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6.62点(レビュー数:86人)

作者村田雄介

原作稲垣理一郎

巻数37巻 (完結)

連載誌週刊少年ジャンプ:2002年~ / 集英社

更新時刻 2012-08-21 12:47:13

あらすじ 泥門高校1年・小早川瀬那。気弱な性格が災いし、幼き頃よりパシリ人生を送ってきた。だがそのおかげで(?)ズバ抜けた俊足を持つ瀬那は、悪魔のごとき男・ヒル魔によりアメフト部へと引きずり込まれるが!?

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アイシールド21のレビュー

点数別:
16件~ 20件を表示/全86 件

6点 森エンテスさん

題材はアメフトという、日本ではマイナーなスポーツですが、物語の展開は王道のスポーツ漫画でクオリティは高いです。

序盤から全国大会までの流れは素晴らしいのですが、終盤の世界戦で物語が広がらなかったので、マイナス1点です。

間違いなく楽しめる良作であると思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-03-18 20:26:40] [修正:2011-03-18 20:26:40] [このレビューのURL]

5点 ジブリ好き!さん

「才能」と「努力」、そういったテーマが結構出てきて、アメフトやっている人に言わせれば超人スポーツ系なんだろうけど、実は「ピンポン」なんかに近い作品かなと思う。
主人公サイド以上に、進との距離に迷う桜庭・栗田に勝てない大田原・金剛兄弟なんかの対比や葛藤、葉柱や夕陽ガッツの想いなど、敵サイドの方が感動的で魅力的でした。


面白いんだけど、真剣勝負の中にもギャグ混じりなのがちょっと好きじゃないんだよなぁ…
最後のアメリカ戦は完全に超人スポーツ系になり下がったけど、伏線回収のためには世界戦自体は必要だったと思う。

いずれにせよ、日本ではマイナーなアメフトを題材にここまで連載したってのは、(誉めすぎかもしれないが)当時はマイナーだったバスケを題材に誰もが認める名作・スラムダンクを描いたこと並みにすごいことかもしれない。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-12-11 00:53:06] [修正:2011-01-09 13:28:53] [このレビューのURL]

7点 ミーくんさん

展開のテンポがすごくいい
ここぞという場面での技の出し方もいい
なによりそれを実現できている画力の高さ

一回の試合も長くなくダラダラしないで読める
vs神龍寺、vs王城は本当におもしろい!

決勝のvs帝国の後、世界戦のためか余韻が全然無いのが残念
世界戦はおもしろくないのでアナザーとして楽しめれば・・・

ギャグ成分が弱いけど、スポーツ部分は圧倒的にアツい
「スポーツ漫画はあり得ないぐらいが丁度いい」という人にはオススメ

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-12-04 14:08:49] [修正:2010-12-04 14:08:49] [このレビューのURL]

9点 真っ赤乱さん

確か中学校の時だったかなあ。
SLAM DUNK 1 (ジャンプ・コミックス)/井上 雄彦

が始まったのは。それまでバスケというスポーツをなんとなくしか知らなかったのだけど、この漫画でより詳しくなった。

でもこの場合バスケの知識はゼロではないので、マンガでスポーツを覚えたとは言い難い。

でも僕には本当にマンガでルールや楽しさを全て覚えたものがある。それは

アメリカンフットボール

昔は週刊少年ジャンプは欠かさず読んでいたのだけど、大人になるにつれ読まなくなった。

そんなとき、友人にこの漫画を薦められた。


アイシールド21 1 (ジャンプ・コミックス)/村田 雄介

アメフト全然ルール知らないし、本当に面白いのか、ちょっと疑いながら購入。

マンガの中できちんとルール説明をされているので、僕にも読みやすかった。

またこのマンガは主人公以外のキャラがしっかりしているのがすごいなあと思った。

その中でも僕の一番好きなキャラは主人公の高校のQB。

簡単にどんな奴かというと、アニメではロンドンブーツ1号2号の田村淳が声をやっているのだけど、僕的にはピッタリと思ったようなキャラです。

後半はちょっとかけあしな感じで終わってしまったけど、ハマった漫画の一つです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-10-13 09:34:02] [修正:2010-10-13 09:34:02] [このレビューのURL]

8点 えりくらさん

 それはもしかしたら、かけっこであったかもしれない。

 勉強でも、スポーツでも、ゲームでも、図画工作でも、少し出来るようになってくると楽しい。楽しくなれば、もっと上を目指したくなってくる。仲間内で、クラスの中で、学校の中で、同じ地区の中で。やったからには、それを志したからには、どうしようもなく湧き上がって来る譲れない思い。

「一番になりたい」という思いだ。

 その欲求を満たすため努力をし、積み重ねた努力をもってして勝負をする。そして、勝つ。勝ったら、次。勝ったら、次。どんどんと高みを目指して邁進する。

 だけど、それをくり返すうちに段々と現実が見えてくる。世の中には凄い才能を持った人たちがいて、その人たちも自分と同じように「一番になりたい」と思い、日夜努力を続けている。負けたくない。だけど。ある日胸の内に一つの懸念が宿る。どんなに努力をしても、どんなに必死にそれを願い続けても。才能の差で、体格の差で、頭脳の差で、努力の差で、ちょっとした運の差で、それは叶わないのではないか。

 ひょっとしたら自分は「一番」にはなれないのではないか?

 そこで、自分の可能性を見限り、一切を諦めて生きていくことも出来るだろう。多くを望まなければ、泥沼に浸かっているような毎日でも、それなりになんとかやっていける。

 だけど。

 これは、そんな泥沼の中から力強く立ち上がった少年達の物語です。






 批判の多い終盤の展開も作者の「書きたかったこと」を考えると充分に頷けるんだけど、もう少し上手くやってくれたらと思わなくもありません。編集側の思惑もあったのかもしれないけど。アメリカ戦は最後に引き分けになったのは良かった。圧倒的な才能を持った阿含や峨王、大和ですら敵わないアメリカの選手達も実は同じなんだよ、と。

 それよりは、試合の終盤に差し掛かった所で敵側の選手が泣き言めいたことを言い出すシーンが何回かあるんだけど(巨深戦の水町、白秋戦の如月とか)、その方が気になった。アスリートとしてどうなのよ。

 あと、終盤になって突然次の対戦相手のことを喋りだす奴。やられる瞬間、急に饒舌になって負けを認めだす奴。漫画的表現というのはわかるけど、うーん。ジャンプ漫画全体にいえることかもしれませんけど、そういった漫画的表現のマニュアルに沿った手続きを踏むことに一生懸命になりすぎてやしませんかね?

 色々文句もありますけど、これを越えるジャンプ系スポーツ漫画は近年見当たらない、というレベルの漫画であることは間違いありません。おすすめ!

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-09-20 05:36:45] [修正:2010-09-20 06:17:48] [このレビューのURL]

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