あらすじ
佐藤大輔著の同名小説『皇国の守護者』が原作。サーベルタイガー・天龍などファンタジー色強い戦争物。が、内容は既得権益を守る為に足を引っ張り合う権力者や決して一枚岩ではない軍隊など、非常に現実的(というか生臭い)でもある。時代設定としては十九世紀ごろ。蒸気機関が発明されてから約二十年が立つ。
【大協約】という人と龍が交わした契約が、世界秩序を為す世界。そこに存在する小国『皇国』と、その皇国に侵攻してきた世界最大の大国『帝国』との戦争が主な内容だが、そこに皇国内での覇権争いや経済問題、政治も絡めて描いてゆく。主人公は帝国との決戦に敗れた皇国が敗走する中、運悪く遅滞戦を命じられた皇国軍人・新城直衛。実験部隊でもある剣牙虎部隊を率い、新城は絶望的な戦線にその身を投じてゆく…。
皇国の守護者のレビュー
10点 batsさん
面白いねー。ほんと久々に面白いの読んだわ。
引き込みが巧い。
これは読まなきゃ絶対損。名作。
どうでもいいけど千早がかわいい。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2011-06-05 07:41:15] [修正:2011-07-03 12:02:47] [このレビューのURL]
7点 columbo87さん
原作が書かなくなって打ち切りだっけか。
主人公がかっこよかったような、自虐的でかといって人情を捨てきれていないとことかね、よかったよ。キャラとして。
戦争シーンも非常に人間的でよかった。
姫様が萌えキャラになったらどうしようかとハラハラしてたら終わった。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2011-06-04 10:09:34] [修正:2011-06-04 10:09:34] [このレビューのURL]
10点 琥太郎さん
ドタイプ漫画。
5巻で終わるし気軽にさらっと読み終えるかと思ったら、重い!なんだこの重み厚みはぁぁぁ!
全30巻の大作読んだ位の重厚感ありますよ。いやホントに。
一言一言がとにかく深い。噛み締めて読んでるからこんなどっしりとした読後感が味わえたのかも。
原作者との折り合いが付かず5巻で終了してしまったことでよく賛否両論の槍玉に挙げられますが、決して変な終わり方はしてないです。むしろ個人的にはキリも良かったし好きです。
本作、オススメです。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2011-06-01 12:12:24] [修正:2011-06-02 13:33:58] [このレビューのURL]
9点 GAGAさん
元々は原作好きです。
マンガ化にあたって名作が駄作へと成り果てるのはよくある事。
今回もそうかと不安に駆られながら読んだ1巻が良いほうに裏切られ、あれよあれよと全5巻読破。
…うん。めちゃくちゃ面白い。
むしろこっちの方が面白いか?笑
ストーリーは、小さいながらも貿易によって繁栄していた<皇国>と海の彼方から侵略してきた<帝国>との戦争を軸とした物語。
<皇国>側の視点から描かれているが、<帝国>側もとても魅力的。
龍や虎、術者なども出てくるが、決してファンタジーマンガではない、
近代戦という組織と組織の戦いをとにかくリアルに描いた一作。
序盤巻き起こる負け戦による北領からの撤退戦はいきなりの圧巻。まさに息を呑む展開である。
原作をキチンと踏襲しつつ、見事なまでに作者なりの解釈で戦争の狂気や心理描写が良く表現できていて、数少ない名作だと思います。
是非一読あれ。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2011-05-25 13:45:55] [修正:2011-07-22 19:28:01] [このレビューのURL]
9点 トラヴィスさん
ここでの評判がかなり良かったので読んでみた作品。
...なるほど、これは面白い。名作ですね。
1話目の時点でかなり骨太で重厚な匂い、そして読み進めるごとに自分の期待をさらっと裏切る面白さに興奮を覚えます。
特に世界観の作りこみは素晴らしいですね。細かい所まで丁寧に作りこまれています。
ちょっと短いなぁとも思いますが、まぁ5巻でうまく纏まっているんじゃないでしょうか。
作者の新連載「シュトヘル」も面白いみたいなので読んでみようかなぁ。
皇国の守護者、タイトルは微妙(笑)?だけど、イチオシです。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2011-05-18 00:52:18] [修正:2011-05-25 13:50:19] [このレビューのURL]
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