火の鳥のレビュー
10点 森エンテスさん
漫画の頂点。
この作品以降にSFを題材にした漫画家は勇気があると思います。
壮大な物語の中に込められたテーマ、漫画というメディアが生んだ空前絶後の名作中の名作です。
私が手塚治虫という天才に唯一ネガティブな言葉を投げるならば、「大地編」を読ませてくれなかった事でしょう。
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[投稿:2010-10-18 22:48:08] [修正:2010-10-18 22:48:08] [このレビューのURL]
9点 DEIMOSさん
広大かつ深遠なストーリー構成で見るものを圧倒させる。
「不死」というモチーフを扱い、人生とは何か?自ら生きる目的は何か?を改めて考えさせられる作品。
そして、その問いへの一つの解として、人生の根幹に位置づけられているのは、「愛」である。
多くは男女間の恋からはじまるが、兄弟愛、家族愛、人間愛など愛の形も多岐にわたる。「愛」なき人生に幸福はない、猿田彦の叫びは我々にそれを教えてくれる。
晩年の手塚絵は往年のディズニー画のバタ臭さがあるという印象だったが、改めてみてみると、さほど違和感はなく読めてしまう。それだけ、ストーリーに散りばめられたスパイスが話に重量感を与えているということだろう。
手塚の懐の深さを改めて実感できる作品。
よしんば、子供の頃に出会いたかった。。
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[投稿:2010-09-26 15:17:48] [修正:2010-09-26 15:17:48] [このレビューのURL]
6点 そのばしのぎさん
ライフワークとはいえ、共通のテーマが流れている訳でもない。
火の鳥が出てくる必要があったのか?と思える編も多い。
羽衣編などは初掲載時の台詞を全部書き直して、全く違う話になってしまっていたり、それに続く望郷編なども迷走してしまっている。
個々の編で読むと面白い話もあるのだが、組曲的な総合評価はできない。
ただ、手塚治虫の漫画家生活を語るに欠かせない漫画ではある。
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[投稿:2010-09-23 16:44:15] [修正:2010-09-23 16:44:15] [このレビューのURL]
10点 y@m@d@さん
「読 ん で お け ! !」
以上
え?短い?
じゃ、もう一言
「ガ キ に 読 ま せ ろ ! !」
強制させずに、さりげなく誘導して読ませるのがミソ(笑)
うまく食いつけば、勉強そっちのけで最後まで読むぞ。
目先の勉強時間は減るけど、
そいつの人生Totalで見れば大きなプラスだ!
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[投稿:2010-09-13 22:55:59] [修正:2010-09-13 22:57:07] [このレビューのURL]
10点 auto_arrayさん
「無人島になにを持っていくか?」
と問われたら、「火の鳥」とくに「鳳凰編」と答えたい。
おまえの生んだ仏はおまえだけのものだ。
誰にもまねられぬ。
だれにも盗まれぬ。
その言葉が常に自分を勇気づけてくれます。
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[投稿:2010-06-26 00:08:00] [修正:2010-06-26 00:08:00] [このレビューのURL]
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