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6.78点(レビュー数:23人)

作者花沢健吾

巻数4巻 (完結)

連載誌ビッグコミックスピリッツ:2004年~ / 小学館

更新時刻 2010-03-10 19:27:55

あらすじ 金ナシ、女ナシ、おまけにブサイク! 
三拍子そろったダメ男・坂本拓郎(30歳)が辿り着いた先は、3D美少女ゲームの仮想現実世界…!!

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ルサンチマンのレビュー

点数別:
11件~ 15件を表示/全18 件

8点 かずーさん

 
素直に好きだなあ、この漫画。

一気に突っ走って読んでしまう、っていう感じじゃないんだけど、
ジワジワと面白さを感じてくると言うか。

途中どこに行くのか?、という展開だったけど、最後は何か切なく
しかし微妙なハッピーエンド?で、何か目が潤んだ。

プチSFとヒューマンドラマが上手くハマった良作だと思います。
 

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-02-03 11:46:59] [修正:2010-02-03 11:50:24] [このレビューのURL]

連載終了して数年になりますが仮想現実の技術開発のニュースが出るたび
未だに「『ルサンチマン』の世界に〜」という言い回しをちらほら聞きます。
4巻と比較的短いながらオタク界隈ではなかなかの印象を与えた漫画。
というのもこの作品
仮想現実で女の子とイチャイチャといういわゆる二次元オタクが
妄想しがちな理想郷をかなり詳細に描写しており
一部で非常に惹きつけられる世界設定を持っているのです。

ストーリーは実際の現実と折り合いをつけつつ仮想現実にはまっていく
主人公をめぐるハード?SFですが作品全体が上手く練りこまれていません。
開発者の存在や暴走するAI、仮想現実を支配するボスの正体など
個々の素材はなかなか素晴らしいのですが中途半端に出ては退場したりと、
非常にバタバタ詰め込まれています。
ストーリーはなんとかまとめたものの仮想現実が本物の現実を超えられるか?等々の
テーマが上手く伝わらず消化不良といった感じです。
作りようによっては傑作になっただけに非常に惜しい作品。
…でもやっぱり世界観は魅力的なのでこの点数でw

この種のコンプレックスへの葛藤をテーマにした作品は
まだまだ主張してもしきれないほどの鬱屈さとそれ求める土壌があるため
これからますます開拓されていく事とは思います。
とりあえず二次元最高!を掲げる人は通過儀礼として読んでおきましょう。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2009-10-15 00:09:18] [修正:2009-12-03 00:51:22] [このレビューのURL]

8点 bugbugさん

アイディア自体は割とよくあるものなんですが
きちんと練り込まれていて、世界観の構築は見事です
現実世界と仮想世界のギャップが狙いすぎなんですが、笑えます

短い巻数できちんと起承転結あり、まとまっているのが高評価の理由ですが、完全に男性向け漫画。女性には全力でお勧めしません

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-01-22 22:49:17] [修正:2009-01-22 22:52:00] [このレビューのURL]

6点 リヴィエラさん

バーチャル世界と現実を交錯させながら、非モテ青年(成年)の恋愛を描いた作品

現実と仮想現実の区別ができる人しか読んではいけない。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-06-21 22:18:21] [修正:2007-06-21 22:18:21] [このレビューのURL]

4点 rongaiさん

ゲームのことはよくわかんないけど、
漫画にも言えることだけどさ、
現実逃避はたまにしてもいいけど、
ちゃんと現実を直視できる強さは
ずっと持ち続けていたいなあと思う。

折角この世に産まれて来たのだから、
イヤなことがあっても、
できるだけ楽しくしようって心がけがあれば、
なんとかなるもんだと思うんだよね。

と、なんか読んでて思った。


ちょっとオタク向けの漫画なのかな。
めっちゃポジティブだったり、
心の強い人がこの漫画読んだらイラつくかもしれん。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-06-12 11:22:16] [修正:2007-06-14 16:18:44] [このレビューのURL]

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