ARIAのレビュー
9点 赤音さんさん
現実のヴェネツィアの風習を交えながら、見習いウンディーネの成長と日常を描いた心温まるお話です。
ギャグ漫画のように爆笑できる所も、シリアス物のようにハラハラドキドキすることも、熱血物のように燃えるところもありません。
・・・が、そんな平凡なストーリーなのに、誰でも書けそうなストーリーなのに不思議と読んでるうちにARIAの虜にされてしまいます。
1巻読むたびに癒され、また1巻読むたびに癒される。
今では、そんな摩訶不思議な力を持つARIAに出会えて良かったと思いますし、恐らくこれから一生読み返し続ける作品になるだろうと思います。
ちょっと疲れた人に、心を暖めたいと思う人に、是非オススメしたい一作です。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-12-03 00:23:19] [修正:2010-12-03 00:25:14] [このレビューのURL]
10点 チョッパーさん
「何気ない日常の中にも小さな幸せがたくさんある」
ということを気づかせてくれた大好きな作品です。
心に響くというと陳腐な表現になってしまいますが、
この作品は私に強く訴えかけてくる"何か"がありました。
味気ない毎日を送っている、と感じている方がいれば、
是非ARIAを読んでみてください。
普段歩いていた道、なんとなく見上げていた空、気にもとめなかった草花…
そういうものに少しだけ意識を向けると、
そこはきっと、たくさんの「小さな幸せ」が溢れています。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-12-02 13:49:33] [修正:2010-12-02 13:51:32] [このレビューのURL]
9点 yukimasaさん
本当に何度も読み返しました。
絵は綺麗だし、キャラも多すぎず少なすぎず、読者がキャラの設定を忘れてイマイチ理解できないままに進むこともありません。
ストーリーもそれぞれの絆が本当に綺麗。絵の美しさが、ストーリーの美しさを後押ししているとおもいます。
ときには、非常に現実的な哲学であったり、ときには、異空間のような世界観で物語を進めたり・・・。
ストーリーの展開の仕方も、飽きさせることなく、巻数もそれほど多くなく、一日で読み返す気力が湧いてくるので、いつまでも本棚に居座り続けています。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-10-15 04:37:01] [修正:2010-10-15 04:37:01] [このレビューのURL]
2点 kogumataroさん
セリフと設定がいちいちわざとらしくて楽しめないです。
絵は好みが分かれるところじゃないでしょうか。
自分は綺麗だけど個性を感じないのであまり好きじゃないです
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-09-29 23:12:45] [修正:2010-09-29 23:12:45] [このレビューのURL]
9点 臼井健士さん
水の惑星となった未来の火星を舞台に、
地球からゴンドラ漕ぎとなるべく1人やって来た少女の日常を描く
「AQUA(水)」の続編とも言うべき新シリーズ。
まず驚くべくは「恐ろしいまでの絵の美麗さ」。建物・空・水にそれが顕著!
イタリアのベネチアというモデルはあるものの、これほどまでに繊細な筆で、
かつてベネチアの水上都市と、そこに暮らす人々の日常を紙面上に再現することが出来た作家はいなかった!
前作「AQUA」でもその絵の美麗さは際立っていたが、新シリーズに移行して
それにさらに磨きが掛かったのがスゴイ。
まるで異国の地に足を踏み入れ、自身がそこに滞在して共に日常生活を営んだかのような
錯覚に読者を陥らせるのはあたかも「作者の振る杖で魔法に掛けられるが如し」。
ストーリーは少女の日常と時に起こる火星のイベント・不思議な生き物たちとの交流と、
争いなどとは無縁な(主に)3人の少女たちの成長物語である。
永遠に続くと思われた楽しい日々・・・・。
が、それも終わる日が必ず来る・・・・・・・。
灯里がそのことを自身の成長と共に意識したそのとき!
読者も彼女と同じ目線で「人生における出会いと別れの意味」を
読前よりも成長した心を以って受け止められることだろう。
「アリア(詠唱)流れるとき、水(アクア)満ちて、全ての人の心、優しさに包まれる」
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-06-27 10:52:50] [修正:2010-06-27 10:52:50] [このレビューのURL]
PR