「natyu」さんのページ

総レビュー数: 72レビュー(全て表示) 最終投稿: 2006年07月30日

読んでて、とても勉強になっておもしろい作品です。しっかりと理解しながらよみ進めて行けば、間違いなく全てが知識となっていきます。考古学はもちろんの事、北アイルランドとIRAについてとか東西ドイツ問題など世界の諸問題について考えるきっかけを提供してくれます。これだけ難しい問題を短い中でまとめきれる作者の技量はさすがですが、やはり、背景として作者の知識量が伺えます。想像力で独自の世界観を作り出す作者も素晴らしいと思いますが、自分の中の確かな知識量からしっかり問題提起できる作者も尊敬できます。もちろん単なる知識だけの漫画でなくしっかりと人間性も描ききった、漫画としてのエンターテイメント性と学問書としての教養性を両備をした作品と言えるでしょう。あえて文句を言うとしたら単純に漫画を楽しみたい人には少々説明臭くて読むのに疲れる点でしょうか?しかしじっくり読みたい人には最適の作品と言えるでしょう。個人的に、奇才、浦澤直樹の作品の中でも一番の完成度を誇っていると思います。良作です。

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[投稿:2006-08-04 22:59:46] [修正:2006-08-04 22:59:46] [このレビューのURL]

よくあるパーチクリンのバトル漫画とは次元が違います。ただ単に、苦戦して、追い込まれて、活路を見出し、奇跡的に勝つ。そんなありきたりのバトルではなく、しっかりとした戦いの制限の中で心理戦や駆け引きも含めた戦いを行い、負けたら死。そういう緊張感ただようバトルを魅力的なキャラクターが演じます。最低でも9点はあげたいのですが、やっぱりプロの漫画家として、しっかり連載させるべきと思います。絵がきたないとか、長く休むとかはいいです。でも下書きを載せるっていうのは楽しみにしていた読者に対しての裏切りです。こんなにいい作品が書けるのですから冨樫先生もいろいろあると思いますが頑張って欲しいです。

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[投稿:2006-08-04 02:11:02] [修正:2006-08-04 02:11:02] [このレビューのURL]

まさにうすた京介!まさるさんよりさらに一歩すすんだ世界と言う感じです。危険な漫画です。授業中に読んでて笑いを堪えきれず、二度ほど職員室送りになりました。しかも思い出し笑い率も高いのでますます危険。当たり外れはあるからそこはよろしく。
あの突き放ししてくる感じと簡略化されたデフォルメキャラは大好きです。

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[投稿:2006-08-03 20:08:16] [修正:2006-08-03 20:08:16] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

画力がすごすぎます。ペンでなんでこんなん書けるの?って毎回思います。自然の絵とかうますぎる・・・。話は(原作読んでないので、漫画だけですけど)普通に面白いです!続きが気になる事この上ない。ただ心に残るかっていうとう〜んって感じ。そんなに人に勧めたくなるような気はおきませんでした。強さとは何かを求めてるって話ですけどそれほど武蔵も小次郎も感情移入できなかった・・・又八の気持ちの方が理解できました。ときたま出てくる井上先生っぽいギャグは好きです。とにかく画力がすごいです。これ見た後でたまに載ってるHANTER×HANTERとか見るとぶっ殺したくなります。

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[投稿:2006-08-03 19:54:59] [修正:2006-08-03 19:54:59] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

なんでこんな数ページでこれほど綺麗に話をまとめきれるのか?どの話も外れなんかないし、どの話も心に残る。完全なる正義の味方とはとても言えないアウトローなブラックジャックはめちゃくちゃ魅力的。理論的にありえないオペ(ピノコ製作とか)もあったりしたがそんな事気にならない。どんな世代でも読めて、どんな世代の心にも残る作品でないでしょうか?
後、原作のファンの自分としてはアニメ版の脚色が腹立たしくてしかたないです!ブラックジャックは弱いものの味方の単純な正義の味方じゃないんです!もっと人間臭いアウトローな正義の味方なんです!だからかっこいいんです!

