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7.05点(レビュー数:34人)

作者木多康昭

巻数24巻 (完結)

連載誌週刊ヤングマガジン:2005年~ / 講談社

更新時刻 2011-04-15 20:22:33

あらすじ 宇都宮の大地に降り立った転校生・佐藤十兵衛。その圧倒的ケンカテクニックは転校初日、早くもクラスメイトの知るところとなる‥‥。十兵衛は普通の高校生活を送りたいだけなのにぃぃ!今しかできない事、たくさんしたいだけなのにぃぃ!気がつけばいつも敵だらけ、十兵衛の明日はまだ見えない!

備考 長期休載を経て2014年2・3合併号より第二部が開始し、『喧嘩稼業』(けんかかぎょう)とタイトルが改められ連載が再開されている。---

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喧嘩商売のレビュー

点数別:
11件~ 15件を表示/全34 件

3点 Scroogeさん

ケンカする男たちの漫画。
潔さや正々堂々といったキレイごとを押しやり、
勝つために思いついた手段は全て使うのが当たり前の世界。

流血や怪我の描写も詳細で凄惨な印象が強い。
常軌を逸した戦いへの執着を表現するためか、
大体のキャラクターは精神的な歪さや悲劇的な過去を持っており、
作品の暗い印象を強めている。

力作ではあるが本当に楽しくない漫画でどうするつもりかと思っていたら、
「最強トーナメント」の開幕直前で第一部完となり、連載がとまった。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-03-27 14:50:46] [修正:2013-03-27 14:50:46] [このレビューのURL]

7点 nezuminokifujinさん

幕張の頃から変わってねえ(笑)

しかし、仰向けになって泣きじゃくりながら大人に欲求をぶつける子供の様な、自暴自棄で自滅的なギャグのスタイルをキープオンしていることがすごい

この作者には、いつまでも下の方から社会にはむかっていてほしい
その身を削る馬鹿馬鹿しい姿こそが、この漫画の笑いどころだと思う

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-08-04 04:04:44] [修正:2012-08-04 04:04:44] [このレビューのURL]

10点 asd5さん

多分、格闘漫画で一番面白いのはコレです。
ここまで濃いキャラ立てをしている(できている)漫画は、
格闘漫画に限らず全ての漫画を見渡してもなかなかないです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-03-02 14:48:03] [修正:2012-03-02 14:57:33] [このレビューのURL]

9点 イケメンさん

いやあ面白いです。
つまらないギャグパートはさておき、喧嘩パートは素晴らしい!
(未読の方の誤解を避けるために書いておきますが、ギャグと本格格闘パートは完全に分離されていますので、シリアスな場面で変なギャグが入ったりとか、そういうことはありません。そのへんはきっちり分けられています)

主人公十兵衛のアタマを使った戦略の応酬はわれわれの脳髄から全身の血管、筋肉を疼かせてくれます。

ここでは何度も言及されているかと思いますが、17巻あたりから始まる金田戦はとても優れた出来です。金田戦までの闘いでは、格闘テクニックやフィジカル面では格上の相手を、なんでもありの「喧嘩」に長けた頭脳派で毒舌家の主人公十兵衛が、何度も危機に遭いながらも見事な策で形勢を逆転し、翻弄する、といった流れなのですが、金田戦は一味違います。

競技としての格闘技にとらわれてしまっていたり、圧倒的な身体能力に寄りかかっていたそれまでの十兵衛の相手とは異なり、金田は十兵衛と同じく「喧嘩」に長けた男なのです。「勝敗は畳の上だけで決まるものではない」と金田は言います。競技スポーツとしての格闘技へのアンチテーゼが含まれたその発言には十兵衛の「喧嘩」スタイルと相通じるものがあります。

その二人が全力でぶつかり合う、そこに金田戦の醍醐味があります。
試合前の十兵衛と金田とのレストランでのやりとりから既に二人の戦いは始まっていて、そこからラストまでの流れはまさにパーフェクト。

文句を言うとするならば、試合中の文字での説明がやや多いことと、せっかくの流れと盛り上がりを寸断してしまう説明があること、そして合い間にどうでもいいギャグパートが挟まれていることです。

作者自身CGを使っていて、あまり絵はうまくはない(ところどころ筋肉が異常にでかかったり、おかしいところがあります。人体とは思えないところもあります。しかしトーンなどで徹底的に影をつけたり、絵を濃くしているのでそれなりに見えるようになっています。おそらくアシスタントの功績でしょう)ので、下手に絵を描くことにためらいがあるのかもしれませんが、そこは絵で説明できるだろ、というところを長ったらしい文字で説明してしまったり、そこは漫画としてマイナス。それとやや表現がクドイところがあります。もうちょっと全体の流れを意識して欲しいかな。
ギャグパートは好きな人もいるかもしれませんが僕は正直なところ、その分格闘パートが見たかった…という恨めしい気持ちしか感じません。しかしこれも木多先生が格闘パートの質を向上させるためのやむを得ない時間稼ぎと考えれば、しかたあるまい。そういう理由で片づけてしまえるくらい、格闘パートはオモシロイのです。

三巻あたりから本格的に喧嘩が見れるので(一応1巻にも2巻にもギャグ抜きの格闘はあるが短い…)、興味のある方はそのへんまでガマンして読んでください。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-07-15 18:30:59] [修正:2011-07-15 18:30:59] [このレビューのURL]

5点 columbo87さん

よくも悪くも木多漫画だなぁ、と。ギャグはギャグ、格闘は格闘で一応わけてはいるみたいですが・・・
これだと別の漫画でやれよ、って感じることが多いですね。
工藤との話しが中心になるのかな?と思ったら、毎回オムニバス形式でキャラクタを出していって、なにがしたいのかよくわからなくなってきました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-06-01 12:48:10] [修正:2011-06-01 12:48:10] [このレビューのURL]

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