3月のライオンのレビュー
9点 テムさん
自分が他者から必要とされているという事を実感出来ないまま
生きてきた主人公が将棋という唯一無二の才能を通じて、
様々な人と出会い、人間として成長していくというマンガ。
そのため将棋場面だけではなく、主人公を取り巻く人々との関係性や生活、
心理描写描がたくさん出てきます。
なので純粋な将棋マンガがみたいという人からしたらなんか違うな、寄り道ばっかだなと感じるのかもしれないけれども、これはあくまでも将棋を通じて、一人のやさしいけれどとっても不器用な男の子が成長していく物語。そこを踏まえたうえでこのマンガを読むとわりとしっくり読むことが出来るのではないでしょうか。将棋パートもちゃんと本格的だし。
優しさ、気高さ、生き様 このマンガにでてくるキャラクターは皆、
しっかり持っていてこのマンガを読むたびに勇気をもらえます。
勇気っていうかがんばろって思える感じかな。
そんなマンガを名作といわずしてなんといえようか。
うん。つーか、これほど周りの人間に恵まれたコもいねえっう話ですよ。
環境、うらやましすぎなんですけど。
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[投稿:2014-03-31 23:47:36] [修正:2014-03-31 23:47:36] [このレビューのURL]
8点 ディーノさん
点数にブレがある作品のようですが、私的には名作だと思います。
ドキドキするようなシーンはありませんが、読んでいて心があったかくなるし、優しくなれる作品だと思います。
主人公や三姉妹の優しさが胸にしみます。
このあったかさを描ける作者は素晴らしいなと初めて読んだときに思いました。
一方でストーリー自体の進みは遅く、完結すんのか?中途半端に終わるんじゃないか?という点が心配。
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[投稿:2013-04-06 20:48:36] [修正:2013-04-06 20:48:36] [このレビューのURL]
4点 勾玉さん
将棋を題材にしているけど、話の主題と言うよりは添え物と言った感じ
キャラ一人一人の人間関係や生い立ちが掘り下げられ
6巻からは、いじめの問題まで絡んでくる辺り
作者がこの作品で真に描きたいのは人間の内面部分なのかな、という気がします。
感傷的でポエミー(詩的)な主人公と、
人間関係のもつれに焦点が当たる作風とが相まって
やっぱり根底は少女漫画だな、という印象ですね。
あとは、将棋界の人間がやたら主人公を「思い上がった自信家」
または「自我の強い自己中心人物」といった風に評するのですが
家族を失い早くから自立し、他人のために何かしようとしてる主人公と、
この人物評が自分の中で全然一致しないんですよね‥。
こと将棋に関しては、自我が出てるのかもしれないけど
その言葉を裏付けるような思い上がった行動や言動も
そこまでクローズアップされてるようには思えません。
何か単にそういう台詞を言わせたいだけって感じが強いです
「思い上がるなよ」っていうメッセージ性だけ先走って、内容と一致してないと言うか…
結構鼻につく台詞が多くて、段々楽しめなくなってきました。。
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[投稿:2012-11-05 16:38:20] [修正:2012-11-09 12:20:46] [このレビューのURL]
3点 nezuminokifujinさん
普段、少女漫画は読まないんだけど、やっぱり自分には全く合わなかった。
作者の描く主人公(男)に魅力を感じない、世界観も好きになれない。
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[投稿:2012-08-04 02:00:33] [修正:2012-08-04 02:00:33] [このレビューのURL]
7点 torinokidさん
一応将棋マンガなんだろうな。
とても面白いと思う。
とくに「プロ」達の描き方は秀逸。
嫌になるほど深い内面描写には感嘆せざるを得ない。
恋愛至上主義な「ハチクロ」より
本作品の方が個人的には趣味に合う。
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[投稿:2012-05-03 00:41:06] [修正:2012-08-03 08:07:27] [このレビューのURL]
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