「やじウマ」さんのページ

総レビュー数: 63レビュー(全て表示) 最終投稿: 2007年01月20日

当時からあまりおもしろくないと思っていたが今読んでもあんまりおもしろくなかった。

仲間がやたらと死ぬ殺伐とした展開は当時とても斬新だった(ポケモンでたとえるとヒトカゲとかフシギダネがバンバン死ぬみたいなの)が、このマンガはそればっかりでふっと息抜きできるようなユーモアが全くなかった。
自分としてはシリアスなだけのマンガというのはあんまり好きじゃないのだ。
そんでもって話の意味性やテーマに殺伐とした展開に見合うモノがあったかというとそんなものは全くなく、雰囲気だけしか描けていなかったと思う。(タイアップものだから当たり前なんだが)
おまけマンガでやたらと楽屋ウラの感じを出そうとするのも嫌悪感がある。

絵や見せ方は間違いなくカッコいい(本編のゲーム以上に女神転生っぽさが出ていた気がする)ので、そういう部分が好きな人にはいいんじゃないだろうか。

復刻されるにあたって評判を読んだら意外と人気高くてびっくりした。

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[投稿:2016-09-27 21:37:11] [修正:2016-09-27 21:37:11] [このレビューのURL]

ライバルなんて雑誌もありましたね。
創刊から載ってて休刊になるまで載ってたってのは良く考えるとすごいことだ。

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[投稿:2010-08-28 13:44:45] [修正:2016-09-25 20:56:38] [このレビューのURL]

 結局、これより少し前の浦沢・長崎が「プルートゥ」「20世紀少年」でやった「壮大な伏線を臭わせながら読者を惹きつけ漫画界のトップ(売れまくって手塚治虫賞とかとっちゃう)にのし上がっていく」って姿こそが「ともだち」だったという・・・

 リアルで読んでた時はこれの前まで完璧のように見えた浦沢帝国がこれでミソをつけてみんな「アレこの漫画家おかしくね?」って思い始めたように見えました。ついでに言うとこれ出した後の「プロフェッショナル」って番組がそれに拍車をかけたような。

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[投稿:2012-10-21 21:41:53] [修正:2012-10-21 21:42:58] [このレビューのURL]

主人公の武器が銃というのだが他の人も書いているように最近よくある乱射しまくってただ派手にぶっ壊すだけで緊張感もなにもあったようなものじゃねえ!、的な作品とは違う。(何とは言いませんが、なんとかラグーンやら○○シングとかね〜)
 主人公が撃つシーンは毎回1回、どれもが危機一髪の状況や決闘シーンなど緊張感のあふれる場面で、しかも一発で決めて状況をイッキに打破するというのがカタルシスがあるというのか、快感である。
 さらにそのシーン、毎回主人公が撃っているのが時間が止まったように見開きでフッと挟んでくる、というみせかたもなかなか渋くていいと思う。
 
 このように毎回話のハイライトとなる場面はかなりキレてるのだが、それ以外のところというのが…
 ベテランというのがあるのかもしれないけど話の作り方が教科書通りというのかベタというのか。
 キャラも同じことがいえて、主人公の相棒てきな存在のカイルぐらいしか面白くない。なんか他のキャラは妙に記号臭い。敵もそんな感じなので話も自分の中であまり盛り上がってこない。あとこの作者の特徴かもしれないが少し人間の顔の書き方が下手な気がする。

 まあ、そうはいっても決闘シーンのかっこ良さは魅力的だからこれから期待してみます。作者にも固定ファンがついてるぐらいですしね。

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[投稿:2008-02-15 17:44:45] [修正:2008-02-15 17:44:45] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

いや、6点なんてつけてるけど、読んでるときはそれなりに自分の中では盛り上がりがあったから、読み終わった直後は8点つけようかとおもったりしたり。
この作者(作画の方?)は、漫画を作る面で演出(魅せる?引き込む?乗らせる?)がうまいと思う。特に下の人もいってるが終盤の勢いはかなりできてると思う。
とりあえずエンターテイメントとしてはよくできてると思った。

でも、やっぱり気になる点が(二つくらい)あってそれでだいぶマイナスになってる。
まずひとつとしてキャラクターがベタなところ。
なんか主役のゾンビーズは別だけど脇役がみんないままでに一万回は見てきたようなキャラ設定のやつばっかりでてくる、例えば弱い奴には偉そうなのに権力には弱い暴力体育教師とか、ライバルのやたらエリートきどってる大学生とか。
キャラクター一人一人を魅力的に書こうとしてるのは見えても漫画を飾る脇役がこういうキャラばっかな時点で作品の完成度は下げられてしまう。

ふたつめは下でrongaiさんもいってる仲間がいきなり死ぬところ。
物語のしめくくりに感動をつけようとするのは別にいいが、その手段が仲間の死、しかもとんでもなく唐突に不治の病というのはいかがなもんでしょうか。じぶんとしてはそこがものすごく気にいらなかった。別に殺さないでも怪我で入院で襲撃に参加できないとかのほうがまだリアルな気がする。不治の病はファンタジーすぎでしょ。
このふたつでだいぶマイナスになった。作品としてはうまくまとまってるのにそこがホントもったいないって思った。 

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[投稿:2007-08-20 12:44:57] [修正:2007-08-20 13:33:47] [このレビューのURL]