邪眼は月輪に飛ぶのレビュー
6点 橙木犀さん
相変わらず、藤田和日郎さんの漫画は素晴らしい。
それは間違いない。
だけど、違和感を感じてしまう。
「邪眼〜」からは「うしとら」「からくりサーカス」などで迸っていた“熱さ”が感じられなかったように、私は思うのです。
ぐいぐい引っ張り寄せて、掴んだ読者は決して放さないという強引なまでの力強さに欠けていた。
それは、掲載されていたのが青年誌だったからかもしれません。
ついて来るも来ないも貴方次第。
少し離れたところで静かに佇み、手招きするでもなく黙って読者を見つめているような、そういう印象を受けました。
…まあ、単純に短期連載で、こういう話を藤田さんが書きたかっただけなのかも。
安定した質の高さは、流石としか言いようがありません。
描き出される敵キャラの内面、深い哀しみ・苦しみも、静かに心を揺さぶってくれます。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2007-06-10 00:15:44] [修正:2007-06-10 00:15:44] [このレビューのURL]
5点 ITSUKIさん
相変わらずの藤田和日郎って感じでした。
短編集のどこかで読んだことがあるんじゃないかって内容です。
いい意味でも悪い意味でも「変わってない」。
今度の新連載ではもう少し違う感じの話を期待するのは高望みでしょうか…?
絵の迫力は流石でした。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2007-05-05 01:03:49] [修正:2007-05-05 01:03:49] [このレビューのURL]
5点 カルマさん
藤田和日郎初の青年誌での連載。
でも特に青年誌っぽさはなく相変わらずといった感じですね。
物足りなさがあったので点数はこのくらいにしておきます。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2007-05-04 23:28:38] [修正:2007-05-04 23:28:38] [このレビューのURL]