ARIAのレビュー
9点 fasterさん
雰囲気漫画の最高峰。
まず何より絵が綺麗。
人物もそうだが、何より風景が断トツで上手い。
こういう雰囲気だけで圧倒する画風は他の追随を許さない。
ストーリーも読んでいて心が温まるやら切なくなるやら、本当に色々な感情を持つことができる内容になっている。
美しい日常を綺麗に描ききっているなという印象を受けた。
こういう生活が送れたら幸せなんだろうなぁとつくづく思う…。
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[投稿:2013-07-25 02:09:35] [修正:2013-07-25 02:09:35] [このレビューのURL]
7点 Scroogeさん
ベネチアみたいに船で街を観光するのって優雅でいいよねーという漫画。
話らしい話はなく水の惑星での心地よい生活を短編形式で描いた漫画。
街のあちこちにこんな面白いところがある。
今日はこんなお客さんが船に乗った。
季節のお祭り。同僚や先輩との交流などなど。
平和な暮らしに安らぎを見出すエブリディマジックの系譜に連なる作品。
その安らぎや優等生ぶりは非現実的でうっとうしいほどではあるが、
舞台を別の惑星にしたことで、どうにか折り合いをつけた。
毎話ごとにキレイな風景が決めゴマとして登場する。
そこに説得力を感じるならば、高く評価できるだろう。
1巻から12巻までテーマを外すことなく高いクオリティで描ききった良い作品だと思う。
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[投稿:2013-05-21 00:09:28] [修正:2013-05-21 00:09:28] [このレビューのURL]
10点 念仏さん
私の人生の教科書。
仕事に疲れた時、元気をくれる。
そんなヒーリング系漫画。
アニメ版も素晴らしかった!
はっきり言って、合わない人には合わないと思う。
綺麗ごとが嫌いな人には合わないし、ご託や説教くさい台詞が嫌いな人にも合わない。
でもこの作品は、疲れている人を元気に出来る作品だと思う。
人はまったりゆったりでも成長出来る。
そんな作品。
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[投稿:2013-05-19 17:12:20] [修正:2013-05-19 17:12:20] [このレビューのURL]
7点 鋼鉄くらげさん
普通の漫画が「遊園地」だとしたら、この漫画は「遊園地」を楽しんだ後に旅館で入る「温泉」。
一般的な評価である「癒し系漫画」の称号そのままに、楽しむというよりは、読んで癒されるタイプの漫画です。
天野こずえ先生の作品は昔から大好きなのですが、先生の作品の魅力は何と言っても、そのシーンが生み出す世界観や空気感の温かさや美しさにあります。ここぞというコマは勿論のこと、一つ一つの小さなコマさえも、独特の世界観や空気感を生み出し、観る者にとっては、まるで自分が本当にその世界の住人として存在しているのではないかと錯覚してしまうほど、その「画」から「空気感」や世界観の「息づかい」を感じ取る事ができます。正に「世界が画面から溢れ出ている」といった感覚です。
「世界」を体感させ、共有させる能力。人はそれを作者が持つ「魅力」であると表現するかもしれませんし、「個性」であると表現するかもしれませんし、「才能」であると表現するかもしれません。いずれにしても、創造の果てにある「世界」とは強制的であり、かつ、問答無用に相手を引き込むパワーなのかもしれません。
話としては何か特別な出来事が起こるという訳ではなく、ネオヴェネツィアと呼ばれる近未来都市での日常風景を、四季折々淡々と紡ぎ上げていくような物語なので、物語としての起伏はほとんどありません。ですが、「天野こずえ」という作家の「空間美」を体感するには、充分すぎるくらいにとても素晴らしく、美しい作品です。
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[投稿:2012-01-13 22:28:06] [修正:2012-01-13 22:28:06] [このレビューのURL]
6点 でいすけさん
ゆったりとした時間の中で平凡な話やいい話が進んでいきます。私的には12巻で終わりと知っていないと物足りない感があり読み続けるのは難しいです。終盤は楽しく読み続けることができました。休日まったりしたいときや寝る前のひと時に読む作品ですね。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2011-09-25 11:23:36] [修正:2011-09-25 11:25:24] [このレビューのURL]
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