「ぽこらて」さんのページ
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つたないレビューですが、ぼちぼち感想を書いていけたらなと思います。好きなジャンルはバトル系、特にダークファンタジーです。
自分のレビューが、どなたかの参考にでもなれば幸いです。
<連載中で集めている漫画>
刻刻 進撃の巨人 スティールボールラン ガンダムUCバンデシネ ウィンランドサガ ベルセルク クレイモア よつばと! エヴァ LIAR GAME ZETMAN HUNTER×HUNTER
<大雑把な点数の基準>
10点 最高に「ハイ!」ってやつだァァァァァ
9点 殿堂入り
8点 超面白い
7点 面白い
6点 良作
5点 普通 4点 微妙 0点から3点 つまらない

6点 LIAR GAME
この手の騙し合いがメインの代表作として、福本先生のカイジシリーズが有名だが、カイジとLIAR GAMEでは作品のベクトルが若干違う、と個人的には思う。
カイジはゲーム自体は簡易な物が多い。ジャンケンをしたり、サイコロ振ったり・・・。ただその分、登場人物達の心理描写や疑心暗鬼が物凄く良く表現されているのが特徴。
しかし、この漫画は正反対で、ゲーム自体に魅力がある。少数決からはじまり、リストラゲーム、密輸ゲームなど作者独自のオリジナルゲームはどれも素晴らしく、それらのゲームを運ではなく必勝法を駆使して勝ち進んでいく展開は心理戦というよりも頭脳戦といった方が正確だろう。
ただ、多人数で協力してゲームを勝ち進んでいく性質上、プレイヤー同士の馴れ合いも見られる。その点が個人的にはマイナスポイントで、また不必要に多い涙もイラッとるする事があった。作品のテーマ上、仕方の無い事でもあるが。
もう少し心理戦要素を増やしたり、文字数抑える工夫をして欲しかったけど、潜在的面白さで言えば、カイジを超える良作だと思うので、読んで損は無い漫画。心理戦のカイジ、頭脳戦のLIAR GAMEといったところか。
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[投稿:2011-02-25 18:10:16] [修正:2011-02-25 18:10:16]