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7.36点(レビュー数:22人)

作者山田玲司

巻数15巻 (完結)

連載誌週刊ヤングサンデー:1991年~ / 小学館

更新時刻 2011-05-24 21:13:05

あらすじ モテない生物オタク少年だった住田秋が、一目惚れしたユイの為に一念発起、イケメンへと変貌を遂げる。
(ただし中身はオタクのまま)

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Bバージンのレビュー

点数別:
6件~ 10件を表示/全22 件

9点 yokatopiaさん

最初は絵がうまくないので、あまり読んでませんでしたが、読んでみるとハマリました。
特におとこは、のほほんと幸せを待っていても、よほどラッキーでない限り幸せにはなれないというのが、身にしみてイタイです。また、頑張っても目的をはき違えると、ベクトルが違うところに行ってしまいます。あと、本気になっているオトコには周りも協力してくれる(ことが多い)という作品です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-12-21 21:32:45] [修正:2008-12-21 21:32:45] [このレビューのURL]

7点 ずんどこponさん

[ネタバレあり]

絵、読みづらいです!
しかしバキと共に男のロマンで賞を差し上げます。
善くぞキモオタからここまでのイケメンに変貌を遂げたものだ。
マンガとはいえ、惚れた女への努力には頭が下がる。
昔の写真とは骨格が違う気がするが笑
「童貞カメオタク」。
最初は秋に対して見下した感じで見れてこの悪口も痛快なんだが段々スゴイ奴に見えてきてそのあだ名が似合わないと感じるようになる。
たまにまた出ても親しみがすでに湧いてるんだよね。
嫌いだった奴を認めざるを得なくなってきたというか・・・
ユイのおっぱいに傷があるくだりは自分的には無くても良かったと思うんだが(そんなの無くても弱いトコロ見てきたし)
夢と女は同価値なんだよね。ルパンもそう言ってたし。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-11-10 22:41:50] [修正:2008-11-10 22:51:54] [このレビューのURL]

9点 Kino.さん

恋愛漫画の中では最高峰の部類に入ると思います。序盤はチャラチャラした男として、外見や恋愛テクニックといった部分でしか秋に女性から見た魅力がありません。しかしアリサやモトミ、ミルと出会っていくうちに、男としてどう振る舞うのが一番魅力的なのかを十分に示してくれます。彼こそまさに真の男であり、いまでは絶滅したBバージンです。
周囲の女の子がそれぞれみんなほっとするようなラストを迎えてくれるのがまたいいです。なぜかといえばみんな魅力的な女性であり、彼女たちの幸せを応援して読んでいる自分がいたからです。でも自分としてはやっぱりミル派かなぁ。彼女のように自分と趣味があって理解力のある女の子が理想です。しかし秋が最後までユイで貫けたのは男として尊敬します。絵はそこまでうまくないですが、恋愛や人間的な成長をうまく描けたいい作品だと思いました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-10-29 20:29:37] [修正:2008-10-29 20:29:37] [このレビューのURL]

8点 右から左へ。さん

[ネタバレあり]


古本屋で全巻で500円という超破格の値段で手に入れたので、あまり期待はしていなかった。だが、思いのほかお値打ち品であった。

私はこの漫画を主人公である秋の成長の物語として読んだ。

作品のほぼ全ての場面で三角関係であり、モテモテで美形、恋愛テクも抜群のコテコテの主人公は、何と実は童貞のカメオタクだった、というわけわからん設定に戸惑いつつも読み進めた。主人公の整形でもしたのかというほどの変わりっぷりに、まずは突っ込まずに読み進もう。彼は1年半の修行で変わったのだ。

序盤のアリサとユイの間で主人公が揺れ動くときは、確かに他のレビュアーの述べるように普通の恋愛漫画っぽい。普通にかっこつけたがりで、弱みを見せず、完全人間(何だそりゃ)な秋。序盤はヒデを代表とする脇役のナイスなキャラもあって、話が面白い方向に進んでいく。

中盤、モトミと秋がユイをめぐって死闘を繰り広げる。PK勝負あたりから終盤への布石が敷かれ始めたと思う。ヘルスケがちょっと無茶な設定だったとは思ったが。とりあえず、ここまでは普通の恋愛漫画として読んでいた。

終盤、秋が水族館でバイトを始めた頃から本格的に漫画の路線変更というか山田玲司の本当に訴えたいものが出てきた。10巻ぐらいでまとまった作品になっていたとしたら、趣の異なる、単なる普通の恋愛漫画で終わっていたのではないか。作者の山田玲司は15巻の巻末で、この漫画の真のテーマは「生きてるのってまんざらでもないよ」であると語っている。上記のテーマに沿いつつ、この漫画を、恋愛やその他諸々の事案に対する中での秋の成長の物語としてとらえるならば、この展開はアリではないだろうか。ラストもすっきりとまとまっていたし、そんなに悪い展開でもないように思われた。彼こそ真の男として成長した。応援したくなる主人公像である。最後までBバージンを貫いた秋は格好よかった。自分のすべてをさらけ出して、相手といいところだけでなく、苦しいこと、いやなこともわかちあう。そういった恋愛の理想像が、説教臭くない程度に作者から語りかけられた気持ちになった。

全体的に見て面白い漫画だと思う。序盤、中盤、終盤とそれぞれ趣を変えつつも、根幹のテーマはぶれていない。山田玲司の訴えたかったものは、上記のテーマとともに、恋愛を通じた秋の人間的な成長に尽きると思う。人によっては、生活に影響が出てしまうほど読みふけってしまう漫画。8点。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-10-26 22:07:16] [修正:2008-10-26 22:07:16] [このレビューのURL]

6点 アインさん

Bバージン、それは今も減りつつある 少女の夢 男の中の男
恐るべき 住田 秋!
ほとんどのヤツはミルにいくよ  てか俺は

   
    なぁ〜〜  そうだろ?

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-08-22 10:39:55] [修正:2008-08-22 10:39:55] [このレビューのURL]

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