SUGARのレビュー
8点 DEIMOSさん
「The・天才」を描いたボクシング漫画。
天才への憧憬、一途な夢、誰しも持つであろうその感情を、いつ我々は失ってしまったのだろう。往々にして、それは、目の前に現れた「真の天才」に打ちのめされた時である。
そういった「天才」像を新井英樹が一癖も二癖もある表現で、面白おかしく描いている。
ボクシングの描画はむしろわかりにくい。攻撃なのか、防御なのか、スピード感をもって読むには記号性に欠く。
ただ、すさまじい速度をもって動いていることだけは確実に伝わる。
この「ひっかかりと圧倒的な感じ」こそ新井英樹の持分ではないか。
何か分からないが凄い。
気分悪いけど、続きが気になる。
したっけ、唯一残念なのは、挫折→再起の流れで突如として終る作品のたたみ方。
一貫した作品としてみると、ボクシング要素でもう少し魅せて欲しかった。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2009-12-26 22:17:52] [修正:2009-12-26 22:17:52] [このレビューのURL]
5点 HERONさん
確かに動きの描写はピカイチ。だが、序盤のリンが好きだった……ヒールだけど愛くるしいやんちゃボーズの頃のリンが……
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-07-22 18:40:06] [修正:2009-07-22 18:40:06] [このレビューのURL]
8点 canさん
面白い。面白すぎる。
一気に読んでしまったので、もう一度じっくり読み直そうと思います。試合の臨場感と緊迫感は凄いです。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-02-10 03:10:55] [修正:2009-02-10 03:10:55] [このレビューのURL]
9点 居酒屋さん
なんといってもボクシングの画がすごい 引き込まれる
あと天才といわれるが才能だけでなく下地(ダンス、欣二との殴り合い)と真面目に練習してるのがあるのがよい
リンの笑顔はいい そう思えるほどのキャラ立てと描写もしていた
八巻でおわったのは残念 確実により面白くなっただろう あとは進み続けるだけだったし
構成も完璧でした
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-12-23 12:46:05] [修正:2008-12-23 12:46:05] [このレビューのURL]
8点 kenkenさん
この人ほど「動き」を描ける漫画家はいないんじゃないかと思う
静止画は確かに下手じゃないがそこそこのもの
だが一度キャラを動かしたらその映像に圧倒される
ボグシングというもってこいの題材で、これが遺憾なく発揮されている
キャラの魅力も健在。過去作品のどれより娯楽に徹しているためよりコミカルなキャラが多い。特に中尾会長
豊富すぎる語彙で凡才をなじり周囲をあざ笑いながら華麗にリングに立つ主人公のボクシングは鳥肌もの
最終巻のラストの試合が丁度漫画のピークにきているため
読み進むほど面白くなっていき、エンターテイメントとしては一級品に仕上がっている
ブラックユーモアこそあれ、お得意の残虐描写は殆ど無いため、苦手な人にもオススメ
でもこの人の漫画、最初の1,2巻くらいがいつも微妙なんだよな
それがもったいない
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-07-16 11:05:59] [修正:2008-07-16 11:05:59] [このレビューのURL]
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