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6.77点(レビュー数:27人)

作者松本大洋

巻数3巻 (完結)

連載誌ビッグコミックスピリッツ:1993年~ / 小学館

更新時刻 2009-11-25 06:27:07

あらすじ クロがいました。
そこにはシロもいました。
二人は一緒でした。
二人で一緒でした。

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鉄コン筋クリートのレビュー

点数別:
21件~ 25件を表示/全27 件

9点 はと時計さん

混沌とした街に生きるクロとシロ。

人は根源的に孤独だ。
だからこそ一人ではいられない。
繋がろう、繋がりたい。でもうまく繋がれない。
何かが欠けているから。
そんな言葉が聞こえてきそうだ。

クロはシロを求め、シロはクロを優しく見守っている。

ここに描かれた世界はゴチャゴチャとして不思議な趣を放つが、
そうであるがゆえに一層ピュアで美しい詩のような作品に仕上がっている。
松本大洋の世界を存分に満喫できる傑作である。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-11-11 12:37:49] [修正:2006-11-11 12:37:49] [このレビューのURL]

6点 カメオさん

[ネタバレあり]

独特の線と独特の構図によって紙いっぱいに広がる松本大洋ワールド。
どっぷりつかることができればこんなに幸せなことはない。
ただ世界観が圧倒しすぎて僕にはキャラクターの「あたたかみ」というか「生きている感じ」がどうにもつかみにくかった。
キャラクターを含めた全てが“一枚”の世界のように思えた。
やっぱり人を選ぶ漫画なのかなというのが読後の率直な感想です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-06-25 19:31:57] [修正:2006-06-25 19:31:57] [このレビューのURL]

9点 健太(99)さん

普段同じ人が書いた漫画は2種類までしか買わないと決めているんですが、これを読んで4種類まで買いました。
ピンポンもそうですが松本大洋の書く漫画読めば読むほど面白さに気づかされる。
それが特に大きかった漫画です。
見所はなんといっても二人が離れ離れになってからの気持ちの動きです。
ピンポンを先に読んでから呼んだほうが、感性に響くと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-06-09 07:33:31] [修正:2006-06-09 07:33:31] [このレビューのURL]

シロとクロのせつないモノガタリ。。。

独特の世界観、キャラクターの鋭い個性、
哲学的セリフまわしなど、
どれをとってもレベルの高い才能とセンスを感じます。
強いからこそ壊れるシロとクロの関係。
個性的な作品でありながら、
普遍的な多くの感動を秘めている傑作です。

◇この作品の個人的価値=全3巻で 3000円也。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-06-12 15:43:14] [修正:2005-07-03 22:36:41] [このレビューのURL]

5点 イースト菌さん

松本大洋さんらしさが前面に出ている作品。
どちらか一方では生きていけないクロとシロ、けれど互いに壊してしまう。
松本大洋さんらしい作品ではあったが、これといった印象は残らない。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-06-20 03:40:11] [修正:2005-06-20 03:40:11] [このレビューのURL]

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