「ムキッキー」さんのページ
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7点 花の慶次−雲のかなたに−
漢を「おとこ」と読むきっかけを与えてくれた漫画。
濃い絵で「北斗の拳」とは違った男の世界を魅せてくれます。
相変わらずキャラの死に際の叫び声がおかしい。ひゃぶ とか ぶげ とか。
しかしこの作品、途中から原作の「一夢庵風流記」とはがらりと変わる。
慶次が琉球に行ったり、利休の息子達が出てくるのは全くのオリジナル。
ついでにヒロインも原作とは全然違いますね。
原作の舞台が舞台だったのであえて変更したのかもしれませんね。
天下の武将達が、温泉に集結するエピソードは笑ってしまった。
そんなフィクションも豪快で良いんですが。
ちなみに私のお薦めは、捨丸(口癖は「たらら〜」)の舞。
「前田慶次の馬にて候」 このエピソードは好きです。
原作でも漫画でもちょっと気になったのは「前田利家」の描かれ方が
あまりにも悲惨というか、ぞんざいといいますか。
NHK大河でもその名を馳せた「前田利家」をここまで
下衆で惨めに描いた漫画は、あまり類を見ないと思います。
原作も面白いので、興味が出た方は是非。
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[投稿:2006-09-14 23:36:17] [修正:2006-09-14 23:36:17]