人気投票の回のカオスっぷりは半端ない。
本編で1度も出てきていない承太郎(ジョジョ第3部主人公)、荒木飛呂彦(ジョジョ作者)、プロシュート兄貴(ジョジョ第5部敵キャラ)がかなり上位にランクインしたりしている。
下位はさらにカオスでアバ茶だのダニーだのウィルソン・フィリップス上院議員だのむちゃくちゃ。

ジョジョ好きなら6巻だけでも読んでみたらどうでしょうか。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-09-30 01:52:37] [修正:2012-09-30 01:52:37] [このレビューのURL]