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7.99点(レビュー数:167人)

作者藤田和日郎

巻数33巻 (完結)

連載誌週刊少年サンデー:1990年~ / 小学館

更新時刻 2012-10-15 02:25:06

あらすじ 主人公の「蒼月潮(あおつきうしお)」はとある事情により封印されていた妖怪「とら」を解き放ってしまい、妖怪を滅ぼす力を持つ不思議な槍を手に入れる。

「悪い妖怪なら退治する。」
「いつか喰ってやる。」

奇妙な最強コンビがここに誕生した。
その出会いはこれから始まる「旅」の序章だった・・・。

備考 文庫版全19巻、ワイド版全18巻。
第37回(平成3年度)小学館漫画賞(少年部門)受賞。
1997年星雲賞コミック部門賞受賞。
日本のメディア芸術100選マンガ部門選出(週刊少年サンデー連載作品で唯一の受賞)。

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うしおととらのレビュー

点数別:
141件~ 145件を表示/全152 件

10点 tenshiさん

 みなさんが言っておられるとおり、幾つもの伏線が張られそれが一気に爆発する最終決戦では心が震えました。ここまで最後が盛り上がる漫画はごく稀なのではないでしょうか。
 最終決戦だけでなく1話1話のエピソードもよく出来たものでした。作者はマッチ売りの少女などの可哀想な主人公が可哀想なままでおわる童話は納得できないと語っておられました。それが反映され必ず登場人物に救いが用意されているのが清々しい。
 またキャラクターがいきいきとしており、脇役であってもきちんと活躍できる場を設けて、キャラクターの存在感を強く示している作者の力量が素晴らしい。私の1番好きな漫画です。何よりもキャラクター一人一人の言葉が心に響いてくる。その生き様が心に訴えかけてくる。曲がったことが多い現実でも潮たちのようにまっすぐにいきていけたら、どんなに素晴らしいことかと思います。このレビューは漫画データベースにも投稿したものを推敲して書いたものです。なおそちらのIDはxhhjf943です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-06-16 03:20:38] [修正:2006-06-16 03:24:37] [このレビューのURL]

10点 はむさん

絵を描くということがホントに好きなんだな・・と感じられずにはいられない熱いタッチと細かな背景。
どんどんどんどんのめり込めるストーリーははまる&感動します。
うしおととらの口に出さないけど、嫌々やってそうにみえるけど、絶対的な信頼関係がすごくいい!

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-05-03 23:07:32] [修正:2006-05-03 23:07:32] [このレビューのURL]

10点 カメオさん

読み終わった後、こんなに寂しい気持ちになったのは初めてです。
もっともっとうしおととらを見ていたかった気がします。
うしおたちの言う様々な言葉は心に突き刺さります。
時に勇気をくれ、時に深く考えさせられ、時に生きる道を示してくれる。
この漫画の全てが自分のプラスになる気がします。
うしおは強いです、かっこいいです、やさしいです。
僕はうしおみたいになりたい。
うしおみたいに真っ直ぐに生きたい。

ナイスレビュー: 3

[投稿:2006-04-24 21:35:30] [修正:2006-04-24 21:36:29] [このレビューのURL]

10点 タコのすけさん

これぞ少年マンガ!というお手本のような漫画ではないでしょうか。
一話から最終決戦まで無駄な話がありません。
全ての話が最終決戦の伏線になっています。もちろん、後付けもありますが無駄なく綺麗につなげているので違和感は0です。

この作者さんは悲劇的な終わり方をする童話等が嫌いらしく、それはこの作品自体にも出ています。
無駄な死というものがないのです。
「死」というものは悲しいものですが、藤田先生は「救い」を作っているのです。
そのことで、ただ悲しいだけの死のシーンが少なくともそのキャラクターにとってはまた違うものになっています。

命というものを決して軽く扱っているマンガではありません。
子供が大人になる前に是非とも読ませたいマンガですね。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2006-04-16 23:22:46] [修正:2006-04-16 23:22:46] [このレビューのURL]

8点 yn13さん

感動する話も多く、良い漫画だと思います。
ただ、この作者さんの少年漫画らしい台詞などの表現がなじめないことがありました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-03-30 22:02:08] [修正:2006-03-30 22:02:08] [このレビューのURL]

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