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7.97点(レビュー数:168人)

作者藤田和日郎

巻数33巻 (完結)

連載誌週刊少年サンデー:1990年~ / 小学館

更新時刻 2012-10-15 02:25:06

あらすじ 主人公の「蒼月潮(あおつきうしお)」はとある事情により封印されていた妖怪「とら」を解き放ってしまい、妖怪を滅ぼす力を持つ不思議な槍を手に入れる。

「悪い妖怪なら退治する。」
「いつか喰ってやる。」

奇妙な最強コンビがここに誕生した。
その出会いはこれから始まる「旅」の序章だった・・・。

備考 文庫版全19巻、ワイド版全18巻。
第37回(平成3年度)小学館漫画賞(少年部門)受賞。
1997年星雲賞コミック部門賞受賞。
日本のメディア芸術100選マンガ部門選出(週刊少年サンデー連載作品で唯一の受賞)。

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うしおととらのレビュー

点数別:
41件~ 45件を表示/全153 件

9点 じいやと姫様さん

「姫さま」

「なんじゃ、じい」

「今回ご紹介するのはこちらでございます」

「ほう『うしおととら』とな。一体どのようなものじゃ」

「熱うございます『うしお』と『とら』その名前からして熱うございます。」

「ほう」

「ぶっきらぼうながらに芯の通ったうしおと、天邪鬼ながらに人を見捨ておけぬとらのその友情が熱うございます、人間と妖の垣根を意識しながら進む真由子ととらの恋心も、ただただ胸に熱いものがこみ上げるばかりでございます」

「そんなにであるか」

「はい、そんなにでございます。じいやは少年サンデーでとらのアップを見た時、その迫力に痺れたものにございます」

 じいは昔を思い出し遠い目をした。

「よし、では当時の少年サンデーを手に入れて参れ」

「……は?」

「わらわもとらのアップが見たい」

「いや、しかし」

「早く行かぬか! 第一話から最終話まですべて揃えるまで帰ってくるでないぞ」

 アンズ姫の剣幕に圧されじいやは渋々旅立って行った。
 
 じいやが城に戻ったのは二年後のことだったという。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-06-23 09:17:18] [修正:2011-06-23 09:24:40] [このレビューのURL]

7点 kikiさん

何が素晴らしいってラストのとらのセリフですよね。
正直こういうバトル漫画って今まで係わってきた人や妖怪と協力して
ラスボス無事倒して主要人物の誰かが死んで終わりでしょ、はいはい。
と思い読んでました。(子供の頃読めばよかったのですがええ年して
から読んだものですから)

うしおが妖になってしまうのか?とらに喰われるのか?とらをやっつけ
ちゃうのか?はたまた合体しちゃうのか?
私が思いついてたのはこれぐらいなのですが、あのとらのセリフ!
うわーそうきたか!!
神セリフですね。あの二言でこの作品が不朽の名作になったのだと
すぐ理解できました。

あと様々な伏線が出てきて見事に回収してましたが、その中で特に
感心したのはマスコミの人の話。最初は長くなった物語を整理する
ために出てきたのかな?としか思ってませんでした。
そしたら最後の決戦時に! いやぁ藤田さんやっぱ凄いわ。

ただ連載としてでなく一気に読むのは真ん中辺は似たようなエピソード
なので「くどくて長すぎる」とちょっと思ってしまいました。
けどあの素晴らしいラストがあるならOKかな。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-06-07 13:32:49] [修正:2011-06-07 13:32:49] [このレビューのURL]

10点 よしみんさん

もはや何も書くことはないくらいの有名な名作ですね。
当時このマンガのためだけにサンデー買ってました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-05-23 08:57:28] [修正:2011-05-23 08:57:28] [このレビューのURL]

9点 columbo87さん

とらぁ?!!

妖怪バトル物で、結構絵柄も当時ショッキングでした。ですから皆川先生も居たころは結構サンデーは怖い雑誌というイメージがありましたね。

グロめの妖怪物で少年漫画少年漫画している稀有な存在、熱い。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-04-28 22:30:18] [修正:2011-04-28 22:30:18] [このレビューのURL]

7点 たまご男さん

皆の記憶がなくなった時、とらだけが
「しけた顔してんなぁうしお」
うしお小さくガッツポーズ

最強の場面でした

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-02-28 00:38:36] [修正:2011-02-28 00:38:36] [このレビューのURL]

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