HELLSINGのレビュー
6点 columbo87さん
ヒラコー漫画、こういうのが好きな人にはたまらない、厨二、邪気眼の化身とも言うべき漫画。アメコミ色強し。
正直2,3巻でおなかいっぱいで恐ろしいほどの雰囲気漫画、見ていて恥ずかしくなるくらいなのだが、終わり方もそれなりに綺麗で素敵な感じで、意外と王道なんだなーと思わせられる。少年漫画的なのさこの辺りは。
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[投稿:2011-06-04 09:52:21] [修正:2011-06-04 09:52:21] [このレビューのURL]
7点 あおはなさん
現段階にいたっては、作品の内容自体に目新しいものは無いのかもしれない。
でも本作にレビューを寄せられているほとんどの方が述べられているとおり、本作の特徴は「台詞の妙」であり、本作が不朽である所以はここにあるといってよいでしょう。
「決め台詞がある」って漫画では最重要項目のひとつだと思います。
コレがない漫画には、私はレビューをほとんど寄せないくらいです。(だから私のレビューって薀蓄漫画、ほのぼの漫画、雰囲気漫画が少ないのですが)
本作はその代表格じゃないかな?
ネタバレになるからあえて台詞書きません(意地悪じゃないから)
全10巻ですし、読んでみてくださいな。
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[投稿:2011-02-19 15:15:02] [修正:2011-02-19 15:15:02] [このレビューのURL]
8点 suzuさん
この漫画の魅力はその台詞でしょう。有名な少佐の「演説」や主人公アーカードと宿敵アンデルセン神父との最期のやり取り。私はガッチリと絡めとられてしまいました。また序盤の作画は酷いものがありますが、中盤以降のベタを多用した迫力のある戦闘シーンなどはとても迫力があります。
※注!この作品は好き嫌いがはっきりと分かれる漫画です。買うのであれば古本屋でパラパラ眺めてからの方がいいでしょう。なお急に挟まれるコメディパートは私もあまり好きではありません(テンションについていけない…)
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[投稿:2011-01-28 06:04:54] [修正:2011-01-28 06:04:54] [このレビューのURL]
7点 即身仏さん
ヒラコーがエロ漫画家だった頃から続いていた(コヨーテ)流れの集大成ともいえる作品。アーカード達ヘルシング機関と少佐率いるミレニアム(ついでにバチカン)の血みどろの戦いは、流れこそ単純かつ大雑把だけど濃度がドロドロな位濃い。少佐の出撃前の「私は戦争が好きだ(略)」とかセラスと傭兵ベルナドットとの絆・ヘタレのペンウッド卿が見せた意地とかがキチガイじみた流れながらも燃える展開を加味していました。
この漫画の本質は人間賛美であり、アーカードみたいな化物じみた強さを持つ存在でさえも人こそ素晴しい存在だと認め、最後にヘルシング機関の長であるインテグラルが少佐を打ち倒した時も人を捨てた存在である少佐を否定・化物を打ち倒すのは常に人だ。という台詞が良かった。
本編とは関係ないけど、巻末の馬鹿兄弟(ヴァレンタイン兄弟)の漫画やや表紙を外して見れるカバー裏のおまけ漫画が地味に好きでした(笑)
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[投稿:2010-10-16 00:32:47] [修正:2010-10-16 00:32:47] [このレビューのURL]
7点 s-fateさん
吸血鬼とナチスと英国を混ぜると欧州の戦争の大義名分が結構網羅されて面白いものだなと思いました。終始どの陣営もハイテンションなのでアクションマンガとして一気読みするのもよし、少し考えて、化け物を倒すのは人間、化け物は化け物を倒せないとはどういう意味か?とか考えて読むのもいいと思います。確かに人はやたら死にますが、意外と想定内の表現なのであからさまな嫌悪感は感じません。ラストも作中の人死にの量と、わりに合わないほどスッキリしています。
個人的には、ナチスでバトルシーンがあるとやっぱり小林源文さんの影響が見えるなぁと思いました。気持ちはわかるので全然OKですけど。
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[投稿:2010-07-21 01:21:36] [修正:2010-07-21 01:21:36] [このレビューのURL]
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