BECKのレビュー
9点 一般人さん
漫画故の感動がある作品。
当然声なんかないから、読んでる人の中にそれぞれの「シスター」とか「Devil's Way」がそれぞれの「BECK」で再生される。
全員で一つの曲を練り上げる過程や、途中いろいろある苦難、音楽の力というものを筋に作った少年漫画の名作だと思う。
余談だけど想像がこの漫画の素晴らしさをさらに引き出したから、アニメとか実写化もして欲しくなかった。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2011-03-18 15:59:03] [修正:2011-03-18 15:59:03] [このレビューのURL]
8点 あおはなさん
音楽漫画では個人的には最も完成度が高い作品だと思います。
映画化されたけれど、コレはのだめと異なりまさに漫画でこそ面白い作品です。
なんでかというと本作品は「音が分からない」「コユキの声が分からない」ところがほんとはポイント。
のだめの場合はクラシックですでに「音源がある」から映像化しても崩壊しない(どころか映像化したほうが良いタイプ)なのに対してBECKは「音源が無い」ので「この音、あるいはコユキの声どんだけすごいんだよ」ということを「個人の想像力で補う」タイプなわけで、本当は映像化に最も適さないまさに漫画が漫画である所以を体言したような漫画。
漫画で読まなければ意味が全く無いんです、ホントはね。この手の漫画に偏見がある人(実は私)もぜひ。意外と漫画の深さを知ることができます。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-11-03 20:35:15] [修正:2011-02-02 19:39:21] [このレビューのURL]
8点 森エンテスさん
『バンド』という集合体を扱った漫画の中ではダントツに面白いです。
主人公のコユキの成長物語のような始まりから、仲間達との出会い、そして天啓を受けたバンドとして最高のステージを行うまでの緊張感と読後感はなんとも言えない気分になります。
最高のロック漫画。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-11-22 18:24:55] [修正:2010-11-22 18:24:55] [このレビューのURL]
6点 マサキレンさん
評判の良い漫画だったので読んでみた。
バンド漫画なのかと思ったら青春漫画だったので正直肩透かしを喰らってしまった。
しかし内容はなかなか上手くまとまっているし、ライブシーンも魂を揺さぶられるような凄みがある。
ただストーリー的には少々無理があったように感じた。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-11-17 17:04:13] [修正:2010-11-17 17:04:13] [このレビューのURL]
8点 そのばしのぎさん
漫画でロックバンドが出てくると、大概アイドル的な描かれ方している物ばかりだが、BECKの場合は妙にリアリティがある。
物販で頑張らないと交通費にすらなりませんしね。
単なるバンド成功談に終わらず、ルシール、SG、飼い犬のベックといったミステリ要素もあり、その謎は最終回に向けて徐々に解けていく。
メンバー全員が見た夢も変にオカルトにはならず、インスピレーションに繋がっている。
本筋はしっかりしていながら、知らなくても差し支えはないパロディやオマージュが散りばめられている。
う?ん、難クセつけるならDevils' wayかな。
レノンにしろフレディにしろ、死後にメンバーが音重ねて新曲出したけど、出来を考えると、口頭で数フレーズだけというのはちょっと無理があったかもしれない。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-09-24 19:14:52] [修正:2010-09-24 19:14:52] [このレビューのURL]
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