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8点(レビュー数:289人)

作者岩明均

巻数10巻 (完結)

連載誌月刊アフタヌーン:1988年~ / 講談社

更新時刻 2012-08-21 12:43:08

あらすじ ある日、空から多数の正体不明の生物が飛来してきた。それは、人間に寄生して脳をのっとり、別の生き物となって日常生活に紛れ込む。肉体ののっとられた部分は「考える筋肉」とでも言うべき特性を帯びていた。高い知性を持ち、刃物や紐などの形に自由に変形し、寄生した個体と同族を捕食の対象とする。捕食の際には寄生体全体が口となる。そのエサは人間…間一髪で脳ののっとりを免れ、しかし右腕に寄生された主人公の高校生・泉新一。その「右腕」・ミギーとともに始める寄生生物=パラサイトとの戦いを描く。

備考 モーニングオープン増刊に不定期連載されていたが移籍した。

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寄生獣のレビュー

点数別:
176件~ 180件を表示/全289 件

10点 櫻井さん

文句無しの傑作。深く考えさせられます。
10巻という冊数の中でよくあれだけ綺麗にまとめられたと思います。
良い漫画の見本です。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2009-05-10 15:18:47] [修正:2009-05-10 15:18:47] [このレビューのURL]

9点 もりのさん

この漫画はまず、恐らくは作者の実力である
「ケレン味のない絵」で寄生獣の不気味さや現実のうそ寒さを惹き立て
表面的な冷たさでこちらを緊張させます。

その後、人間をテーマにした巧みなネームで、緊張の緩和と共に深入りした読者の心を揺さぶるものと思われます。


かくいう自分も術中にはまり感動したからね・・・。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2009-04-05 14:20:01] [修正:2009-04-05 14:31:01] [このレビューのURL]

まさに「漫画というメディアを超え魂を揺るがし、人生に影響する作品」ですね。
マンガを読んでこんなに考えさせられることはもうないんじゃないかなと思います。
古い作品なのであまり読む機会がないとは思うけど、どこかで見つけたら是非手にとってみてほしいです。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2009-03-29 17:35:06] [修正:2009-03-29 17:35:06] [このレビューのURL]

9点 s.k.さん

[ネタバレあり]

命とは何たるか、人間とはなんたるかを考えさせられた

だんだん人間的な考え方から離れていってしまう主人公
どんどん人間に近づいていく寄生獣
人間意外の視点から見た人間の描写が非常にうまく、この二つの種の対比が非常によく描けていた

哲学的で深く、読めば読むほど底が見えない
他に類を見ない作者のセンスが光る作品だった
画力があまりないのが本当に惜しい
そういうわけで9点

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-03-22 04:04:25] [修正:2009-03-22 04:04:25] [このレビューのURL]

8点 umaidoさん

[ネタバレあり]

テーマがどうとかはおいといても娯楽作品として十分楽しめる

絵は派手さはないけど、寄生生物の通常じゃ考えられない動きとかうまく表現できている
人の顔とかもところどころでアップとか陰影つけたりとか印象付けるのも上手い
この作者はやっぱり漫画の才能があるなと思わせる

あとやっぱり寄生生物っていう考え方がおもしろい
人間以外の目から見た人間ってのはどんなもんかと考えてみたくなる
結局はミギーが「人間ってすばらしい」といってくれるんですが・・・
ホントの答えなんてわからないんでしょうね。種が違うんだから

クジラ守るために船沈めるような人たちに読んでほしい
まず人を守って、それからだろと

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-03-19 02:00:53] [修正:2009-03-19 02:00:53] [このレビューのURL]

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