なるたる―骸なる星珠たる子のレビュー
7点 あくもさん
中学二年生の自分が読んだ時は衝撃的でした。
元は、「ぼくらの」という作品からこの作品を
読む事になったのですが、個人的には
面白い作品でした。
社会やらの淘汰などがよく作品の中に出てきました。
竜の子同士での戦闘はけっこうあっさりしていて
白熱するような形ではないのに被害が凄い・・・
ばんばん人が死に、やや追いつけない部分もありました。
暴力シーンも多く未成年にはお薦めできません。
ラストのエンドはキツかったです。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-06-18 21:09:26] [修正:2009-06-18 21:09:26] [このレビューのURL]
6点 グランパスさん
基本欝漫画ですが、主人公のシイナは天真爛漫な女の子です。
だからこそ、より一層欝が深まるのですが・・・。
で、友人の貝塚ひろ子の話が一番印象的ですかね。
彼女の最後なんかは心に来る物がありました。
中学生編になっても話に衰えた感じも無く・・・途中までは。
個人的にお父さんのロシアの話くらいから、あれ?って感じで。
そして話が進むにしたがって、ありゃりゃ最後失望ムナクソ悪い。
人がたくさん死にますが、ひろ子のときのような感慨はなく。
ただ人が死ぬ残酷な漫画だから、のり夫とかもあんな風に死なせた感じ。
キャラクターの描き方が良かっただけに余計に残念。
セカイ系とか言われてますけど、でも最後にセカイ系っぽい終わり方しただけで、そんな言葉で纏められてもなあ。
あんなジェットコースター式に畳められても。
まあ終末なんて、そんなもんかもしれんけどさ。
でも、この作者には欝系で貫いていってもらいたい。
そういう漫画家がいてもいい、ちょっと悲観的過ぎるかもしれんけど。
ただ終わった後に欝になるのは構わんけど、失望するのは嫌だ。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-01-13 02:31:25] [修正:2009-01-13 02:31:25] [このレビューのURL]
8点 ムキッキーさん
多くの方が、鬱漫画と聞いて怖いものみたさで手を出して
やっぱり鬱になって二度と読みたくないと思うか、
残酷だけど惹かれる童話のような吸引力にやられて繰り返し読んでしまうか、
非常に評価が二分する作品であると思いますが、私には面白い作品でした。
小学生から中学生へと成長する多感な時期の少女を主人公に据え
凄まじいまでにその運命を蹂躙する。凄まじい漫画でした。
主人公の無邪気さや明るさが徐々に失われていく様がリアルで。
暴力的表現の直接描写を控えめにしている分、精神的に結構きます。
また、全編通して不気味な竜の子のデザインは秀逸でした。
主人公のシイナが鶴丸丈夫を「鶴丸」と呼ぶのは
年上のお兄さんに対して名字を呼び捨てにしているので面白いですね。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-01-06 03:26:04] [修正:2008-01-06 03:26:04] [このレビューのURL]
10点 htさん
私は結構マンガを読むほうだと思っています。
その自分が読んだ中では最も衝撃的な作品です。
いい意味にしろ悪い意味にしろ終わりまで読んだ後
何も考えることができなくなったのは初めてでした。
マンガが好きな人は絶対読むべきだと思います。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2007-08-12 22:16:22] [修正:2007-08-12 22:16:22] [このレビューのURL]
8点 rongaiさん
たくさん子供が出てくるんだけど、
子供が子供らしく生きていけないんだよ。
しかもその子供がばかすか死んでしまうのだけど、
死ぬシーンもあまりに酷くて、泣けるとかを通り越して…
恐ろしい子ッ!って感じ。
絵も白さが目立つ描き方だから、余計に残酷に思えたり…。
一応、漫画に救いを求めている方には少々オススメできないかも。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2007-06-12 11:46:30] [修正:2007-06-13 18:19:38] [このレビューのURL]
PR