「てっち」さんのページ

総レビュー数: 17レビュー(全て表示) 最終投稿: 2007年07月02日

初恋も、初デートも、両思いになれた日も
「なんかテレビドラマみた〜い」ってドキドキしたのに、
意外に初エッチの時は他人ごとになっちゃって
「こんなもんか…」って拍子抜けする気持ち、よく分かります。

さんざんエッチした相手なのに、
「何かこうしておしゃべりしながら始発とか待ってると何か恋人同士みたいじゃない」なんて、
いまさらなこと考えるハルコさん。
でも、こんな風に思う人、いまは多いかも。

テレビっぽいのが現実なんだか、現実っぽいのがテレビなんだか。
せっかくボーイ&ガールが2人でいるんだから、
テレビなんて見ないで、もっと素直に愛し合ったらいいのにね。

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[投稿:2008-02-20 00:08:36] [修正:2008-02-20 00:08:36] [このレビューのURL]

中学〜高校男子向けに最適かと。
坂本竜馬、武市半平太、岡田以蔵という歴史に残る3人の友情物語と、器の大きい竜馬という人物を魅力的に描いた作品です。見どころは武市と以蔵が死亡する14巻と竜馬が暗殺されるシーンを淡々と描いた最終巻。

武田鉄也の歪んだ竜馬愛だけで終わらなかったのが、このマンガの成功の理由であり、小山ゆう先生の力量なのかもしれません。原作付きマンガの面白いところはこういう化学変化なんですよねぇ。竜馬だけじゃなく、このマンガのキャラみんな大好きだもの。

個人的には鉄板マンガだけど、古臭い絵や歴史が苦手な人は受けつけないかもしれないので−2点。

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[投稿:2008-02-19 01:37:53] [修正:2008-02-19 01:37:53] [このレビューのURL]

8点 嬢王

なんといっても出てくる女の子がかわいいです。
主人公の成長物語は一気に読めますね。
基本的には天性の才能を持つ主人公がさまざまな経験を積んで成長していくという、少年漫画の王道みたいなストーリーです。

現在はコミックス9巻まで出てますが、7巻8巻ぐらいから、徐々に終焉が見えてきました。オーナーと主人公は、あしたのジョーばりに一つのエンディングに向けて突っ走ってる感じです。同時に倉科亮得意の夜の闇社会の姿がたびたび描かれるようになってきました。やや嫌な予感がします。

目が大きくて萌え系で(?)ひたすらかわいかった彩ちゃんですが、最近は目が小さくリアルな人間らしく描かれるようになりました。作者が物語に入れ込んで、完全に一人の動いてる人間として捉えてる証拠なのかもな、とも思います。知りませんが。作者がどう終わらすか、というよりも、彩ちゃんがどう動くのかが注目したいところですね。完結したらまた感想書きます。

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[投稿:2007-08-29 22:20:03] [修正:2007-08-29 22:20:03] [このレビューのURL]

楽しけりゃいいじゃん的な昔ながらのギャグマンガで、自分にとってはある意味、こんなんだったらいいのに、という理想郷のようなマンガ。読みながら「この世界に入りたい」とか思っちゃう。らんまやうる星やつらにも同じ感覚抱きましたが。まだ読んだことないけど「マカロニ」や「パイレーツ」も同じ感じなんかな?

ただ、人は成長していきますし考え方も変わっていきますから、常に自分の理想を満たしてくれる理想郷を描き続けるのは難しいわけです。序盤では、無意味なギャグを連発してふざけあっているだけで楽しかったはずなのに、徐々に今までの関係だけでは飽きてしまい、新たな発展やストーリーが求められるようになっていきます。あ〜るもそういった感じで、理想郷でわいわい騒ぎながらもゆっくりとストーリーが深化してった気がしますね。

自分はパトレイバーのストーリーをなかなか理解できなかった馬鹿小学生だったので、続けて読んだあ〜るには反動ではまってしまった感じです。

あの仲良しクラブ的な雰囲気に憧れを抱いてましたねぇ。自分も高校生になったらこんな感じでおもしろおかしく部活やったりするのかなーとか思ってました。実際経験してみたら、もっとクールでじめっとドロドロっとした人間関係でしたが(笑)あ〜るを人間関係面でリアルにした感じの作品が「げんしけん」なんじゃないかな、と個人的に思います。

