鋼の錬金術師のレビュー
8点 理不尽みるくさん
少年漫画界の岩明均といえるほど伏線の使い方が上手い。
これ終わったらガンガンはどうなるんだろう。ソウルイーターじゃ力不足だし。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-10-14 05:01:42] [修正:2008-10-14 05:01:42] [このレビューのURL]
7点 ててむさん
ダークファンタジーと銘打たれてはいるがそこまでダークといえる内容ではなく、ただのファンタジーといったほうが無難かもしれない。話の内容はシンプルで骨のあるよい出来なのだが、荒川さんの描く丸みのある線はほんのりした描写には凄く合うのだが緊張感というか迫力のある絵を描くことは十分にできていない気がする。また7巻以降のストーリーが少し惰性になってきている感じがするのと、アニメ版の最終回を超える話にこの漫画版(原作)が仕上げられるかというのが個人的な疑問点である。だが伏線はなかなかいい具合に張り終えつつあり、これまでのストーリー展開からして可能性を多分に残した作品であるので、うしおととらみたく最終回に迫る頃に怒濤の展開がやってくるのを楽しみにしていたいと思います。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2007-08-31 07:23:12] [修正:2007-08-31 07:29:25] [このレビューのURL]
10点 amazonlyさん
キャラクターの魅力や話の完成度の高さは申し分ない。
特に各キャラの動かし方、群像劇の進め方に関してはピカイチ。
少年漫画特有の不自然な後付けや露骨な引き延ばしや脳筋戦闘描写もない。
主人公エドワードは最初からレベル70程度の戦闘力を誇りそこから全く強くならないままであったが、精神面は大きく成長した。
少年漫画においてマイナスだと思われがちな要素をとことん排除した、ある種漫画のお手本のような漫画ともいえる。
しかし熱意まで排除した漫画であるかと言われれば全くそんなことはない。
作者は北海道の農家で生まれ育った方で、キャラクターのセリフ等からそこで育った彼女の死生観がかなり反映されている漫画だということはしっかりと伝わりますし、エドとアルの過去編のサバイバルやブリッグズ編では実体験のおかげでこういう漫画が描けるのだなとわかるんですよね。
イシュヴァール殲滅戦の話を描くにあたっては第二次世界大戦を実際に経験した当事者から取材を受けてから描いたそうな。
ツイッターをやらない理由を聞かれた際には「世の中に伝えたいことがあるのであれば漫画で伝えればいい」と答えたそうで、本当に自分の描きたいことだけを漫画にしていてその上決して独りよがりな作風にならずこの面白さを放っていたのは本当に凄い。
永遠に賞賛されるべき漫画。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2023-04-29 03:13:57] [修正:2024-03-19 17:02:44] [このレビューのURL]
7点 朔太さん
主人公たちが過去に禁忌を犯し、体を失うという
トラウマを初回から見せておいて、元の体に戻す旅、
という設定が素晴らしい。
目的が不明の敵が複層して登場してくるので、
謎が展開を引っ張ります。
描画も少年漫画としては上級です。
戦闘シーンも上手く、女性作家特有の短所も見当たりません。
一時、ブームを呼んだのも頷けます。
ただし、10巻辺りでは、謎の引っ張り方が長く、
登場人物も増え過ぎて、話が複雑になってしまった感が
あります。
伏線の回収がやや雑になってきて、飽きが出てきました。
私だけかもしれませんが、最後まで読む気力が失せてしまいました。
最初の5,6巻までは9点。その後マイナス3点という印象です。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2021-06-20 09:04:30] [修正:2021-06-20 09:04:30] [このレビューのURL]
10点 ひるちゃんさん
いや?やられましたね?。こんなにのめりこんだ作品はこれが初めてです。見てて面白いし、作者の画力も高い。必死なのが見ててものすごく伝わってきます。今の少年漫画は恥とのめりこまない作品ばかりなのですが、これだけは違った。本当に文句なしです。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2020-02-19 09:05:40] [修正:2020-02-19 09:05:40] [このレビューのURL]
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