「メカざわ」さんのページ
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自宅が漫画喫茶化しています。つけたレビューは、全巻所持・全巻読破・連載中は8割以上読破したもののみです。
レビューは「5」を基準につけていて、4以下は駄作扱い、6以上は良作、7超えで名作、9以上は神の領域としています。他の方と比べると辛口の評価なので、5以上の作品は悪くない作品たちですよ。極力、自分個人の採点ではなく、客観的に作品の完成度をみて得点をつけています(おもしろいと思ったから10点、自分は好きだから10点というつけかたはしません)。ただ、嫌いな作品はとことん叩きます。
私のレビューはこれから読もうとする人の参考となるように描いているつもりです。どうぞご参考までに。

8点 電影少女
恋愛漫画。絵は極上。
私は今までに様々な恋愛漫画を読んできましたが、本作品以上に悲劇的で切なくなるピュアな漫画はありませんでした。恋愛漫画において基本となる「キス」について、これほどに考えさせられる漫画は他に類をみないでしょう。
漫画のテーマ自体は、男のロマンを描いたちょっとえっちなラブコメなんだろうけど、実際に描かれたその奥底は現実世界では表現されることのない悲しいラブロマンスです。
子供の時に読んで、ただ少しえっちな漫画としか認識していない方はぜひとも大人になった今読んでいただきたい。この作品の深さが分かったらもう大人ですよ。
私は何十回もこの作品を読み返しましたが、二十歳を過ぎてからは読めなくなりました。読んでいて心苦しくなるのはこの作品だけです。さらに歳を重ね、恋愛に対する想いが枯渇する頃に、またこの作品を手に取り心を潤滑しようと思います。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-08-18 03:16:52] [修正:2009-08-18 03:16:52]