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7.1点(レビュー数:89人)

作者浦沢直樹

巻数18巻 (完結)

連載誌ビッグコミックオリジナル:1994年~ / 小学館

更新時刻 2012-10-15 04:09:50

あらすじ 主人公は将来を約束された天才的な脳外科医テンマ、彼のもとに頭に銃弾をうけた重症の少年・ヨハンが運ばれてくる。その少年を助けたことによりテンマの運命は大きく変わることになる。

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MONSTERのレビュー

点数別:
16件~ 20件を表示/全89 件

4点 まさあきさん

1巻から最後まで読んでの感想です。
医者であるテンマがヨハンを助けるシーンは「どうなるんだろう?」とかなり期待が膨らみました。確かに引き込まれたのですが、中盤当たりから、確かに伏線だらけだな・・と感じるようになる。
あまりにサッと読み流してしまった為、バイエルンの大富豪の秘書以降の話は記憶に残っていません。ラストもどうなったっけ?という程度。

浦沢氏の漫画は初めてだったが、点数評価ほど楽しめなかった。とにかく気になったのがあまりにいちいち「説明的すぎる」事。大人向けの漫画だと思ってたが、心情などをいちいち説明しながら行動するキャラクターには苦笑してしまった。
理解力のない読者の為のサービスなのか、はたまた作者の自身の無さの表れなのか。

期待してたぶん辛口になってしまいましたが、個人的には「まあ普通の漫画」でした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-07-08 07:41:12] [修正:2011-07-08 07:41:12] [このレビューのURL]

7点 kikiさん

連載時は雑誌買って毎号のようにハラハラして読んだものです。
なんとなく久々に読み返してみたら・・・やっぱりハラハラさせられ、
面白かったです。(ラスト知ってるのに)
またヨーロッパの街並みや風景がよく描かれてて、特にプラハは
旅心をそそられました。

ほんと作者は次々にエピソードを出してきて、サスペンスかと思えば
あたたかみのある人情系のエピソードがあったり読ませるのが上手い。
図書館編が一番盛り上がって後少し勢い落ちた感じがしますが、
それでも最後まで読ませる力がある作品だと思います。

ラストはわざと余韻を残すためにあんな終わりにしたのだと思って
気にしてないのですが、気になるのはテンマもニナも彼の頭打てない
んなら足でも打って監禁してこれ以上犯罪が起きないようにして
精神治療させればいいのにと思ってしまいました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-05-23 23:22:16] [修正:2011-05-23 23:22:16] [このレビューのURL]

7点 drop itさん

率直に、とても面白い漫画です。

導入部で一気に引き込まれ、中盤に散りばめられるエピソードも心温まるものから切ないものまでバリエーションがあり、だれることなく楽しめます。

終わり方については賛否両論あるようですが、私は肯定派ですね。というかあれでなくてはならなかったと思います。最終話では鳥肌が立つほど恐怖を感じました。「モンスター」=ヨハンだと思っていたのが、あっ違ったのか、と。全く予想していないところに恐怖の対象があったので、衝撃的でした。(あくまで個人的解釈ですが)

中盤までなら6点ですが、最終話が素晴らしいので+1点です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-05-12 09:52:13] [修正:2011-05-12 09:52:13] [このレビューのURL]

6点 torinokidさん

ホントに浦沢氏は読者を惹きこむのが上手ですな。
さすがです。

ラストはいつもの浦沢パターン。
「竜頭蛇尾」とは浦沢作品のためにある言葉か。
惜しいです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-04-12 11:57:00] [修正:2011-04-12 11:57:00] [このレビューのURL]

8点 森エンテスさん

名作と思います。
ここまで骨太の物語を最後までしっかり描いてくれた事に素直に感謝です。

内容はサスペンスとなるのでしょうが、作者特有の「人間を描く」部分がしっかりしているので、サスペンスに興味の無い方もハマれる作品だと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-03-17 01:16:02] [修正:2011-03-17 01:16:02] [このレビューのURL]

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