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7.1点(レビュー数:89人)

作者浦沢直樹

巻数18巻 (完結)

連載誌ビッグコミックオリジナル:1994年~ / 小学館

更新時刻 2012-10-15 04:09:50

あらすじ 主人公は将来を約束された天才的な脳外科医テンマ、彼のもとに頭に銃弾をうけた重症の少年・ヨハンが運ばれてくる。その少年を助けたことによりテンマの運命は大きく変わることになる。

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MONSTERのレビュー

点数別:
11件~ 15件を表示/全89 件

9点 ドルバッキーさん

こういうの僕は本当に大好きですね。

伏線がたくさんでてくる漫画って続きを読むのがとても楽しみになるんですよね。


自分で推測しながら読めるので、読み応えがありました。

でも後味が少し残る終わり方だったのが残念でした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-04-05 16:02:48] [修正:2012-04-05 16:02:48] [このレビューのURL]

7点 臼井健士さん

ハリソン・フォード主演の映画「逃亡者」をモチーフにしたのではないかと思われるサスペンス。

ドイツの病院に勤務する優秀な外科医として将来を嘱望されていた日本人医師のテンマが、上司の命令に逆らってまでして助けた男の子は「ヒトラーの再来」とまで言われるカリスマを持った怪物だった。

病院の院長殺害の濡れ衣を着る羽目になったテンマは、警察の追っ手を逃れながら自らが助けた怪物「ヨハン」を追跡していく!

若き日本人医師が自分の罪への決着を付けるべく放浪する。
だが、怪物ヨハンを巡る陰謀は欧州を股に掛けての大事件へとその姿を変える。
果たして、旅路の結末とは・・・・・?

冒頭から終盤まで極めて「ハリウッド映画的」な作品です。
映画をそのまま「漫画というフイールドに移行させた」と言っても過言ではない。

序盤から様々な謎・伏線が張り巡らされる中、ぐいぐいと引き込まれる手法は後の「20世紀少年」でも使われた作者お得意の手法です。

ですが、中盤から後半に掛けて中弛み感がし、結末へ。
結局のところ、謎は残った・・・・みたいな印象になってしまったのが惜しいです。

けれど、同じ漫画を他の作者に描けるか・・・と言われれば、やはり難しいということで、特別な位置を取る漫画なのかなんて思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-01-09 14:20:55] [修正:2012-01-09 14:20:55] [このレビューのURL]


物語の核心を追わせて、どんどん逃げていく。
それを読み手は追いかける。
その繰り返しではあるものの、とてもバランスが良い作品。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-10-27 23:52:09] [修正:2011-10-27 23:52:09] [このレビューのURL]

8点 chunya0816さん

解くことが不可能なパズル。
このモンスターという作品を例えるならば。

様々な人物が交錯する。それぞれの想い。

読み終わった後、猛烈に襲ってくる余韻。
正義とは?悪とは?モンスターってだれ!?

納得したいがために何度も読みなおすが、その度パズルは深みにハマり

またピースはバラバラになるのだ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-10-01 04:03:13] [修正:2011-10-01 04:03:13] [このレビューのURL]

9点 すぎモンさん

漫画を読んでいて、ここまで引きつけられ、ここまで次が気になるのは、浦沢直樹という人物が作り出す、唯一無ニの世界だろう。
物語は、自分が助けた少年が、自分が助けたせいで後にモンスターになるというサスペンスで暗い部分もあるが、時折泣かせる話しを入れてくる。それを入れる事によって飽きることを防ぐのかも知れない。
この作品から、浦沢直樹の独特の世界が始まったのは言うまでもない。複線に複線を重ねては、ストーリーは奥深くへ誘ってくれる。他の漫画家なら、複線の回収に困るものだが、この作品はちゃんと複線の回収をこなしている。
とても良い作品だし、満点もあげれる内容なのだが、オチが意味深でイマイチ。
オチが良ければ満点かな。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-07-14 22:22:34] [修正:2011-07-14 22:22:34] [このレビューのURL]

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