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6.71点(レビュー数:82人)

作者ひぐちアサ

巻数32巻 (連載中)

連載誌月刊アフタヌーン:2003年~ / 講談社

更新時刻 2011-07-14 21:15:48

あらすじ 「オレ……オレ……がんばってるって思う?」オレらのエースは暗くて卑屈(ひくつ)。勝つために、弱気なエースのために。行け、オレら!読むとためになり、しかも血湧き肉躍り涙する。本格高校野球漫画!

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おおきく振りかぶってのレビュー

点数別:
56件~ 60件を表示/全82 件

0点 じゅげむさん

薦められて読んでみたけど、私はだめです。
野球漫画は嫌いではないですし、他の方が言われてましたが
高校野球を美化しすぎとかそんな感じも持ってません。
ただこの漫画には「引き込む」要素は皆無。訳ありの主人公
が、何か突然野球はじめる、あの一巻の展開で食傷気味です。
野球だけとゆう漫画なら他にもたくさんあるので、いまさら
的な作品です

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-08-14 15:18:54] [修正:2007-08-14 15:18:54] [このレビューのURL]

7点 トッティさん

主人公が弱気なエースというやや新しい設定。
そんな弱気な主人公を優しいチームメイトたちとの試合を通じ、成長していく、高校野球らしい青春な物語。
主人公の性格以外はベタではあるが、試合や人間関係など全てが爽やかに描かれていて、読んでいて嫌にはならないと思う。
試合では高校野球がリアルに描かれていて、女性の作者とは思えない出来。
特に捕手、投手、打者、時には監督も交えた心理戦の描写は見事。ただ、全員が冷静に思考を巡らしすぎな感覚はある。
野球を好きではない人は、この心理描写が逆にうざく感じるかもしれない。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-08-11 17:22:47] [修正:2007-08-11 17:22:47] [このレビューのURL]

3点 kikumasaさん

[ネタバレあり]

長くなってしまいました。すいません。

一、実績は無いが、ずば抜けた特殊能力を持った主人公が素晴らしい仲間と成長していき、急に強豪校をどんどん破るチームになる。
二、試合展開は主人公の投手を中心にピッチャー対打者という1対1の対決を主軸に描く(良くも悪くも)少年漫画ウケする構図を採用。
三、守備位置と打順との関連性を受けながら個性的な登場人物を描けるという野球マンガのアドバンテージを活かし、脇役の人物造形を行う。

これら3つの特徴は今までの野球マンガで幾度と無く取られてきた手法である。
「新しい野球マンガ」と聞いたとき、これらの特徴を打破する作品が現れたのかと期待したが、見事に期待はずれでした。

 主人公のキャラクターが今までに無いというが、どのマンガでも主人公のキャラクターは違うのだから、特筆すべき新規性ではない。主人公が投手というのは野球漫画の王道。
 更に、他のレビューで述べられているように、脇役の描写には失敗している。魅力的なキャラがいない。
 メントレについて詳述してる場面は「新しい」と言えそうだが、私にとってはだらだら説明を読んでいくのが苦痛でした。(この辺の感じ方は個人差があるが)
 配球の読み合いや心理戦については、ちばあきおが過去に試行済みの手法。
 だいたい、メントレはやたら説明してるくせに、実際の技術については一切触れてない。何で一年生があんなに守備も打撃もソツなくこなすんだ?高校球児なのに坊主じゃねえのか?

 こっから先は愚痴です。
 いい加減、高校野球を美化するのを止めろ。「純粋無垢な球児」も「ひたむきなプレー」も確かに存在する。しかし、その一方で喫煙やキセルで問題を起こす球児も沢山存在する。そして、問題を起こし、練習も不真面目な生徒が結果を残すという事例も山ほどある。
 この辺のことはマスコミでも何回も取り上げられている。皆知っているはずなのに、何故高校野球は神聖視されるのか?
 勤勉実直な生徒もいれば、ロクでもない生徒もいる。この実態は普通の高校生となんら変わりない。なのに高校球児は「特別」とされる
普通の高校生を、野球をやっているというだけでエライみたいに賞賛する風潮にもうウンザリです。この作品を読んでそんなことが頭をよぎり、不快になってしまいました。

と、さんざん文句を言ってきましたが、
(世間の評価は明らかに過大評価としか思えないにしても)鑑賞に堪えない作品では無い。このくらいが妥当かと

ナイスレビュー: 3

[投稿:2007-07-16 03:51:22] [修正:2007-07-16 03:51:22] [このレビューのURL]

4点 ark1304さん

[ネタバレあり]

作者が野球が好きという雰囲気は凄く良く伝わってくるんですが
正直、これをリアル野球漫画と言い切ってしまうのはちと無理があるかと。

全力で投げていないからとはいえ、九分割したストライクゾーンの各コースに
自在に投げ分けられる、プロでも出来ない芸当をやってのける天才投手と
相手打者の仕草を観察するだけでほぼ確実に待ち球を見抜くエスパー捕手が
一年生だけのチームを引っ張り、昨年の甲子園出場校に勝ってしまう展開は
既存の王道(少年)野球漫画と何ら変わらない構造。
二人とも普通に考えれば正にトンデモ能力を持っているのに
作中では「努力すれば当たり前に出来る事」という感じに淡々と描かれているせいだろうか。
加えて、しつこいぐらい緻密に繰り広げられる心理戦、
主人公が速球派ではないのと二人以外に飛びぬけた能力を持つキャラが居ないため
全体的に描写が地味になってしまう辺りが「この漫画は全体野球を描いている=リアル」と
読者に思わせている要因になっているような印象。

とはいえ、機動力を活かして点を取りにいく野球をする部分は大味にならずなかなか見れる。
他にもありがちな嫌味キャラを一切廃し、野球以外のイベントも
丁寧に描いたりと着眼点が他の野球漫画と若干違うのは新鮮といえば新鮮かも。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-07-09 13:02:36] [修正:2007-07-09 13:02:36] [このレビューのURL]

9点 fimicoさん

全く野球漫画に興味がない私をドキドキハラハラさせてくれた漫画。

今までの野球漫画はどちらかと言うと観客側で見てるような感覚だったけど、この漫画はどちらかと言うと一緒にプレーしている感覚にさせられる。
あぁ!惜しい!とか、何このファインプレー!やるな!とか、
一緒に試合を楽しんでいる監督のような、マネージャーのような気持ち。

主人公の性格とか、なんやらかんやら言われてるけどまたそれも魅力。
いわゆる腐女子脳の方はそう取ってしまう展開があるのも否めません。でも、純粋に読んだら本当におもしろい。
この腐女子漫画が・・・と確認しながら読むよりただ純粋に読みましょう。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-06-26 10:02:56] [修正:2007-11-12 17:14:56] [このレビューのURL]

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