とめはねっ!鈴里高校書道部のレビュー
7点 Lueさん
一巻辺りは、書道の紹介に比重が傾きすぎて、漫画と言うより解説書に分類した方が評価が高くなろうという内容。書道の解説を見ようと思って読めば知らなかった知識が入って来ます。そう言う点は良作。
ただ、それは良いとしても、情報量が多すぎて、ストーリーを圧迫してます。書道で盛り上げる苦労と言えばそれまでですが、途中で苛っと来ました。
また、表面的には好感持ちにくい灰汁の強いキャラを敢えて選んでるので、序盤で読むの止めようかな・・・と思いつつ、書道見てみるか・・・くらいの気持ちで読み進めました。
巻が進むと書道知識とストーリーのバランスは若干マシになり、キャラにも厚みが出てきたかな・・・ 点数は期待込み。
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[投稿:2009-07-11 22:41:03] [修正:2009-07-11 22:41:03] [このレビューのURL]
6点 トトさん
河合先生は本当にマイナーなのを選びますな。
しかしよくこの題材で編集部からOKがでるなー。
あ、編集部が題材を持ってきてるのかな?
しかし題材が書道だろうが、脅威の安定感で読める作品に仕上げてしまうのが河合克敏の真骨頂。
ま〜インパクトに欠けるのは仕方ないですが(笑)
昔からのファンにしてみると、ちょこちょこ「帯ギュ」のキャラを見かけるのがウレシイところ。
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[投稿:2009-01-12 16:11:42] [修正:2009-01-14 14:12:22] [このレビューのURL]
6点 DEIMOSさん
文化系を真正面から描いた青春漫画。
今まで、文化部を真面目に描いた漫画はそうはなかった気がする。確かに、盛り上げ方が明快な将棋や囲碁などの対戦ゲームもの、読者や作者にとって身近なオタクサークルもの、は幾度か描かれてきたが、この漫画において「対戦」は重要なファクターではないし、書道という全く馴染みのないテーマを意欲的に扱っている。そういう意味では、この漫画は、今まで光があたらなかった文化部の「魅力」を描き出しているような気がしてならない。そして、その魅力は、読者に対して、「あ、こんな世界があるのか!」という発見をもたらしてくれる。
作風としては、いかにも「サンデー系」というようなユルさが特徴的。ただ、ラブコメでもなく、熱血対戦ものでもなく、「淡々とした日常」を描くという意味では全く新しいジャンルの漫画と言ってもいいかもしれない。
画風に関しては、「熟練の無難さ」と言ってもよいほどの安定感。もともと絵の上手い作者ではなかったと記憶しているので、長作をこなす度に成長してきたのだろうか。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-12-22 16:27:03] [修正:2008-12-22 16:29:40] [このレビューのURL]
7点 ういちさん
河合克敏作品は始めて読んだけどすごく楽しめた。
「書道」という一見地味なテーマをここまで面白くみせるストーリー展開には作者の技量を感じた。
こういう部活動に恋愛がからめてあるような漫画に弱い。
書道っておもしろいかも…と思わせる良作。
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[投稿:2008-12-15 01:00:15] [修正:2008-12-15 01:00:15] [このレビューのURL]
6点 Sealさん
書道を題材にしているのが新しい。
この漫画では書道部に入った2人の初心者に初歩から教えているので、読者側も書道の予備知識が無くても楽しめるようになっている。
中国史に絡めた書道のウンチクも勉強になるし個人的には面白かった。
書道部のキャラクターは皆個性的で良い。
特にヒロインを含め女キャラはみんな魅力的。
だが男主人公がイイ奴なんだけどあまりに地味なんで今のところラブコメとしてはイマイチかと思う。
今後の成長に期待したい。
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[投稿:2008-11-10 18:11:31] [修正:2008-11-10 18:11:31] [このレビューのURL]
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