あらすじ
時代は2070年代(2075年以降)、人類は宇宙開発を進め、月面でのヘリウム3の採掘など、資源開発が商業規模で行われている。火星には実験居住施設もあり、木星・土星への有人探査計画も進んでいる。毎日、地上と宇宙とを結ぶ高々度旅客機は軌道上と宇宙とを往復し、宇宙ステーションや月面には多くの人たちは生活し、様々な仕事をしている。だがその一方では、地上の貧困・紛争問題は未解決のままで、宇宙開発の恩恵は、先進各国の独占状態にある。
主人公のハチマキは宇宙で働く会社員。主な仕事は宇宙のゴミ「デブリ」の回収作業。ゴミ拾いは大事な仕事だと自分を納得させつつ、当初の夢と現実の狭間でこのまま現実を受け入れるか、それとも夢を追い求めるか思い悩む。
備考
表題πλάνητεςは古代ギリシア語で「惑う人・物」、英語planet(惑星)の語源である。
2002年度星雲賞コミック部門を受賞。
2003年アニメ化。
プラネテスのレビュー
7点 なぱーむさん
2巻の時の目がギラついてるハチマキが好きです。
3巻脱力モードに入ってるし…
攻殻機動隊なんかとは違い、
あまり深く考えなくても楽しめるSF作品だと思いました。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2005-06-14 01:00:45] [修正:2005-06-14 01:00:45] [このレビューのURL]
4点 kenjiさん
最初は少し面白かった。
でも何だかどういう訳だが、この漫画ず〜っとヒーリングのような、環境音楽の様な、眠たく暗く単調でスローなBGMが流れている雰囲気が・・
明るいSF調になってればもっと点数上がったんですが。
何を言いたいかよく分からないし。
「奇跡」とか「愛」、「成長」、「精神」???
テーマを明確にして欲しかった。
時間つぶしくらいにはなるかな・・
4.5点
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2005-06-11 00:39:22] [修正:2005-06-11 00:39:22] [このレビューのURL]
5点 tamoriさん
絵の上達も早いし話が面白くないワケではないのだけど、後半の愛が云々 の話は正直ついて行けなかった。
個人的には、もっとSF路線で進めてほしかったな…。
週刊マガジンで始まった連載に期待しますかね。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2005-05-05 16:27:39] [修正:2005-05-05 16:27:39] [このレビューのURL]
7点 戦闘員Aさん
最初のほうは宇宙中心の話だったが2巻の中盤辺りから主人公であるハチマキの精神の話が混じる感じ。最初の方の宇宙の話も面白いがハチマキの葛藤の話も人間誰しもが時より思う漠然とした未来への不安などを描いたもののため共感できる部分もあって楽しめた
そういった作品が好きな人は読んでみてください
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2005-05-04 00:19:54] [修正:2005-05-04 00:19:54] [このレビューのURL]
4点 団背広さん
しっかり作り込まれた漫画だとは思います。思いますが、俺はこの漫画に納得できません。特に3巻以降の展開に。
1巻はすごく面白かったと思うんですが、2巻であーこれアレですか…もしかしてアレですか…とか思い始め、3、4巻でついに予想通りの展開に…
正直言って「愛」で決着つけてほしくなかった。しかもなんだかどんどん奇麗事を言う割合が増えてきて、精神論みたいなことばかり言い始めて実際は何も解決してないのにきれいにまとまった風に締められるのはどうも…
まぁ…一番ヤなのが4巻の犬の話なんですが。結局隣人からの苦情とか大家さんからの苦情とかはどうしたのさ。そんなんで毎日生活できていけんのか?
現実的なものがここにはない…理想を積み重ねてその理想は素晴らしいと言うばかり。それで現実を打倒できるんですかね。何かの解決になるんですかね。
感傷的すぎるよ、全体的に。「愛」はもういいんだってば…言われ尽くされてることなんだから、この作品でやってほしくはなかったなぁ。
あと4コマスベってると思いません?まぁ、そこは別にいいんだけども。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2005-05-04 00:06:06] [修正:2005-05-04 00:06:06] [このレビューのURL]
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