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[投稿:2007-08-26 23:16:35] [修正:2007-08-26 23:16:35] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

巨人の星系でも水島系でもキャプテン系でもない、
「普通の高校生と監督」の甲子園を描いた野球漫画。
マンガの影響から「野球は、努力好きで真面目で才能ある選ばれた奴がやるべきだよな」と思いこんでた私には新鮮でした。
やったろうじゃんの「監督が選手と考えながら野球していく」路線が『大きく振りかぶって』『ラストイニング』につながっていく(と勝手に思っている)。

朝霧高校に喜多条監督が赴任し、反発を受けながらも野球部を一つにまとめていく序盤。練習・日常生活・心情まで、普通(天才でも不良でもない)の高校野球部員の生活を描いているので、チームが一つになっていく過程は感情移入して一気に読める。

その後、滝山高に勝つためには、甲子園で勝つためには、努力と運が必要だということを思い知らされます。剛速球投手・江崎がチームに加わり、高めあいながら快進撃を続けたのも運なら、その江崎がチームのために限界を超えて故障するのも運。これが中盤。

全てのドラマが終わり、重厚な江崎のドラマに突入する終盤。
楽しい時も苦しい時も悲しい時も野球をやってきた江崎は、最愛の女性がレイプされた怒りすら、野球で表現することを求められます。自分の才能すら呪いたくなりながらも、才能がある故に投げ続けなくてはいけない、それもまた甲子園の真実でしょう。

甲子園を夢見る普通の高校生・加納の話から、高校野球に翻弄されなお高校野球に戻ってきた喜多条監督、江崎という天才の話まで…要は「野球が好きな男」のお話ですね。

滝川高ぐらいまではもう面白くて面白くて、甲子園でも江崎が覚醒していく姿と選手が考えながら野球するのが面白くて、確実に10点満点でしたねぇ。
ただその後があまりに暗くて…。『部屋においでよ』や『青空』でも描かれている、あの息苦しくなる暗さです(笑)
ってことでマイナス2点。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-07-18 00:58:33] [修正:2007-07-18 00:58:33] [このレビューのURL]

連載で読んでる自分は
この漫画の話の進めっぷりにやられました。

恋愛ってこんなもんすね。
毎日の積み重ねで惹かれちゃう。
毎週毎週徐々に惹かれあう2人を見てる感じ。

コミックスだと魅力は半減するかもなぁ。
今、現在コータローが先っちょ入れて帰ったとこです(笑)
これから読み続けて、また再レビューしてみます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-07-11 01:27:37] [修正:2007-07-11 01:27:37] [このレビューのURL]

恥ずかしい話、全巻読んでないのですが、
大好きな漫画でした。

まだ小学校高学年、ちっぽけな世界しか知らなかった私が、別にかっこよくなくても、ふざけたことばっか言ってても、エロくても面白けりゃいいんだ!とわかりショックを受けた作品です(笑)
今でこそ、芸人ブームとやらで「面白い人はすごい」と認知されてますけどねぇ…。

なのに、中盤、横島くんが能力を身につけかっこ良くなっていくのです。それまでの楽しい、偉大なるマンネリが崩れ、苦しくて苦い成長ストーリーに入ってしまいました。
思春期まっただ中の自分にはリアルすぎてちと重かったのかもしれません。そこから読んでないのですが、今なら面白く読めるでしょうか。

そういや、優れたギャグ漫画家はシリアスなストーリーものを描きたくなるものだ、といしかわじゅんが言ってましたが、連載中にそんな感じになったのかもなぁ、椎名先生。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-07-02 15:00:24] [修正:2007-07-02 15:00:24] [このレビューのURL]

面白かったです。
和也が試合を経るごとに覚醒していく姿に毎週ぞくぞくしてました。

98年W杯と連載がほぼ同時進行だったので、抽選会で初戦アルゼンチンが決まった時、うわー村枝ラッキーだなー!と一人で興奮した記憶があります(笑)

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-07-02 13:52:41] [修正:2007-07-02 13:52:41] [このレビューのURL]