みどりのマキバオーのレビュー
8点 二軍Tシャツさん
とてつもない名作でありながらも、その絵柄やテーマが取っつきにくいせいか、いまいち名作としての知名度が無い報われない作品。
しかしまぁ、なんという構成力。
話の内容は王道ど真ん中なんですが、つの丸(先生)がそれをやるとなんともまぁ面白いこと。
オグリキャップを意識したようなマキバオーの活躍、最強のライバルとしてマキバオーの前に幾度となく立ちふさがるカスケードは、さながら力石のよう。
そしてなんと言ってもチュウ兵衛親分・・・
熱くて笑えて泣ける、三拍子揃ったこの作品は、ある意味「究極」と言えるのではないでしょうか。
本当に作者が競馬を愛してやまないのが伝わってきますね、「有馬記念」と聞いただけで泣きそうですよもう。
・・・ただし皆さんが言うように第二部、少年ジャンプらしいといえばらしいのですが、正直蛇足でした。(ただし終わり方は素晴らしかった。)
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[投稿:2009-12-03 00:01:13] [修正:2009-12-03 00:01:13] [このレビューのURL]
6点 メカざわさん
競馬漫画。絵はギャグ風。
競馬というニッチなテーマを選んでおきながら、読者を選ばない作品を描いたつのまる先生に脱帽です。競馬漫画はいくつか読みましたが、どうしてもご都合主義な展開と堅い描画がつまらなく感じてしまうものです。そんな常識を打ち破ったのが本作品。
ギャグタッチな作風も中でも、メインである競馬はいたって真面目に描かれている。つのまる先生は本当に競馬が好きなんだなと関心する。適正や条件、馬の気象の騎乗の影響。他の真面目な競馬漫画もはだしで逃げ出すくらいの書き込まれた世界は秀逸としか言いようがない。何より、競馬には絶対はないと言えるようなドキドキする描写・展開は、実際の競馬のように馬を応援したくなるような表現であった。
これを読んでいた当時は競馬のことは知らなかったので、そこまでの評価ではなかったかが、競馬のことを知ってあらためて本作品を読むと、いかに素晴らしい世界を描いていたのかが良く分かる。
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[投稿:2009-08-19 03:33:45] [修正:2009-08-19 03:33:45] [このレビューのURL]
8点 ありゃりゃさん
マキバオーの口癖
「なのね」は
頭の中にこだます魔法の言葉
競馬マンガって凄い!
ほんと「ギャグと真剣勝負」で魅了される
典型的な<努力、友情、勝利>のジョンプ精神。
珍味に近いおもしろさで「感動」を味わうなんて……
とりあえず読め。
いくら書いてもヘンな言葉でしかでてこない。
たとえば
競馬場のおっさんがハゲで、服装なんかアレで。
タラコ唇に鼻水。いつも人差し指は鼻の穴の中。
……見事な「つの丸」ワールド全開だよ!
最後に一言。
本棚に残る数少ないマンガなのね
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[投稿:2009-08-01 09:06:11] [修正:2009-08-01 09:14:22] [このレビューのURL]
8点 たこやきさん
絵でギャグかと思うが試合の熱さは保証します。
1部の完成度は非常に高いが2部は蛇足くさい、悪くはないが1部に比べると劣る。
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[投稿:2009-01-15 00:42:25] [修正:2009-01-27 03:34:56] [このレビューのURL]
7点 bugbugさん
登場人物はほとんどアホ面で
観客はみんな裸
くだらないギャグのオンパレード(笑えるけど)
なのに
どうしてこんなに泣けるんだ
競馬に関するドラマやロマンがすべて詰まっていて
それが王道スポ根と見事に融合した傑作であると思う
未読の方は騙されたと思って読んでみてほしい
この作品ほど、2部が蛇足で邪魔に思える作品はないことを
追記しておきます
1部で完結していれば・・・
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[投稿:2009-01-26 23:32:12] [修正:2009-01-26 23:34:00] [このレビューのURL]
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