ベルセルクのレビュー
8点 kitanoさん
何やかんやめちゃくちゃ面白い。とりわけ黄金時代編はえげつない。描写一つ一つの拘りと引き換えに、嘗ての勢いや迫力を失った作。まだ十分面白いが、画にフォーカスを当てて論じると、細かい描写の執念は凄まじいが、連載を経て動きを捉える力が衰えているように思う。画作りとカット割りの溝というか、宮川一夫を撮影に据え、岡本喜八のカット繋ぎにおけるテンポ感が振るわなかった映画「座頭市と用心棒」のような、そんな相性の悪さ・ちぐはぐ感を思い起こす。もう少し、動きに拠った画作りをした方が、本作の本質的な荒々しさと勢いがマッチするように思う。まあ何はともあれ、無事終結することを願う。
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[投稿:2016-03-13 21:07:32] [修正:2016-03-13 22:14:04] [このレビューのURL]
8点 そうすけさん
話としてはロスト・チルドレンの章
キャラクターはシールケの師匠さんが一番好き
「ダーク」って枕詞はついてしまうが、ファンタジーとしてとてもとても完成されている漫画。
多種多様な化け物たちのデザインも魅力的。
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[投稿:2008-09-11 17:40:52] [修正:2016-01-14 21:58:51] [このレビューのURL]
8点 greenawayさん
読み返すのは面倒であり、指輪物語等の正統派ファンタジーに影響を受けた要素はとってつけたような部分はあるが、全編的にシンボリックではあるが決め打ちはしてないために結末への予想がかなり難しい漫画ではある。肉感的なテーマとしては非常に面白いものがある。
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[投稿:2007-08-12 00:07:06] [修正:2015-12-02 16:17:07] [このレビューのURL]
9点 デビルチョコさん
圧巻なストーリーと描写。
ファンタジー漫画の最高峰。
後半の、人間と魔獣達が入り交じった格闘シーンには鳥肌がたった。
この作品はどのように終わるのだろう。。
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[投稿:2015-02-15 11:32:12] [修正:2015-02-15 11:32:12] [このレビューのURL]
5点 hinohikariさん
面白いです。黄金時代編は始まりから終わりまで、面白すぎました。
特に最後の「蝕」の衝撃は忘れられません。
ただの傭兵集団の鷹の団が、仲間としての信頼や絆を深めていき、次々と強敵を倒し勝利を重ねていき、ついには貴族にまでなって明るい未来が見えたと思った矢先に、団長のグリフィスそして鷹の団の転落が・・・・
グリフィスは捕まり拷問、鷹の団は貴族から逆賊へと
これだけでも中々絶望させてくれる展開なのだが、まだまだ序章
鷹の団はボロボロになりながらも、やっとの思いでグリフィスを敵の手から救出。やっと見えた希望が、しかしグリフィスの体は拷問でボロボロに・・・
鷹の団唯一の復活への希望グリフィスが、仲間に、読者に絶望を与える。
そこにさらに追い打ちをかけて、起こる「蝕」
この絶望展開からの絶望展開からの超絶望展開の流れは衝撃的でした。
しかし黄金時代編が面白すぎました。その後は「蝕」を超える展開は無く、
絵には迫力があるし、見ていて面白いのだが、
完結もおそらくしない点から考えても、わざわざ読む必要は無いかなというストーリーが続きます。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2014-08-26 06:32:50] [修正:2014-08-30 00:54:22] [このレビューのURL]
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