ナイスレビュー: 1

[投稿:2006-08-03 19:31:52] [修正:2006-08-03 19:31:52] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

痛々しい連続ギャグの畳み込みと超人達による必殺技スポーツ漫画。キャラ人気投票では結構票集めてたからキャラ漫画としては結構成功したんじゃないかな。こういうタイプは少年誌ではよくあるし結構電車で読んでる人とか見かけたから4点あげる!って言いたいけど2アウトからスクイズされてバックホームでアウトとろうとしたのを見てしまったのでこうなりました!野球やった事あるんすか!?

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[投稿:2006-08-02 00:50:13] [修正:2006-08-02 01:16:36] [このレビューのURL]

8点 DEATH NOTE

これが少年ジャンプにのる作品!?っていうのがまず一つ。名作かどうかは判断できないが、話題作であることは確か。一度読み出したらとまらなくなってしまう事は間違いない作品だろう。非常に変わった設定から、ここまで謎解きの要素を考えた原作者は天才。ずっと張り詰めている訳でもなく時よりくすっと笑わせてくれるのもいい。ただミステリーの要素としては、後から次から次へと新しい設定が出てきて反則感は否めない。しかも文字量が極端に多く、読む気が失せた人もいるだろうし、2回は読み返さないと理解できない所も多々で特に終わり方は未だに理解できない。これが漫画として成り立ったのは小畑健先生の画力の賜物だろう。ヒカルの碁に続きいいコンビだった。個人的な意見を言わせてもらうと、もっとしっかりしたテーマを持って欲しかった。人間における幸せ、正義とはなにか?を考えさせれる作品になりえたのに、どうも、この後どうなるの?的な謎解きに重点が置かれている感じがして残念だった。読み手を惹きつける力のある作品だが、名作とは後一歩足りない感じの作品と感じた。後、主人公ライトは間違いなく漫画史に残る極悪人主人公だと思う。それでもライト死ね!と思えないのは自分でも不思議だ・・・

余談だが、ついこの前友達が真っ黒なノートと修正液で作った良くできたDEATH NOTEを見せびらかしたため、本物か確かめるためにそいつの名前を書いといた。(笑)
DEATH NOTEあったらな〜と一度読んだ人は思っただろう。一度は読んでみるべき話題作だ。

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[投稿:2006-08-01 20:27:38] [修正:2006-08-02 01:09:13] [このレビューのURL]

これを妹に見せたら、妹がグウみたいな言動をリスペクトするようになった。一番よく言われたセリフは。「この田舎者めが」

てめーも田舎者じゃねえか!!

ヒロインが反則キャラというほのぼのコメディ。それなりに面白いと思います。

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[投稿:2006-08-02 00:41:59] [修正:2006-08-02 00:41:59] [このレビューのURL]

7点 蟲師

始まりのページの詩みたいのが好き。その話を読んだ後にもう一度詩を読むとなんか感動するのは僕だけ?独特の世界観と、それによくあっている絵がいいと思う。突っ込みどころや理解できない所は結構あるが、それがあまり気にならない不思議な感じがある。特に感動したりするわけでもないが、なんとなく読み返してしまう不思議さのある作品。蟲というよく分からない物の不思議さと同じだったりして・・・・・。とにかく気持ちいいとも悪いとも思えない不思議な気分にしてくれる作品だ。一回見るといいと思う。

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[投稿:2006-08-01 19:54:45] [修正:2006-08-01 19:54:45] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

不可能と思われているジャンルで、これほどの成功を収めたのは驚嘆に値する。決して全て読んでも囲碁のルールは理解できないが囲碁に興味を持つ事はできるため、囲碁入門書と言ってもいいだろう。囲碁というじじ臭い物を少年達に広めた事から、改めて漫画の持つ影響力を感じさせてくれた。話自体も殆ど無駄がない。もちろんSAIが消えた時に終わらせるべきだったとも思うが、あのラストを見る限り、まあそれほどまで蛇足では無かったかなとも思えた。SAIが消えてから、結局夢の中でしか現れないあの感じはかなり好き。下手に復活しないでくれて本当に良かった。ただやはりこういう難しいジャンルで成功するのは、画力も大事と思った。この画力がなかったらここまでヒットしなかったと思う。漫画は絵があって漫画なんだなと感じた。名作と言えると思う。

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[投稿:2006-08-01 19:33:14] [修正:2006-08-01 19:36:35] [このレビューのURL]