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8点(レビュー数:34人)

作者田村由美

巻数35巻 (完結)

連載誌月刊flowers:2001年~ / 小学館

更新時刻 2010-12-19 06:50:18

あらすじ 人類が滅びた近未来、政府プロジェクトにより冷凍保存されていた若者達が目覚め、次々と押し寄せる絶望と困難に真っ向から挑む

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7SEEDSのレビュー

点数別:
21件~ 25件を表示/全34 件

10点 columbo87さん

タイムスリップ物の部類。人類が滅んだ世界に種の保存を目的として残された4つのチームのお話し。
とにかく面白い、伏線の張り方、心理描写、これほど非現実にリアリティを感じさせる力量を持った漫画は見たことが無い。
弱肉強食の世界で人が人としてどう生きるのか、これから主人公達はどうなってしまうのか非常に気になって仕方が無い。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-06-04 10:52:21] [修正:2011-06-04 10:54:31] [このレビューのURL]

10点 gomaさん

人間が滅んでしまった近未来でのサバイバル。
これが非常に面白い!
変わってしまった環境や生物、植物、そして登場人物たちの心の動きや人間関係にドキドキしっぱなし。

少女漫画チックな絵に敬遠せず、ぜひとも一度読んでみてほしい。
絵は慣れるし、むしろクセになる。
経験からしても老若男女問わず楽しめると思う。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-01-30 23:36:12] [修正:2011-02-10 20:05:12] [このレビューのURL]

9点 エピオンさん

このサイトのランキングに出てきて読み始めたが、他の方々のレビュー通り先の展開が読めず、非常におもしろい。

絵柄は気にならなかったが、古臭い。


サバイバルに関すること、もしも本当にこのような事態になったら政府はどのような行動をするのか、ここにいたら自分はどのような行動が出来るのか、など様々なことを考えてしまう。

キャラクターの心理描写がしっかりとしていて、誰がどのようなことを考え行動したのか、しっかりわかる分感情移入しやすくどんどん読んでしまう。


多少のグロがあるが、そのようなことは気にならないくらい面白く読み進められる作品で、自分の生きるということに関する価値観は少し変わったと思う。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-01-10 23:02:08] [修正:2011-01-10 23:02:08] [このレビューのURL]

6点 bugbugさん

SFとか漂流とか人間関係のドラマ描写とか
私の好きな要素がこれ以上ないくらいちりばめられているのですが、
いまいち楽しめません。

SFガジェットがちゃっちいとか、サバイバルなのに呑気すぎるとか
それよりもむしろ
昨今の萌え文化に毒された私には、
主人公が可愛くなさ過ぎて閉口してしまうのが理由でしょうか。

最終的な評価は結末まで保留ですが、着地は難しそうです。
細々と設定したそれぞれのドラマを上手くまとめられればいいのですが

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-01-09 15:01:03] [修正:2011-01-09 15:10:09] [このレビューのURL]

9点 臼井健士さん

まずは「恐るべし、田村由美。」
内容的には「少女漫画」なんていう括り自体が「無意味」に思えてくるSF巨編。

舞台は「BASARA(バサラ)」と同じく、文明の滅びた未来の日本。
いや、時代としてはもっと先で、文明どころか人類そのものが滅亡したといってよい未来の地球。
こうなることを予想していた現代の各国政府首脳は、「春・夏・秋・冬」という季語の名前を持つ人間をそれぞれの季節ごとに数名ずつ集め、冷凍冬眠させて来るべき「人類滅亡後の世界」で目覚めるように手を打っていた・・・・・・。

さいとうたかを氏の「サバイバル」の未来版というと分かり易いか?。
あれをもっと原始時代風にして「少女漫画」と「SF」のエッセンスをミックスするとこうなる。
生き残った人々を襲う自然の猛威・野生の動物(怪物?)・地殻変動に火山噴火・・・そして・・チームの仲間が次々と死んでいくことによって「ひとりぼっち」となる孤独。

相変わらず田村先生は「少女漫画」でありながら、そんな枠組みを軽くブチ抜いていくような作品を描かれる。とにかく先の展開が全く読めない。置かれている立場からして、登場しているキャラたちにもそれは全く読めないだろうし、ひょっとしたら描いている田村先生ですら読めていないかもしれない。

それにしても現代における「人類の天下」なんて「地球の寿命」から考えれば、ごく僅かな期間に過ぎず、あれほどまでに発展していた文明が滅びたらまた原始時代に逆戻りする・・・っとていう正に「栄枯盛衰」の持つ不思議さ。

そして・・・・それ故に、「再度栄えることもできるのかもしれない」と、胸の奥に湧き上がる大いなる「希望」!。
「希望持たずに生きるは、生ける屍に等しい」と理解する。

男性読者の方、田村先生の作品を読めば「並の少年漫画」なんてブッちぎる面白さに驚愕しますよ。
男性こそ「この世界」を体感するべきだと思います。
興味を持っていただけた方は「まずはBASARA」からどうぞ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-12-18 22:23:22] [修正:2010-12-18 22:23:22] [このレビューのURL]

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