寄生獣のレビュー
7点 yywwさん
とてもいい作品だと思うし、昔は熱中して読んだものだが、いま全体を通して読むと、SF作品としての深みと広がりのなさに不満を覚える。マンガとしては高いレベルなのだろうとは思うけれども、ここまで来るとついつい欲張りになってしまうのだろう。
端正でクリーンな絵は、当時も革新的だった。いまでも安心して読むことができる。
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[投稿:2008-12-20 15:36:04] [修正:2008-12-20 15:36:04] [このレビューのURL]
7点 レトさん
異種族との共存共栄と複雑な人間の本能と社会性の対比を堂々と描き切っている。作中で明確に「正義」を定義せず、小規模なスケールでまとめたのも良い。ヒロインに最後まで存在意義が感じられなかったのと殺人犯を殺して終わりという締め方が気に入らなかったのが残念。
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[投稿:2008-12-16 22:15:18] [修正:2008-12-16 22:15:18] [このレビューのURL]
6点 ピルクルさん
良作だと思いますが
映画の「ターミネーター2」を観て
清水玲子さんの「月の子」の後にこの作品を読んだので
あまり新鮮に感じなかったの。
似てるわけじゃないけど。
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[投稿:2008-12-13 20:08:53] [修正:2008-12-13 20:08:53] [このレビューのURL]
9点 rooruckさん
誰でもミギーに寄生されたくなるSF哲学漫画。
この漫画には口出せません。
9点なのは置き場所に困るからです。汚れたらショックなので。
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[投稿:2008-11-29 22:19:05] [修正:2008-11-29 22:19:05] [このレビューのURL]
9点 ネスネスさん
例えばHUNTER×HUNTERという作品の評価が賛否両論な一つの要因として、作者・富樫義博の「ものづくり」に対する姿勢が論じられている。
いかに作品の質が確かであろうと、
作り手の姿勢がその作品の持つ魅力・説得力をスポイルしてしまう可能性がある。
という事で、私はこの作品のレビューを書くにあたって、
作り手の姿勢を紹介しようと思う。
(これだけ他者のレビューがあれば作品に対する輪郭は掴めるだろうから)
「ものづくり」に対する作者・岩明均氏の価値観・姿勢である。
「漫画家にも作品に対する考え方がそれぞれあります。人気が続き需要があるうちはいつまでもキャラクターたちに活躍してもらうという無期限進行型と、物語が終了した時がやっと完成であるという作品完成型に分かれると思います。私は後者であり、現在の日本漫画界では少数派になるかもしれません。すなわち『寄生獣』は月刊連載という形をとりながらも長い長い一話の物語であったわけです。」
−完全版8巻の巻末インタビューより抜粋。
ナイスレビュー: 8 票
[投稿:2008-11-27 23:35:54] [修正:2008-11-27 23:35:54] [このレビューのURL]
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