へうげもののレビュー
8点 ごまあぶらさん
もう、大好き!
佐介大好き!
数寄者な主人公は戦国時代、信長の直臣。
大名というわけでもないがしたっぱでもなく、秀吉、明智光秀などとも面識がある、いい距離感。
物語そのものも、本能寺の変のあたりにしぼっているし、時代背景が抜群。
そしてなにより主人公含め、キャラクターの魅力が相当すごい。
お宝に目がない方々が血相を変えて右往左往。
国一つより茶碗が欲しい。それが数寄者。
あほや! ホンマモンのあほや!
野心もあり、物欲もあり、みなさんあほや!
それがまたかっこよく見えてしまうから困る。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2006-10-26 13:56:37] [修正:2006-10-26 13:56:37] [このレビューのURL]
7点 ヨノナカさん
タイトルの「へうげもの」とは「ひょうきんもの」と言う意味。そのタイトルの通り、主人公の古田左介は相当のひょうきんもの。織田信長に仕える武士だというのに、焼きものなどの名作に目がない大の骨董好き。かといって武功に目もくれていないわけではなくて武士としての生きかたに反して骨董を愛する自分が嫌気がさしたりも・・・つまるところ、左介はオタクなのですね。古き良き、戦国時代のオタクですよ。そしてこのオタクと周りの武士たちの関わりが面白い。キマジメ〜な武士の中にオタクが一人。その行動のずれ具合といったらもう、含み笑いを堪えきれません!!
ちょっとギャグの感が強いですが、勢いのある線で描かれる戦国武士たちのやり取りは思わず手に汗握ります。必読!!
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2006-03-25 20:53:16] [修正:2006-03-25 20:53:49] [このレビューのURL]