ベルセルクのレビュー
5点 まさあきさん
かなり昔に一気読みしたが途中で読まなくなってしまっていた漫画
古い漫画を処分しようとしてたら出てきたので久し振りに読み返してみた
うーん、以前も同じく途中で飽きたがやっぱ今回もギブアップ
そもそもこの漫画自体、作者が自身の考えた世界観に酔いまくっているものであり、エログロでありながら実は内容はすごく幼稚
高い評価を受ける画力ってのも、作者の考える最高にカッコイイ戦闘シーンやありきたりな解説的台詞がウダウダ続くせいでパラパラとページをめくるだけになってしまい印象に残らなかった
食傷気味になってきたところで24巻でいよいよ魔法が出てきてしまう
どうしてもこの魔法使いが出てくるところで「もうダメ」って呟いて本を置いてしまった
もしかしたら食わず嫌いでこの作品の24巻以降の面白さをのがしているのかも知れない?
自分には散々作者のオ●ニーワールドを見せ付けられた挙句にいきなり魔法世界はキツすぎる
やっぱ処分する事になりました
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2018-03-08 11:25:33] [修正:2018-03-08 11:25:33] [このレビューのURL]
8点 kitanoさん
何やかんやめちゃくちゃ面白い。とりわけ黄金時代編はえげつない。描写一つ一つの拘りと引き換えに、嘗ての勢いや迫力を失った作。まだ十分面白いが、画にフォーカスを当てて論じると、細かい描写の執念は凄まじいが、連載を経て動きを捉える力が衰えているように思う。画作りとカット割りの溝というか、宮川一夫を撮影に据え、岡本喜八のカット繋ぎにおけるテンポ感が振るわなかった映画「座頭市と用心棒」のような、そんな相性の悪さ・ちぐはぐ感を思い起こす。もう少し、動きに拠った画作りをした方が、本作の本質的な荒々しさと勢いがマッチするように思う。まあ何はともあれ、無事終結することを願う。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2016-03-13 21:07:32] [修正:2016-03-13 22:14:04] [このレビューのURL]
8点 そうすけさん
話としてはロスト・チルドレンの章
キャラクターはシールケの師匠さんが一番好き
「ダーク」って枕詞はついてしまうが、ファンタジーとしてとてもとても完成されている漫画。
多種多様な化け物たちのデザインも魅力的。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-09-11 17:40:52] [修正:2016-01-14 21:58:51] [このレビューのURL]
8点 greenawayさん
読み返すのは面倒であり、指輪物語等の正統派ファンタジーに影響を受けた要素はとってつけたような部分はあるが、全編的にシンボリックではあるが決め打ちはしてないために結末への予想がかなり難しい漫画ではある。肉感的なテーマとしては非常に面白いものがある。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2007-08-12 00:07:06] [修正:2015-12-02 16:17:07] [このレビューのURL]
8点 霧立さん
結局のところ蝕までが「面白すぎた」のがこの漫画の不幸だったのかもしれない。蝕までの面白さの本質はガッツとグリフィスの関係が織りなす夢と絶望、友情と裏切り、人生とは何かという人が一度は思い悩む「人間の内面」にこそあったのだが、盛り上がり過ぎてしまった作品は新たな面白さを求めて「一大ファンタジー叙事詩」を目指してしまった。
結果としてその後の話は世界観も戦闘もスケールアップしてはいるが、作品の生み出す熱量は比較にならない。そして壮大になりすぎた展開は作者の筆の歩みを遅めるとともに、「おそらく完結しないだろう」という緩やかな絶望を読者に与えている。
ゴットハンド達と彼らが創造する世界全てに答えを出す事に囚われず、ガッツとグリフィスだけの決着を描ききっていればあるいは…などと詮無い事を考えてしまうほどに勿体無い作品になってしまった。名作として完結させるというのはこうも難しいのか。とはいえ蝕までで十二分に作品の価値はあるのでこの点数。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2015-05-23 18:46:02] [修正:2015-05-23 18:46:02] [このレビューのURL]
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