ARIAのレビュー
9点 ITSUKIさん
地球歴2301年、かつて火星と呼ばれていた惑星AQUAの都市ネオ・ヴェネツィアで、一人前の水先案内人(ウンディーネ)になるために奮闘する水無灯里の日常をコミック1巻=1季節のペースで描く。
ストーリーといえば本当にこれだけです。
その何気ない日常の描写の仕方が素晴らしく魅力的でした。
正直最終巻買うの少しためらいました^^;
AQUAでの灯里たちの日常がもう読めなくなるのかと思って。
最終巻ではその「何気ない日常」をそのまま描いて終わるのかと思えば全く逆でした。
「ARIA」作品内での「今までの日常」の終わりを感じるキャラクター達と「ARIA」という作品が終わってしまうという読者である自分のの心情が見事にシンクロしました。
そのおかげで作品の終わりを惜しむと同時に、これからまた頑張っていこうという気持ちになれました。
素晴らしい締めくくりだったと思います。
この漫画を買おうと思っている方がいましたらひとつアドバイスします。
「一気買い」しない方が良いですよ。
一巻ごとに季節が移りかわるように描かれているため、実際の季節の移り変わりとあわせるように買って読むと一層楽しめるでしょう。
自分はほとんど一気に買ってしまったので若干後悔気味です。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-06-07 03:49:24] [修正:2009-01-31 15:31:12] [このレビューのURL]
9点 やますんさん
まず第1に「素敵な」漫画と言う
そして次に「何もない」漫画と言う
正確には「何もないがある」漫画
そして読後、心の中に「何かがある」
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-05-22 19:46:42] [修正:2008-07-10 00:19:51] [このレビューのURL]
9点 jonnyさん
平凡な日常が〜〜っていうけど
平凡すぎてなにが面白いのかわからなかった
久々に一度読んで放置してた1巻をなんとなく読み返してみたら
なんか異様に面白くて勢いで全巻買って読みきってしまった
なんなんだかな〜俺は
ということでプラス4点
いやもうね、平凡最高
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2007-01-28 22:52:26] [修正:2008-06-27 22:53:22] [このレビューのURL]
5点 souldriverさん
決して悪い漫画ではないと思うけど、果てしなく退屈だった。たとえるならアルコールの抜けた甘い白ワインという感じ。平たく言うと物語に酔うことができない。
設定に関して言えば、せっかくテラフォームされた火星が舞台なのに、風景がまんま古き良き地球のコピーというのがもうひとつ腑に落ちない。こう言うのは無粋かもしれないけど、わざわざ遥か火星まで開拓に行って時代遅れの街を作る理由はどこにあるのか…と思ってしまう。
雰囲気は底抜けに良く、僕があまり好きになれなかったのは単に絵柄が好みじゃなかったという部分も大きいと思う。
合う合わないはあるとして、一度読んでみるだけの価値はある。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-01-29 11:09:08] [修正:2008-01-29 11:09:08] [このレビューのURL]
3点 !根こそぎ般若!さん
景色然り人々然り、とにかく綺麗な部分のみを描く事に徹底した漫画ではないかと。
とても癒されます。そこに意義を見出すという人にはお薦め。
ただ、俺もこういうの嫌いじゃないけど、逆に心に余裕のある時に読んだりすると凄く退屈だったりする。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2007-08-26 17:43:38] [修正:2007-08-26 17:43:38] [このレビューのURL]
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